かぎ編みといえば、編み方が複雑なもの・・・と、難しく考えてしまいがちです^^;
しかし、私がかぎ編みについての考えを覆されたのが、YouTubeを見ていた時に「あみぐるみ」を編んでいる動画をみたときです。
そのときに、編み方を学ぶきっかけになりました(*’ω’*)
そして、初心者の私でも、簡単な編み方を学んで編んでいくうちに、長編みでブランケットまで編めるようになりました(*^^)v
今回の記事では、かぎ針編みで長編みを編む具体的な手順と円の編み方、減らし目とはどういう風にするのか、さらに、2段目とはどんなことなのかについても、詳しく説明していきます。
かぎ針編みで長編みをしてみたいけど、詳しい方法がわからない( ;∀;)そんな場合は、とても参考になりますので、ぜひ読み進めてくださいね♪
Contents
かぎ針編みの長編みは? 編み方の手順はこちら

それでは、まずかぎ針編みの長編みの編み方についてお話ししてきますね^^
かぎ針編みとは・・・
2本の編み棒を使うのではなく、先が「かぎ爪」になっているかぎ針と呼ばれる道具を使って、帽子、バッグ、テーブルクロスなどを編んでいくことをいいます。
そして、かぎ針編みの長編みとは、かぎ針編みの基礎になり、よく使われる編み方です。
効率よく編めるので、手編みよりも早く編めます。
では、実際にどのような手順で編んでいくのかを、見ていきましょう♪
まずは材料についてですが、下記のものを用意ください。
かぎ編みで必要なものは、ある程度100均でもご準備いただけますが、長編みで編む場合には専用のものが必要ですので、こちらを確認してくださいね。
かぎ針編みの長編みをするときに準備するもの

- ハサミ
- かぎ針・・・1本
真ん中に使うかぎ針です
左から7ミリ、レース編みで使われるNo.6(1.0mm)・4/0(2.5mm)
- とじ針(3本セット)
- 目印リング
10目、20目などの目印になります(なくてもOK)
今回は、4/0を使って説明します
上記以外に、
好きな色、好きな肌触りや素材の毛糸をご用意ください^^
かぎ針編みの長編みの編み方の手順
では、かぎ針編みでの長編みの編み方を、写真付きで説明していきます^^
1、指が三角形になるような形で毛糸を持ち、編み始めを作ります

2、細編みを作りたい目数を、鎖編みで編んでいきます

3、細編みが終わりましたら、長編みに必要な長さを作るため、鎖編みを3つの編み目を作ってください
例)作りたい長さの鎖編みの編み目数+3つの鎖編みでという、「鎖編みの目数」を作ります

4、3つ編み目を編めたら裏返して、針に糸かけて4つめの裏山になっている所にかぎ針を入れます

5、針をそのまま裏山に手前から入れ、自分から見て毛糸の向こう側の糸を手前にかけ手前に引き出します

6、そのまま引き抜き編みをするのではなく、針に毛糸を引っ掛け、針先から2つのループを引き抜き編みをして、↓の画像のようになれば成功です^^
左の2つは、「かぎ針に巻き付けていた分まで」含みます

7、もう一度毛糸をとり、残っているループを一度に引き抜き編みをすれば【1編み目】が出来上がります^^

また、長編みを編むためには「立ち上がり目」として、3つの鎖編みを作りますが、立ち上がり目は【1編み目】になります。
ですから、数えるときに【1編み目】分が増えていないかを確認しながら、編んでいってくださいね♪
かぎ針編みの長編みで円は?どう編むの?

次に、かぎ針編みでの長編みで、円の場合についてお話ししてきます。
まず、「円」には2種類の方法があります。
- 指に糸を巻きつけて輪を作る方法
- 中心に穴があけ、鎖を編んで輪にする方法
円はモチーフ編みによく使われますので、しっかりと覚えておきましょう^^
続きまして、実際の「円の編み方」について写真付きで説明してきます。
かぎ針編みでの長編みで円の編み方の手順
1、指に糸を2回巻き付け、輪をはずして長い糸を左にかけ交差点を親指と中指で抑えます

2、輪を押さえたまま針を輪の中に入れ毛糸を引き出し、もう一度糸をかけ引き出し目を作ります

3、最初の目の出来上がりは1目と数えず、1~2の工程を進めて行きます

4、輪にするために、細編みを6個作ります
5、6個の細編みが出来たら、編み始めに引き抜き編みをします
引き抜き編みをするときは、今まで編んできたところがたるんでいるので、編み目を広げながら、かぎ針を抜きましょう
引き抜いたら、右手で「糸端(いとはし)」を引っ張り、動いた糸のを見て内側の輪の糸を掴みます
そして、左側から右に引っ張り、輪っかを小さくします

6、小さく出来たら、↓の画像のように、短い方の「糸端(いとはし)」を引っ張り、たるんでいた糸をなくします
そして、細編みの最後の輪を広げたところにかぎ針を入れて糸を引っ張り、輪を小さくしてください

かぎ針を持ったまま行うと輪を小さくするのが難しいです!
私も何度も苦戦しましたのでかぎ針は置いて作ってくださいね。
7、段終わりは、細編みの頭にかぎ針を入れ引き抜き編みをします

8、引き抜き編みをし終えたら、鎖編みを3個作ります

最初に書いた長編みの編み方同様の編み方をしますが、鎖編みで立ち上げた物は「長編み1つ」として数えます
初めから長編みをする場合は①~⑦の工程は必要がなく、「16目編み」までしてから立ち上がりの鎖編みに引き抜き編みしてください
9、最初の編み目に1つ長編みを作り、2つ目の編み目以降には2つ長編みを編み入れます
12個の編み目ができていれば完成です☆

コースター・円形のマット等を作るときは、最初の編み目の1個目に1個の長編みを作ります。
そして2個目以降は、1つの編み目に2つの長編みを編んでいきましょう^^
10、12個の長編みが完成したら、細編みの上にかぎ針を通します

11、引き抜き編みをします

↑の手順⑨~⑫の繰り返しで、だんだんと円が大きくなっていきます^^
かぎ針編み 長編みの減らし目は?どうやればいいの?

次は、かぎ針編みでの長編みでの「減らし目」についておはなししてきます。
減らし目はよく編み物であるのですが、中々苦手な人が多いのではないでしょうか?
誰でも一度は、減らし目をしようとしてどこまで減らしたのかわからなくなり、最初から編み直しになった…なんてよく聞く話です^^;
そんな悲しいことにならないようにするためにも、かぎ針編みでの長編みで「減らし目」をする方法をしっかりと覚えておきましょう♪
かぎ針編みでの長編みで減らし目をする方法
長編みを編み進めていて編み目が増えていた場合に「どうしよう!」となっても、焦ったりせず一旦手を止めましょう^^
間違っても、かぎ針を抜いて最初からやり直しするために毛糸を引っ張ってほどくことがないようにしましょう!
1、毛糸を引っ張ってほどくときは、まず必要なところまで解いてください

2、長編みの引き抜き編みは、長編みを完成させる1つ前の工程まで行い、そのまま引き抜かずに次の編み目に長編みをする容量で1回目の引き抜き編みまで編みます

3、そのまま長編みを縫う形で1つの長編みを完成させ、編み目を数えた時に編み目が合っていれば大丈夫です^^
かぎ針編みの長編みで2段目とは? どんなこと?

最後に、かぎ針編みでの長編みの2段目について説明していきます。
長編みでの「2段目」は、1段目の上に編み上げていくということです。
通常編み物は、ベストやセーター、ブランケットなどを編んでいくためには、2段目、3段目・・・という風にどんどん連なって、編んでいきます。
今回は、その2段目について手順を説明していきます^^
かぎ針編みでの長編みで2段目の手順
1、1段目を編み上げ終えたら、鎖編みを3編み作り上げます

2、編んでいる方を裏返しにして、細編みの根本の隣の【長編みの編み目】の隙間にかぎ針を入れてさらに長編みを編んでいきます

3、長編みを決めた編み目数を編み終え、その編み目数が合っていれば2段目は完成です

長編みと細編みの差があるだけで、細編みの編み方と何も変わらない方法です
今回のまとめ
今回は、かぎ針編みで長編みを編む具体的な手順と円の編み方、減らし目とはどういう風にするのか、さらに、2段目とはどんなことなのかについて、詳しく説明してきました。
長編みは、容量は細編みと同じだけど細編みよりも早く編めるものです。
円の編み方は、使い方によってはモチーフ編みもでき、輪から作る円編みでシンプルなコースターやマットなどが作れます。
減らし目のやりかたは、毛糸を全てほどかなくても編みながら1編み目を1つ減らせるということです。
2段目の手順は、編み目が増えていないか気にしながら1段目の上に2段目を編んでいくことです。
長編みの作り方・減らし方・2段目の作り方は、細編みと同じ要領です。
長編みは、編み進めるのは細編みと同じですが少しだけ編む技術が必要になってきます。
しかし、毛糸を使う量が多いので力加減によっては一度に細編みの3段目ぐらいを一気に編むことができます!
なので、長編みを覚えることのメリットは大きいです^^
長編みの編み方について、少し知っていただけたでしょうか?
ぜひ参考にして頂き、長編みでいろいろなものを作ってみてくださいね☆