この記事では、レース編みで簡単に作れるもののご紹介や簡単なモチーフの編み方・小物の作り方などを取り上げています。
レース編みといえば、ドイリーやストール・テーブルクロスなど大判ものの大作が思い浮かびますが、簡単に編めて日々使えるものもたくさんあるんです♪
そんな中から今回はいくつか画像とともにご紹介していきます。
手軽に普段使いできるものを作ってみたいと思っていたならぜひ参考にして見て下さい!
レース編みで簡単なものは?どんなものが作れるの?
レース編みの作品で手軽に作れるものをご紹介していきます☆
- ベビー・キッズ用ヘアピン
ヘアピンの金具の部分をぐるりとレース編みで覆いながら編んでいます。
簡単に編め、なおかつとても可愛らしいヘアピンで身に付けるとキュートさが際立ちます♪
- まあるいネックレス
コットン糸でモチーフをまるく編み、レース編みしたまるいモチーフを重ねネックレスにしています。
とても簡単に編めるモチーフに小さめのチャームアクセサリーを付けることによってレース編みのモチーフが引き立っています☆
- お花のラリエット
葉っぱのモチーフを編み込みながらベースとなるひもを編み、その上にお花のモチーフを配置しています。
とても可憐な印象のラリエットになっています☆
- ミニ巾着ポーチ
モチーフをつなぎ合わせた上品な感じのポーチです。
モチーフの数もさほど多くはないので手軽に編めます♬
- シュシュ
ネイビー色のシンプルなシュシュです。
シンプルなデザインなので簡単に編め、使いやすさ抜群です!
https://www.instagram.com/p/BwS1bLqBdn3/?utm_source=ig_web_copy_link
- ジャグカバー
ビーズをあしらった涼しげなジャグカバーです。
モチーフを大きめに編むイメージというふうにとらえると良いでしょう☆
- サシェ
モチーフをつなぎ合わせて編んだ素敵なサシェです。
レース糸#40を使用しているので、とても繊細な仕上がりとなっています☆
レース編みのモチーフで簡単なのは?編み方紹介!
モチーフはいろいろな作品に発展させていくことができるのでレース編みの基本と覚えておくと良いでしょう。
ここではそんなレース編みモチーフの簡単な編み方をご紹介していきます。
ピコット編みモチーフの編み図
“わ”のつくり目から細編み12目で編み始め5段で構成され、基本的な編み方の組み合わせでできています。
2段目にピコット編みを使用しています。
ピコット編みモチーフの編み方
- 1段目
“わ”のつくり目から細編み12目を編み引き締め、編み始めの細編みの頭に引き抜き編みをします。
- 2段目
くさり編み3目で立ち上がり、4目のピコット編みを編みます。
次にくさり編み1目・となりの*台の目に長編みを1目を編み、続けて4目のピコット編みを編みます。
同じように繰り返し最終目まで編みます。
立ち上がりの3目めに引き抜き編みをします。
- 3段目
くさり編み3目で立ち上がり、くさり編み3目を編みます。
長編みの台の目に長編みを1目・続けてくさり編み3目と繰り返し最終目まで編みます。
立ち上がりの3目めに引き抜き編みをします。
- 4段目
くさり編み2目で立ち上がり、くさり編み3目の台の目を*束にとり中長編みを1目・くさり編みを2目・同じ台の目を束にとり中長編みを1目編みます。
となりの長編みの台の目に中長編みを1目・くさり編みを2目編み、次のくさり編み3目の台の目を束にとり引き抜き編みをします。
続けて4目のくさり編みを編み、同じ台の目に引き抜き編み・くさり編み2目・となりの長編みの台の目に中長編みを1目編みます。
初めに戻り、くさり編み3目の台の目を束にとり中長編みを1目・・・と繰り返し編み立ち上がりの2目めに引き抜き編みします。
- 5段目
立ち上がり目はなくくさり編み3目を編み、くさり編み2目の台の目を束でとり引き抜き編みをします。
続けてくさり編み3目を編み台の目を1つとばして次の中長編み台の目に引き抜き編みをします。
次に、くさり編み3目を編み4目のくさり編みの台の目を束にとり引き抜き編みをし、4目のくさり編みを編み同じ台の目に引き抜き編みをします。
続けてくさり編み3目を編み、となりの台の目に引き抜き編みをします。
初めに戻りあとは同じように繰り返して最終目まで編んでいき前段の引き抜き編みに引き抜き編みをします。
ピコット編みの詳しい編み方はこちらを参考にして下さい。
レース編みで簡単な小物って?作り方を紹介!
ここでは、「レース編みのモチーフで簡単なのは?編み方紹介!」のモチーフを使って付け襟を作ります。
材料
- レース糸 #40
- レース針 6~8号
- ボタン1個
付け襟の編み図
1枚目のモチーフを編み、2枚目以降は4目のくさり編み部分をつなぎ合わせながら編んでいきます。
11枚目のモチーフまで編み終えたら1枚目のモチーフに糸を付け、ふち編みをします。
- 全体の間略図
- つなぎ方とふち編みの編み図
- つなぎ方の概要図
作り方
手順1 モチーフをつなぎ合わせながら編みます。
ピコット編みのモチーフを1枚編みます。
2枚目の最終段・初めの4目のくさり編みのくさり編み2目めまで編んだら、1枚目の指定箇所の4目のくさり編みを束にとり引き抜き編みをし、残りのくさり編み2目を編みます。
その後はモチーフの編み図どおり編み2枚目の編みあがりです。
3枚目以降も指定の箇所の4目のくさり編みに引き抜き編みでつなぎ合わせながらモチーフを編んでいきます。
11枚つなぎ終わりました。
手順2 付け襟の内側をふち編みします。
11枚目までつなぎ合わせながら編み終えたら、1枚目のモチーフに戻り指定箇所からふち編みを編みます。
くさり編み1目で立ち上がり4目のくさり編みの台の目を束でとり細編みを2目・続けてくさり編み1目を編みます。
となりの台の目を束にとり“引き抜き編みをしくさり編み3目”を、3回繰り返し編みます。
台の目を束にとり引き抜き編みをしたらくさり編み1目を編み、4目のくさり編みの台の目に細編みを3目・続けてくさり編み1目を編みます。
となりの台の目を束にとり“引き抜き編みをしくさり編み3目”を、2回繰り返し編みます。
台の目を束にとり引き抜き編みをしたら、モチーフ2枚目のつなぎ合わせた目の次の台の目を束にとり長編みを編みます。
次にモチーフ1枚目のつなぎ合わせた目の手前の台の目を束にとり長編みを編みます。
長編みの交差編みが編めました。
2枚目のモチーフに移り、さきほど編んだ長編みの次の台の目を束にとり“引き抜き編みをしくさり編み3目”を、2回繰り返し編みます。
台の目を束にとり引き抜き編みをしたらくさり編み1目を編み、4目のくさり編みの台の目に細編みを3目・続けてくさり編み1目を編みます・・・というように繰り返し編み図の指示に従い11枚目まで内側をふち編みしていきます。
手順3 付け襟の外側をふち編みします。
11枚目の外側を編み図に従い編み進め、10枚目とつなぎ合わせている目の2つ手前の台の目に長編み1目・くさり編み1目・長編み1目を編みます。
次に10枚目のモチーフに移り、11枚目とつなぎ合わせている目の2つめ台の目に長編み1目・くさり編み1目・長編み1目を編み、次の台の目に引き抜き編みをします。
くさり編み3目を編み、となりの台の目に引き抜き編みをし・・・と編み図に従い繰り返し1枚目のモチーフまで戻ります。
モチーフ1枚目の最後の4目のくさり編みに細編み3目・くさり編み3目を編み、引き抜き編みをしたあとボタンループを編んでいきます。
まず細編み1目・長編み1目を編み、続けてくさり編み20目を編み長編みの頭に引き抜き編みをします。
ボタンループが編みあがりました。
となりの台の目に長編み1目・細編み1目・引き抜き編み1目を編みます。
次にくさり編み3目・となりの台の目に引き抜き編み・続けてくさり編み1目を編みます。
編み始めの台の目に細編み1目を編んだら、立ち上がりの細編みの頭に引き抜き編みをします。
手順4 付け襟の内側2段目をふち編みします。
くさり編み3目で立ち上がり、続けてくさり編み3目を編み立ち上がりの台の目に長編み1目・くさり編み3目・長編み1目を編みます。
次にくさり編み3目を編みます。
細編みの台の目はとばし、くさり編み3目の台の目に細編み1目・くさり編み2目ずつ3回繰り返し編みます。
☆ 3回目のくさり編みは2目ではなく3目編み、次の台の目の真ん中・細編みの2個目に長編みを編みます。
くさり編み3目を編み、となりの台の目に*長々編みを1目・くさり編みを1目編みます。
となりの台の目に**三つ巻き長編みを1目・くさり編み1目、次のモチーフの台の目に三つ巻き長編みを1目・くさり編み1目、となりの台の目に長々編み1目・くさり編み3目、細編みの台の目の真ん中に長編み1目・くさり編み3目を編みます。
☆に戻り、繰り返し編みます。
くさり編み3目を編み、台の目に細編み1目・くさり編み2目ずつ3回繰り返し編み・・・と編み図の指示に従い編んでいきます。
11枚目のモチーフに細編み1目・くさり編み2目ずつ3回繰り返し編んだら、くさり編み3目を編み、細編みの台の目の真ん中に長編み1目・くさり編み3目を3回繰り返し編みます。
次に、となりの台の目に長編み1目・くさり編み3目を編みます。
次の台の目に細編み1目・くさり編み2目、となりの台の目に細編み1目・くさり編み2目を編んだら***次の台の目に引き抜き編みをします。
長々編みの編み方はこちらを参考にして下さい。
手順5 付け襟の内側3段目をふち編みします。
ふち編みの内側3段目を編みます。
モチーフを裏返し、くさり編み2目を束にとり引き抜き編みをします。
次にくさり編み3目を編み、くさり編み2目の台の目をとばし、くさり編み3目の台の目を束にとり細編みを1目を編みます。
続けてくさり編み3目・となりの台の目に細編み1目と2回繰り返し編みます。
さらにくさり編み3目を編み、長編みの台の目に中長編みを1目みます。
くさり編み2目・台の目に中長編み1目を1枚目のモチーフまで繰り返し編みます。
1枚目の2段目立ち上がりまで戻ってきてたら、最後のくさり編みは2目ではなく3目編み、立ち上がりの3目めに引き抜き編みをします。
くさり編み2目を編み、つぎの台の目に中長編みを1目・くさり編み2目を編みます。
次にボタンループ手前の細編みの頭に引き抜き編みをします。
モチーフを裏返し表向きにします。
くさり編み3目を編み、くさり編み2目の台の目を束にとり細編みを1目・くさり編み3目を編みます。
立ち上がり目に引き抜き編みをします。
付け襟が編みあがりました☆
手順6 仕上げ
11枚目のモチーフにボタンループと同じ位置にくるよう調節しボタンを縫い付けます。
各モチーフの糸処理をして付け襟の完成です。
バリットした仕上がりにしたい場合は、ブロッキングをして仕上げましょう。
自然の風合いの仕上がりにしたい場合は、そのまま使用しましょう。
こちらはブロッキングをしていない状態です☆
ブロッキングの仕方はこちらを参考にして下さい。
今回のまとめ
今回は、レース編みで簡単に作れるもののご紹介や簡単なモチーフの編み方・小物の作り方などを取り上げました。
モチーフを使ったアイテムとして、インスタグラムの中から参考例としてご紹介しました。
どれもさほど難しくはなく気軽にトライできるものばかりでした。
また、簡単モチーフの編み方を一例としてご紹介するとともに、そのモチーフを使った小物の作り方を取り上げました。
1つのモチーフからいろいろな作品に発展していけるということが分かっていただけたことでしょう♪
モチーフを使った小さな小物からぜひチャレンジしてみて下さい☆
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