なかなか外出する時間がない人にとって、好きなお菓子と共に飲み物を飲む「うおうちカフェ時間」は大切な息抜きの時間ですよね。
せっかくの息抜きタイムですから、好きなカップに好きな飲み物を用意して、テーブルウェアにもこだわりたいものです。
普段は面倒で用意しないコースターも、お気に入りがあるとテーブルの上が華やかになります。
自分で作ったコースターがあるとますますお茶の時間が楽しみです。
今回はかぎ針編みで作るコースターについてくわしくご紹介します。
簡単に作れるコースターなど初心者向けの情報をお伝えしますので、コースター作りの参考にどうぞ。
かぎ針編みのコースターってどんなものが作れる?
かぎ針で編むと編み地はしっかりと詰まった状態になるので、モチーフ編みに適しています。
そしてモチーフは水滴をしっかりと吸収してくれるので、コップの下に敷くコースターに最適です。
コースターが乗るサイズなら、どんなモチーフでもコースターとして使えます。
そのためかなりたくさんの種類のコースターがあります。
どんな作品があるのか、その一部をご紹介します。
丸いコースター
かぎ針ではプレーンな円から、中心から外側に向かってぐるぐるとレース模様を編んでいくものまで様々なタイプの丸い形があります。
こういった円はそのままでコースターに早変わりします。
参考URL:「かぎ編みのコースターで丸は?編み方は?初心者向けについても
」の記事はこちら
花のコースター
花の形をしたモチーフ編みもコースターとして使用することができます。
平面的な物から立体的なモチーフまで、様々な種類があります。
「立体的な花はカップを置いたらひっくり返らない?」と心配になることもあるかもしれません。
しかし足が華奢なコップでない限り、安定しているので立体でもコースターとして使用できます。
参考URL:「かぎ編みのコースターで花は?編み方は?簡単なものについても
」の記事はこちら
北欧のコースター
北欧模様を編み込んだコースターです。
棒針編みの模様として人気の北欧模様ですが、かぎ針編みでも表現できます。
参考URL:「北欧コースター」の記事はこちら
四角いコースター
四角の形に編むには往復編みやぐるぐる編みといった様々な方法があります。
目が詰まった四角もあれば、レース模様のような四角いコースターもあります。
一口に「四角」といっても、バリエーション豊富なコースターがあります。
参考URL:「かぎ針編みのコースターで四角は?モチーフは?編み方についても」の記事はこちら
かぎ針編みのコースターで簡単なものは?
たくさんの種類があるかぎ針編みのコースターですが、初心者でも失敗なく作れる物はプレーンな四角や丸のコースターです。
単色で編むと初心者でも30分ほどで1枚完成させることができます。
初心者でも30分以内に編めるコースターの編み方をご紹介します。
プレーンな四角いコースター
シンプルな四角いコースターの編み方をご紹介します。
長編みで編むコースターの編み図はこちらです。
実際に編んでみましょう。
1.作り目として鎖目を10目編む
2.立ち上がりの鎖目を3目編む
3.かぎ針から数えて5目後ろに長編みを編み入れる
↓
長編みが1目編み終わったところ
4.あと8目長編みを編む
5.一段目終わり
6.2段目を編んでいく
立ち上がりの鎖目を3目編む
7.前の段の編み目の頭に長編みを編み入れる
↓
長編みを1目編み入れたところ
8.あと8目、長編みを編んでいく
9.2段目終わり
10.3段目も立ち上がりの鎖目3目+長編み9目を編む
11.最後に引き抜き編みを行う
12.糸端を始末して完成
- 長編みの基本的な編み方については、こちらの記事を参考にどうぞ。
参考URL:「長編みの編み方は?きれいに編むには?動画でわかりやすいものを紹介!」の記事はこちら
- きれいな糸端の始末方法についてはこちらを参考にどうぞ。
プレーンな丸いコースター
プレーンな丸いコースターは、基本の円の編み方で完成できます。
どんな編み目でもコースターになりますが、編み目の種類によって見た目の印象が変わります。
細編みや中長編みだと目が詰まったように見えますが、松編みなどの模様編みで編むとレースのように繊細な仕上がりになります。
初心者向けは、中長編みで編むコースターです。
編み図はこちらです。
円の編み方についてくわしくはこちらの記事を参考にどうぞ。
参考URL:「かぎ針編みの長編み!円は?減らし目は?2段目とはどんなことなのかについても詳しく教えます♪」の記事はこちら
円の大きさは好きなサイズに変えられます。
大きく編んでいくには増し目の法則を知っておくと、編み図がなくてもすいすいと編み進めることができます。
円の増し目の法則についてはこちらの記事を参考にどうぞ。
かぎ針編みのコースター 初心者の注意点は?
簡単にできるかぎ針編みのコースターですが、注意しておくべきポイントをおさえてから編み始めると、仕上がりがよりきれいになります。
かぎ針編みでコースターを編む場合、注意しておきたいポイントは次の4点です。
編み目の数の数え間違い
コースター以外の全てのかぎ針編み作品に共通して言えることですが、編み目を数え間違うときれいな形に仕上がりません。
たとえば四角いコースターを往復編みで作る場合、一段目が15目あったのに、二段目が13目になってしまうと形がいびつになってしまいます。
円の場合は編み目がそろわないと縁が反り返り、平面になりません。
かぎ針編みは何度も編み直しできるのがメリットですので、一段編む毎に編み図と実際に編んだ編み目数を照らし合わせ、間違っていたらやり直しましょう。
拾う目を間違えないようにする
前の段の編み目を拾うときに裏山を拾うのか、それとも二本拾うかによって仕上がりの見た目が変わってきます。
基本的に鎖目の場合は裏山を、長編みなどの場合は二本拾うことが多いです。
編み方に指示がある場合は指示に従いましょう。
毛糸の種類によって仕上がりの雰囲気が変わる
毛糸にはレース糸やアクリル毛糸、純毛など様々な種類があります。
春夏は爽やかなリネンや麻を、秋冬は暖かさを感じる純毛やアクリル毛糸を使用することが多いです。
またどんなモチーフを編むかによっても使用する毛糸の種類は変わります。
また寒色系の色を使用するのか、暖色系の糸を使用するのかによってもコースターの見た目は大きく変わります。
好みに合わせて色を選びましょう。
お手本通りの色で編まなければいけないというわけではありません。
同じモチーフでも、様々な毛糸で試しに編んでみても違いが楽しめます。
糸に合ったかぎ針を選ぶ
糸はそれぞれ太さが異なり、対応するかぎ針のサイズが違います。
糸に対応したかぎ針のサイズは、毛糸玉のラベルや手芸本に記載があるので参考にして下さい。
かぎ針のサイズを変えると、同じかぎ針でも仕上がりサイズに違いが出ます。
小さく編みたいときや大きく編みたいとき、かぎ針を変えてみるとまた雰囲気が変わりますので試してみて下さい。
今回のまとめ
今回はかぎ針編みで作るコースターについてくわしくご紹介します。
また簡単に作れるコースターについてもお伝えしました。
その他にもかぎ針編みのコースターを作るときに初心者が注意すべきポイントもご紹介しました。
次の4点に注意して編むときれいなコースターに仕上がります。
- 編み目の数の数え間違い
- 拾う目を間違えないようにする
- 毛糸の種類によって仕上がりの雰囲気が変わる
- 糸に合ったかぎ針を選ぶ
今回ご紹介した内容を、コースター作りの参考にして下さい。
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