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棒編みの模様で色って?おしゃれな配色パターン【最新版】

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この記事では、棒編みの模様で色って?おしゃれな配色パターン【最新版】をご紹介させていただきます!

模様編みでいろいろな色を組み合わせて編むことを編込み模様といいます。
編込み模様といっても、自分でどんな色を入れればおしゃれになるのか、わからなくて困りますよね。
わたしも色の配色などは結構苦手です。

ここでは、いろいろな柄を見ながら、配色の変え方や、最新のおしゃれな配色パターンをご紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

 

棒編みの模様で色って?どうするの?

棒編みの模様で色って?どうするの?

 

配色と言われて漠然とどうやって編めばいいのかななど考えてしまいますよね。
色を変えるといってもその分の毛糸を揃えなければならないですし、どんな柄にしていいかわからない、など山積みです。

そこで配色パターンを決める方法を少しご紹介します。
これが正解というわけではありませんが、ぜひ参考にしてみてください。

さて、あなただったら、どんな配色を考えますか?

はっきり言いますと、あなた自身が編みたい色を組み合わせるのが一番、楽しいです!
色の組み合わせは自由ですし、何にもとらわれないで、色を決めることができるのも編み物の醍醐味ではないでしょうか。

ただ、初心者や配色が苦手な場合は、やはりどうしても、色がはっきりしなくなる、変な配色になったなど、問題が出ると思います。
そこに、見本があるとうれしいですよね。(私も見本が欲しい派でした(笑))

簡単な配色方法をお伝えすると、色が濃いものと薄いものを組み合わせることです。
例えば、赤と白や、緑と水色など全く色が違うし、併せてみるとどの色なのかはっきりわかります。
こういった配色をして、あとはどっちを配色糸(模様になる糸)か編み地(地の糸になる糸)を決めれば簡単です。

糸はこれにしよう、などが大体決まってきたら、本当にこの配色でいいのか、次でご紹介する方法で確認してみましょう。

または、配色の本や模様編みの本などを参考にして編みたい色を選ぶこともお勧めします。

フェアアイル模様集200 / メリー・ジェーン・マックルストーン 【本】

棒針の配色これでいい?判断基準とは

本当にこの配色でいいのか判断するには?

糸を決めたところで、本当にこの色でいいのかは、実際に編んでみないとわかりませんようね。
その場合は、スワッチ(編み地見本)を編むことをおすすめします。

もしかすると編んでみてこの配色が想像していたのとちょっと違う、、別な糸はどうかななどと試することができるので、まずは試し編みのスワッチを編んでみましょう。

 

棒針の持ち方は?編み図の図案とは?

持ち方は?図案とは?

持ち方はいろいろありますが、別の記事でもご紹介しているフランス式とアメリカ式を組み合わせた持ち方であれば、いちいち持ち替えなくても編むことができますので、参考に見ててみてください。

https://handmeid.tokyo/bouami-hold-osusume/

 

色を変えたりする場合は、ほとんどがメリヤス編み(表目編み)のみで構成されます。
そのため表目編みの記号を入れながら、色を入れると見づらくなってしまいます。
なので、配色などを考える場合は、編み図よりも図案を参考にして編むことが多いです。

先ほどは、糸の持ち方などをご紹介しましたが、いざ、色を変える際には、変え方が3つあります。
どんな配色にするかによって、糸を変える際の方法が少し変わってきますので、ご紹介していきます。

 

棒針の横に糸を渡す方法を図で解説!

横に糸を渡す方法

棒針編みの編み込み模様は、糸を2つ以上使うことによって、模様が出来上がります。
その際に、糸を横に渡したり、縦に糸を渡したり、もしくは編みくるむ方法の3つがあります。
その方法は簡単ですので、それぞれの方法をまとめてご紹介いたします。

最初は『糸を横に渡す方法』を画像付きでご紹介しますので、ぜひ、編み物するときの参考にしてみてくださいね。

1、配色糸(赤い糸)を編む前の目の地糸(薄い紫糸)の上に、配色糸をのせます。
そしてそのまま地糸を編みます。

横に糸を渡す方法

横に糸を渡す方法

2、次に配色糸で編みます。
配色糸を地糸の上から配色糸を編んでいきます。

横に糸を渡す方法

横に糸を渡す方法

3、次は、地糸を編みます。
地糸は、配色糸の下から編んでいきます。

横に糸を渡す方法

横に糸を渡す方法

4、それを繰り返していくと交互に編んだ段数が完成しました。

横に糸を渡す方法
裏はこんな感じです。

横に糸を渡す方法

5、次の段も、配色糸は地糸の上から編んでいき、地糸は配色糸の下から編んでいきます。

横に糸を渡す方法

横に糸を渡す方法

6、編み終わると、裏はこんな感じになります。

横に糸を渡す方法

最後に、2目ずつ交互に編んでみると、こんな模様になりますので、ぜひ試してみてください。

横に糸を渡す方法
リリー先生
リリー先生
ポイントとしては、糸を渡す際は地糸は配色糸の下から通す配色糸は地糸の上から通すと決めて編むときれいに編めますよ。

縦に糸を渡す方法

縦に糸を渡す方法

次に糸を縦に渡す方法です。
これは、ボーダーや、糸をすでに切って部分ごとに使用する時に使う方法です。
モチーフを作る場合で長さがわかっていれば、切って使用するほうが裏もきれいになりますので、ぜひ覚えてみてくださいね。

今回は、ボーダーを作りながらご紹介いたします。

1、地糸(薄い紫色)を編みたい段編みましたら、次の段で配色糸を編んでいきます。
画像のようにしっかり糸を抑えて編んでいきます。

縦に糸を渡す方法

2、ある程度編んだら、地糸の糸と配色糸の先端部分(最初に残していた部分)を結んでおきましょう。

縦に糸を渡す方法

3、折り返しで戻ってきた次の段で、地糸を配色糸に編みくるんでいきます。

縦に糸を渡す方法

折り返した段の時には必ず編みいれていくと、画像のようになります。

縦に糸を渡す方法

4、同じだけの段数を編んだら、配色を地糸の上にのせながら、段数を編んでいきます。

縦に糸を渡す方法

編み終わるとこんな感じになります。

縦に糸を渡す方法

編みくるんだ場所はこのような形になり、糸が緩むことなく、きれいにできています。

縦に糸を渡す方法
リリー先生
リリー先生
 あまり引っ張りすぎず、ゆるすぎないように編みましょう。

棒針の編みくるむ方法を図で分かりやすく説明!

横に糸を渡す方法
最後は、『糸を編みくるむ方法』です。
この方法は、次の段で、最初と最後しかその糸を使用しない場合や、少し間をおいて糸を編む場合などで、糸がたるまないようにするための方法です。
よく使う方法なので、ぜひ参考にしてみてください。

今回は、このハート形の編み込み模様を作りながら、ご説明させていただきます。

1、初めに地糸(薄い紫の糸)を配色糸(赤色の糸)入れる一つ前まで編みます。
そうしたら、次を編む前に配色糸を地糸の上に乗せます。
この場合は、6目編んだら7目を地糸(薄い紫)で編むときに、配色糸(赤)を編み込む形です。

糸を横に渡す方法

裏から見た画像がこちらです。
ちゃんと編み込まれていますね。

糸を横に渡す方法

2、そしたら、次の目(8目目)で配色糸(赤)で編みます。
その際に、地糸(薄い紫)の上から編みます。

糸を横に渡す方法

糸を横に渡す方法

3、次は、地糸を8目編みます。
配色糸から地糸に変えるときは、地糸を配色糸の下から編んでいきます。
ここまでが、『横に糸を渡す方法』です。

糸を横に渡す方法

4、ここで、配色糸を編みくるみましょう。
5目編んだら、地糸の上に配色糸をのせます。
このまま地糸で編みます。

糸を横に渡す方法

 

この時、編み込んだ糸を引っ張りすぎると、全体にゆがみが出てしまいますし、ゆるくなりすぎると、糸が余ってしまったりしますので、引っ張りすぎず、緩みすぎないように配色糸を編み込みましょう。

 

5、段を編み終わると裏側はこんな感じになっています。

 

6、次の段では、配色糸を3目編むのですが、編み始める際は、配色糸を地糸の上から持ってきて、編み込みます。

糸を横に渡す方法

糸を横に渡す方法

7、次の目で地糸を編むときは、配色糸の下を通して編み始めます。

糸を横に渡す方法

段を編む終わるとこんな感じになります。
地糸は配色色の下を、配色糸は地糸の上を通っているのがわかります。
長く糸を使わずに糸を横に渡すときは、糸を編みくるみましょう。

横に糸を渡す方法

同じ要領で、編み図の通り編んでいくと、ハートの形が出てきます。

横に糸を渡す方法
桜(さくら)
桜(さくら)
3つの糸の渡し方は覚えられましたか?糸の渡し方は、それぞれ作品によって異なりますので、使い分けましょう。

次は、それぞれのどんな柄があるのか簡単にご紹介していきますので、好きな柄を見つけてぜひ編み物に挑戦してみましょう。

棒針の模様編み ボーダー・ストライプ柄編

ボーダー・ストライプ柄

ボーダーやストライプ、初心者の方にはとても分かりやすい、編みやすい柄ではないでしょうか。
編んでいる間に色を変えることもないので、とても簡単で初心者であれば、編み物の練習にもなりますので、とてもおすすめです。
一番ポピュラーな編み方は、マフラーだと思いますので、一度編んでみてはいかがでしょうか。

 

棒針の模様編み ノルディック柄編

ノルディック柄

ノルディック柄は、北欧の伝統的な模様編みの一つで、幾何学模様や、雪の結晶などを連続して編んでいく編み方のことです。
この柄を見ると冬が来たなーと感じてしまいます。(笑)
ノルディックの意味は、『北欧の人々、北欧風』という意味でもあり、ノルウェーを中心とした北欧の模様になります。

柄には雪の結晶のほかにも、ギンガムチェックや、トナカイ、雪だるまなどの模様も使われており、とてもかわいらしい柄が多いのも特徴です。
一回編み物での配色は少なく、柄を中心とした柄ですので、モチーフ編みなどにはとてもおすすめです。

棒針の模様編み フェアアイル柄編

フェアアイル柄

フェアアイル柄は、イギリススコットランドにあるシェットランド諸島にあるフェア島が起源といわれている、模様編みの一つです。
多様な色をつかって、幾何学模様を組み合わせで、模様を作るフェアアイルは、とてもカラフルで可愛らしい模様編みです。

初心者には少し難しい編み方ではありますが、幾何学模様や、カラフルな色がでたときの達成感はとてもうれしくなる模様なので、いつかは編んでみたい模様の一つです。

好きな模様を見つけて棒針を楽しもう!

今回は、棒編みの模様で色って?おしゃれな配色パターン【最新版】をご紹介させていただきましたが、いかがでしたでしょうか。
糸を変えたりするのは、少し大変ですが、出来上がった時に柄がしっかり出ていると、とてもうれしくなりますし、気分も上がります。

初めての場合は、できるだけ2色だけ使う模様や、色が少ないものから始めるといいでしょう。
慣れてきたら、いろいろな色の組み合わせで、フェアアイル柄などの多色づかいの柄を楽しむといいですね。
わたしも目標はフェアアイル柄の犬の服を作りたいと思っています。

是非皆さんもいろんな組み合わせを楽しんでみてくださいね。
一緒にいろいろな編込み模様を編んでみましょう!

 

 

ABOUT ME
えみさん
初めまして、息子と娘の年子の育児をしている主婦です。 趣味を見つけたくて息子の産休に入った後から編み物を始めました。 それがわたしに合っていたらしく、いつも三日坊主のわたし(笑)でも娘が生まれた後も時間を見つけて編み物をしています。 夢はハンドメイド作家になって、ドッグカフェををやることです。 ハンドメイドも楽しくていろんなものに興味がありますので、みなさんと一緒に楽しくハンドメイドしていきたいので、よろしくお願いいたします。