この記事では、レース編みの初心者はどんなことに気をつけたらいいのか、レース編みの教室とはどんな感じなのかをご紹介していきます。
また、レース編み初心者でも始めやすいおすすめの本についても取り上げています☆
いざ「レース編みをしてみたい」と思っても、どうやって始めるのか、進めていったらいいのか…初めてだとよくわかりません。
レース編みの教室で”一から”習ったほうがいいのか、初心者向けの編み物本を見ながら編めるのか…
など、いろいろ迷ってしまいますよね?
そんな悩めるレース編み初心者さんは、この記事を読んで自分に合うやり方をぜひ探してみてみてくださいね♪
レース編み初心者☆気を付けるポイントとは?
レース編みとかぎ針編みの違いは何かと言えば、“単純に糸・針の太さの違いだけ” と言えます。
編み方はほぼ変わりないですし、かぎ針編みで編める物は糸の向き不向きはありますが、レース編みでも編めると言えるでしょう。
ただ
「かぎ針編みは編んだことがあるし、太さの違いだけならレース編みにチャレンジしやすいはず!」
と思い、編んでみようとレース糸と針を手にし左手の人差し指に糸を1本かけた瞬間、毛糸の感覚との大きな違いに気づくはずです。
たかが太さの違いだけ・・・されどその違いがレース糸を編む大変さに表れてくるのです。
でも、だからといって心配しなくても大丈夫です。
レース編みの感覚に慣れてコツをつかみさえすれば、スムーズに編んでいけるようになります。
編む時の感覚の違いもそうですが、例えば毛糸でかぎ針編みを編むときはある程度ゆったり編んだほうがきれいにできます。
逆にレース編みはある程度きつく固く編んだほうがきれいに仕上がります。
ちょとしたコツをおさえ、注意しながら編んでいきましょう♪
レース編みを編む時の注意ポイント
ここでは、レース編みを編む時どんなことに気を付けたらいいのかをご紹介していきます。
編む時の手加減
レース編みはある程度きつく編むのがポイントですが、その固さを作品によって多少変えていくとより良い作品に仕上げることができます。
- モチーフ、ストールなど・・・ある程度のきつさでゆるく編むと手触りがやさしく、涼しい感じに仕上がります。
- ドイリー、テーブルクロスなど・・・ある程度のきつさできつく編むと編み目が揃い、華やいだ印象になります。
使用する糸
初めから#40や#60のレース糸で編もうとすると、目数を数えることもままならない状況に陥ります。
糸に慣れるまでは太めのレース糸#20で編みましょう。
糸の滑りが良く、編み目も見やすいです。
出来上がりは、光沢がありステキなものが完成します。
場合によっては撚りが強めの極細毛糸などで練習してみてもいいでしょう。
編む作品
小さめの作品からとりかかる というのも重要ポイントです。
レース糸と針は細かいので、5cm程度のミニモチーフでもかぎ針編みで編む場合と比べると、目数も時間も2~3倍以上かかります。
初めから大作に取り掛からず、まずはレース糸に慣れることを優先して編んでいきましょう。
編み図をみて、できるだけ基本の編み方を使用している作品を選ぶのもポイントです。
編む時の状況
編むことに夢中になり集中して編んでいると、目・肩・腕が疲れていることにも気づかない時があります。
意識して休憩をはさみながら身体をリラックスしながら編むことも大事です。
編む時は姿勢をよくして編むと疲れにくいですし、編み目もきれいに編めます。
その他の注意ポイントはこちらを参考にして下さい。
レース編みの教室って?初心者でも上達できるの?
レース編みを始めようと思ってまずすることは、編み物の本を購入するということではないでしょうか。
本に書いてある内容がよく分からなかったり、本のとおりに編めなかったりした場合はSNSなどを使用し調べてみるという対策をとるのが大半です。
そして現在はいろいろな編み方を動画で手軽に覚えることができます。
とても便利な反面、動画は誰でも配信することができるため一概にその方法が正しいとは言えないところもあります。
また、独学で覚えると勝手な思い込みで技法を覚えていたりすることもあります。
そんな時にお役に立つのが、「教室」ではないでしょうか?
しかし編み物教室と言っても、いろいろあり迷うのも確かです。
そこでレッスン内容に注目してみると、編み物教室での指導方法は主に4つに分かれています。
「カリキュラムレッスン」 「キットレッスン」 「自由レッスン」 「1dayレッスン」です。
自分はどのようなスタイルで学びたいのかで選択するといいでしょう。
基礎を身につけたい時や資格取得を目指す時は「カリキュラムレッスン」を、材料が不要な「キットレッスン」はレベルアップにもおすすめです。
そして、好きなアイテムを作りたいなら「自由レッスン」を、初心者や友達・親子同士で気軽に楽しみたい時は「1dayレッスン」が向いています。
1dayレッスンは難しい工程も少なく手軽に楽しむことができるため、編み物初心者さんにもおすすめです。
2時間から3時間程度で完成するアイテムを製作するので、その日のうちに作品を完成させることができます。
一方で時間に制限があるので、作るアイテムは簡単に製作できるものが多い傾向にあり、編み物経験者やオリジナリティを出したい時には少し物足りないかもしれません。
その他、編み物教室を選ぶ際にはレッスン料とは別に材料費が必要かどうかもチェックしましょう。
編み物教室は、好きな毛糸を使ってアイテムを製作できる教室やキットを使用して技術を学ぶ教室が多いため、レッスン料の中に材料費が含まれていない場合がほとんどです。
編み物教室によっては「毛糸販売」をしている店舗もあり、教室の生徒は少し安く購入できる配慮がされている場合もあります。
このような教室を選べば、材料費としてかかるコストを抑えることができ、どのような毛糸を購入したらいいのかアドバイスを受けることもできるので初心者さんにも嬉しいですね。
編み物・レース編みは向き不向きもありますが、教室に通ったことによって基本がしっかりと身に付きスムーズに編めるようになったという話を耳にします。
たとえ初心者だったとしても、きちんと基本をマスターしコツをつかむことができれば、上達できると言えるでしょう。
全くの初心者から始めたけれど、資格をとれるまでに成長したという声も聞かれます。
レース編み 初心者の本!始めやすいおすすめはコレ!
近くに自分に合いそうな教室が見当たらない。。。
教室に通うとなると二の足を踏んでしまう。。。
そんな時身近でお役に立つのはやはり編み物本です。
そこで編み物本について少し掘り下げていきましょう。
初心者向けの編み物本で重視する点は、わかりやすさと読みやすさです。
具体的に選び方で見るべきポイントとしては
「編み方」・「どんな作品が紹介されているか」・「わかりやすさ」 の3つです。
さらに詳しくいうと、針の選び方や針の持ち方、糸のかけ方などの説明から始まって、基本となる編み方を細かく解説してくれている本がおすすめです。
初心者向けの本ならたいていは、図と画像の両方を使って丁寧に説明してくれていますが、図や画像の見易さも本によって違いがあります。
刺繍初心者に始めやすいおすすめの本
ではレース編みに挑戦しようと思っている初心者さんに、おすすめしたい本をいくつかご紹介します。
購入した口コミも抜粋していますので、ぜひ参考にしてくださいね。
いちばんわかりやすいかぎ針編みの基礎BOOK
大きい写真とわかりやすいイラストで解説されています。
編み目記号が85種載っていて、初心者目線のアドバイスになっているのでわかりやすいです。
写真もですが、編み目が色分けされた図解で分かりやすかったです。
最初のつくり目から載っているのも助かりました。
私の場合、ひとに聞くよりこの本をじっくり見たほうがわかりやすく焦らずできるので向いています。本当の初心者さん、ぶきっちょさんにおすすめの本です♪
基礎BOOKレースあみ (日本ヴォーグ社の基礎BOOKゴールデンシリーズ)
(2024/11/21 20:28:00時点 楽天市場調べ-詳細)
イラストと実物大写真で、レース編みがよくわかる基礎の本です。
レース編み(かぎ針編みも)初心者には親切な入門書として、レース編み経験者には美しく編むコツや裏ワザが満載のガイドブックとして、初心者から上級者まで幅広く活用できます。
基本的な細編み、長編みなどの編み方、「わ」からの作り目の仕方など、かなり基本的なところから丁寧に書いてあるので、初心者にもわかりやすかったです。
ただ、細編みの編み図の記号がJIS規格のものとは違い、ヴォーグ独自の記号になっているので別の本を見たときにちょっと迷うかもしれません。
はじめてのレースあみドイリー憧れのレースあみ (Let’s knit series―Start series)
ドイリーを編むのに基本になる編み目の練習から、パイナップルレース、方眼あみレースのドイリーまでを紹介しています。
初心者でも、だんだん大きくなっていく「レース編みの気分」の楽しさを味わえます。
目の作り方から図解付き、写真付きでとても分かりやすく、糸の持ち方も写真付き。本当にゼロから始める方に最適の本だと思います。
編み上げた後のアイロンがけの仕方が載っているのもポイント高いですね。細部まで丁寧で親切な本。
かぎ針編みが全くの初心者さんにおすすめの本
かぎ針編み自体初めて挑戦してみるという時は、かぎ針編みの基礎が書かれた本も一緒に参考にしてみてはいかがでしょうか。
新・かぎ針あみの基礎 95の編み目記号と50のテクニック(BASIC TECHNIQUES BOOK)
2010年発売したものの改訂版です。
掲載の作品も新しくなり、編み方もオールカラーで写真も印刷も見やすく、ポイントでは、写真と印刷両方使用したり、ポイントが黄色く吹き出しになってます。
説明文でも、重要な事項に黄色くマーカーがあり見やすいです。
レース編み初心者だけれど、基本以外にも挑戦してみたい時のおすすめ本
基礎本とはまた違ったタイプの本ですが、楽しく編み進めながら編み方を覚えていけるという点でおすすめの一冊です。
雪の結晶モチーフ100―レース針で編む
かぎ針で編む100個の雪の結晶の編み方と、これらの雪の結晶を応用してつくる、インスピレーションに富んだすてきなアイデアを実例入で紹介しています。
作品一覧で紹介している図案の編み方はすべて掲載されていて、図案ごとに編み図、でき上がり写真、編み方の解説があります。
編み方は難易度別(初級、中級、上級)に分類してあります。つくり方や組み立て方が詳しくわかるよう、作品ごとにクローズアップ写真を掲載 道具や材料、編み方のほか、第3部の「雪の結晶の編み方」に載っている雪の結晶を編むうえで必要な仕上げのテクニックなど、かぎ針編みに関するあらゆる情報を詳しく解説してあります。
どれもかわいいです!買ってよかったと思える本でした♪
作り方も編み図と文章と二通り載っているので、上級者でなくとも編めると思います。
今回のまとめ
今回は、レース編みの初心者はどんなことに気をつけたらいいのか、レース編みの教室とはどんな感じなのかをご紹介しつつ、レース編み初心者でも始めやすいおすすめの本についても取り上げてきました。
レース編みとかぎ針編みとは別のものと考え、レース編みのコツをおさえ注意しながら編むことが大事でした。
また、自分にあったやり方の参考として、教室と編み物本についてご紹介しました。
教室は主に4つのタイプに分けることができ、初心者さんには1dayレッスンタイプがおすすめでした。
編み物本については購入した方々の声もご紹介しました。
自分にあった編み物の進め方を見つけるヒントになったでしょうか。
早速レース編みをしてみよう!と思ったらこちらも参考にして見て下さい。
コメントを投稿するにはログインしてください。