人それぞれに大好きなモチーフというものがあります。
「ハート形が好きで見かけた雑貨はつい購入してしまう」「ボーダー柄が好き」など、どんな模様を好むかは個人差があります。
その中の一つ、星のモチーフは女性だけではなく男性にも人気の高いモチーフです。
五角形を基本とする星マークは、かぎ針で簡単に編むことができます。
今回はかぎ針編みで作る星について詳しくご紹介します。
さっそくチャレンジしたくなる編み図や編み方についての解説も行いますので、毛糸とかぎ針を用意してチャレンジしてみて下さい。
かぎ針編み 星の作品にはどんなものがある?
突起物があるため難しそうに見えますが、基本的な編み方は円と変わらないのが星モチーフです。
初心者にもとても編みやすいです。
かぎ針で編む星の作品には次のような物があります。
- エコたわし
アクリル毛糸で編めば、台所や水場で大活躍するエコたわしが出来上がります。
アクリルの毛糸で編んだエコたわしは洗剤がなくても汚れが落ちやすいため、環境に優しいのが特徴です。
お気に入りの色で編めば、毎日の家事も楽しくなります。
- アップリケ
市販の衣料品やバッグに、かぎ針で編んだ星を加えるだけで、簡単に自分だけのオリジナル雑貨にリメイクできます。
「子供服を手作りするなんて無理」という人でも気軽にハンドメイドの味わいが楽しめる子供服にアレンジできます。
- コースター
そのままで十分個性的なコースターが仕上がります。
1色で作ったり、様々な色を組み合わせても楽しめます。
- オーナメント
星モチーフといえばクリスマスを思い浮かべる人も多いかと思います。
かぎ針で編んだ星を壁やツリーに飾るオーナメントにすることができます。
たくさん編んでガーランドにしても楽しめます。
- アクセサリー
ゴムを通してヘアゴムに、タッセルをつければチャームに、小さな星を編んでイヤリングやネックレスなど、様々なアレンジが楽しめます。
- クッション
ズパゲッティなど太めの糸を使用して、大きい星のモチーフを編んで中心にワタを入れるとクッションになります。
小さく作ってピンクッションにすることもできます。インテリアのアクセントになって可愛らしいですよ。
- ブランケット
特大の星を編んだり、小さく編んだ星をつなげていくとブランケットやショールになります。
使い方によってはラグとして使用することもできます。
またウール生地の端に、かぎ針で編んだ星を飾っても簡単にお星様のブランケットが出来上がります。
かぎ針で星の編み図は?
かぎ針で編む星にはたくさんの方法があります。
編み図もたくさんありますので、いくつかご紹介します。
まずこちらは鎖編み・細編み・長編み・中長編み・長々編みで編む星です。
基本の編み方ばかりですので、初心者にもおすすめです。
出来上がり寸法は5㎝ほどです。
右ふたつの星は同じ編み図で編んだ星ですが、使用する毛糸の種類が違います。
同じ編み図で編んでも、毛糸の種類を変えるとまた異なる雰囲気です。
詳しい編み方は後ほどご紹介します。
こちらはドイリーのように編んで仕上げる星です。
レースのように見えて、単体ではオーナメントとして飾り、複数編んだら編み繋いでショールにすることもできます。
大きな星を仕上げるのであれば、こちらのブログでブランケットにもなる星の編み図が公開されています。
3段編むと手のひらサイズですが、中心から外側に向かってぐるぐる編んでいくことで、自分好みのサイズの星の編み物が完成します。
編み方についても写真付きで解説があるのでとても分かりやすいです。
参考にどうぞ。
参考URL:星形ブランケットの編み図はこちら
ぷっくりとした丸みを帯びた星形を編みたい場合は、次の編み図がおすすめです。
細編みと鎖編み、引き抜き編みだけで作れます。
できあがりが約15㎝あり、インテリア用に最適です。
参考URL:星形オーナメントの編み図はこちら
気に入らなければ毛糸を解けばやり直しできるのがかぎ針編みの長所だよ。
かぎ針での星の編み方とは?
星を編むには具体的にどのようにして編んでいけばいいのかご紹介します。
星の編み図は数多くありますが、中心から外側に向かって編んでいくタイプの星は基本的に今回ご紹介する編み方と編み図の見方が一緒です。
一度編めるようになると、他の編み図も見やすくなりますので参考にして下さい。
今回編む星の編み図はこちらです。
2段で編めます。
では実際に編んでいきましょう。
1.毛糸を指に巻き付け、輪をつくる
2.立ち上がりの鎖目を3目編む
輪の中心にかぎ針を差し込み、毛糸を引き出す
↓
立ち上がりの鎖目3目を編む
3.長編みを2目、鎖目を1目編む
かぎ針に毛糸を引っかけ、輪の中心にかぎ針を通して長編みを編む
↓
長編みを2目編んだところ
↓
鎖目を1目編む
4.長編みを3目、鎖目を1目編む
5.4の工程をあと3回繰り返す
↓
編んだら毛糸の端を引っ張り、円形に形を整える
6.最初に編んだ立ち上がりの鎖目の3目めにかぎ針を差し込み、引き抜き編みを入れる
7.2段目を編んでいく
立ち上がりの鎖目を1目編む
8.細編みを編む
一段目で編んだ立ち上がりの鎖目の3目めに細編みを編み入れるようにする。
分からない場合は、最初に立ち上がりの鎖目を編んだとき、目印をつけておくと後から混乱しないですむ。
9.鎖目を5目編む
10.立ち上がりの鎖目を1目編み、かぎ針にかかっている毛糸から数えて2目後ろの鎖編みの裏山を拾い、細編みを1目編み入れる
鎖編みの裏山を拾い、
↓
細編みを編んだところ
11.隣の編み目に中長編みを1目編み入れる
また鎖編みの裏山を拾い、
↓
中長編みを1目編み入れます
12.隣の編み目に長編みを1目入れる
13.隣の編み目に長編みを1目編み入れる
これで2目、長編みを編みました
14.隣の編み目に長々編みを1目編み入れる
かぎ針に2回毛糸を巻き付け、長々編みを編む
↓
長々編みを編んだところ
15.一段目の鎖目部分に細編みを1目編む
↓
細編みを編んだところ
16.9~15の工程をあと4回繰り返す
17.10の工程で編んだ鎖目に引き抜き編み
18.完成
仕上がりは毛糸の太さにもよりますが、だいたい5㎝ほどになります。
アップリケやアクセサリーにちょうど良いサイズです。
その他の星の編み方
今回くわしくご紹介した編み方以外にも、様々な星の編み方があります。
少しずつニュアンスが異なるので、色々試してみて自分好みの星を見つけてみるのも楽しいです。
別の星の編み方についての解説動画をご紹介します。
- 星のモチーフの編み方【かぎ針編み】How to Crochet Star Motif
参考URL:https://www.youtube.com/watch?v=JVDjcwvEdRk
投稿者:Crochet and Knitting Japan
再生時間:9分52秒
編み図から編み方をくわしく解説しているので、初心者に分かりやすいです。かぎ針時計とを用意して動画を再生し、一緒に編んでみましょう。
- 星型ブランケットの編み方
参考URL:https://www.youtube.com/watch?time_continue=2&v=yIMsmau8exg
投稿者:Yumi Ami-Chiku labo
再生時間9分27秒
さきほどご紹介した星形ブランケットの動画解説になります。丁寧で分かりやすいので、一緒に編んでいくのに最適です。
今回のまとめ
今回はかぎ針編みで作る星について詳しくご紹介しました。
かぎ針で編む星は、次のような作品ができます。
- エコたわし
- アップリケ
- コースター
- オーナメント
- アクセサリー
- クッション
- ブランケット
また星の編み図や編み方についても解説しました。
鎖編み・細編み・中長編み・長編み・長々編みの基本の編み目だけで作れるので、初心者でも簡単に星が編めます。
ぜひチャレンジしてみて下さい。
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