この記事では、棒編みの減らし目のやり方をそれぞれ表目、裏目で写真画像を付けてわかりやすくご紹介していきます。
画像がついていて、見直したり、初めてする場合でもじっくり見ながらできますから、一緒に編み編みしていきましょう。
減らし目は、棒編みをやるなら覚えておかなければならないテクニックです。
私も最初棒編みをやるときに「何じゃこれできるのかな?」と不安でしたが、やってみればとても簡単です!
まだまだ編み物歴が短い私が教える、初心者目線の減らし目をぜひ参考にしてくださいね。
棒編みでの減らし目のやり方は?
ここからは減らし目のご紹介と、手順などを画像付きでわかりやすく説明してきます。
減らし目も覚えていれば、編める作品も増えますので、ぜひぜひここでしっかり覚えていきましょう。
棒編みの減らし目ってなに?
まず、減らし目とは何なのかを詳しくご説明していきます。
簡単に説明すると、減らし目はその段で目を減らすことをいいます。(そのままですよね~。)
編み目を減らすことによって、セーターの肩幅や、靴下のかかと部分などを思い通りの幅に編むことができます。
減らし方は大きく分けて一般的には
- 右上2目一度
- 左上2目一度
の2つです。
編み目を減らすときは、まずこの2つを押さえておきましょう。
棒針の右上2目一度のやり方・記号のご紹介
表目を見て右側の目を減らす際よく用いられるのが、右上2目一度です。
「入」のような記号が右上2目一度の記号なので、覚えておきましょう。
1、左の針にかかっている表編みを1つずつ、計2目を拾います。
↓
2、そのまま右側の針に移動させます。
3、同じように2つ目もそのまま右の針に移します。
表編みを編まずにそのまま右の針に移すようにしましょう。
4、右の針に移った2目を画像のように、左の針を右から入れながら、左の針に移します。
↓
右の針に戻している途中です。
↓
左の針に移しました。
ここから一気に2目を表編みします。
↓
糸を引掛けて…
↓
引き抜いて…
↓
抜けました!
完成です!
棒針の左上2目一度のやり方・記号をご紹介
表目を見て左側の目を減らす際に用いられるのが左上2目1度です。
「人」ような記号が左上2目一度なので覚えておきましょう。
1、左にかかっている減らしたい表目2目を左から一気に拾います。
↓
↓
2、そのまま表編みをします。
↓
↓
完成しました!
左上2目一度は、ただ単に左から一気に2目を拾って表編みをするので、右上2目一度よりはとても簡単です。
棒編みの減らし目で裏目とは?
減らし目の裏目とは、裏目をみて、減らし目をすることです。(またまたそのままですね。)
棒編みはでは、表目を編んで、裏目を編むと交互に編みます。
そのため裏目をみながら減らし目をしながら編むことがあります。(輪針の場合は表目のみのこともあります)
それでは、記号とともに手順をご説明いたします。
棒針の裏目の右上2目一度のやり方・記号をご紹介
裏目を見て見ながら右側の2目を1度に編んで減らす方法です。
『入』の下に線が加わったような記号が、裏目の右上2目一度なので覚えておきましょう。
大体の記号の表目に下の線が入ると裏目だと思っておくと覚えやすいですよ。
1、減らしたい2目を右の針にそのまま移します。
左の針に2目があります。これを減らし目します。
↓
1目をそのまま編まずに右の針に移します。このとき左の針は左から入れて移します。
↓
2目をそのまま編まずに移しました。
2、移しましたら、その2目を左の針で右からもう一度左の針に移します。
左の針を右からいれてそのまま編まずに再度、左の針に戻します。
↓
移しました。
3、そして一気に右の針で裏目を編みます。
↓
↓
完成しました!
棒針の裏目の左上2目一度のやり方・記号をご紹介
裏目を見ながら左側にある2目を1度に編んで減らす方法です。
『人』の下に線が入った記号が左上2目一度なので覚えておきましょう。
記号に関してだんだんわかってきましたか?覚えやすいですよね。
1、左にある減らしたい2目を一気に右の針をいれます。
↓
2、次にそのまま裏目を編んでいきます。
↓
完成しました!
わかりにくいからとゆるく編まないようにしましょう。
ゆるく編んでしまうと、次編むときその部分だけ目が大きくなってしまいます。
そうすると、一定にならずきれいに編めません。
できるだけ編む力を同じにして編むようにすると、きれいに編めます!
減らし目の応用編!
減らし目には上記で説明した右上2目一度、左目2目一度のほかに端っこでやるパターンや、伏目をする場合にも減らし目の応用がききます。
さらに、模様編みにもできてしまいます。
わたしも靴下でジグザグ透かし模様を作ってみました。
本を見ながらでしたが、なんとか出来上がったのがこちらです。
靴下編みの初心者だった私でも減らし目ができることによって、こんな感じできれいに模様が編めるようになります。
ぜひお試しください。
私が参考にして靴下を編んだのは↓の本です^^
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棒編みの減らし目のまとめ
今回は、棒編みの減らし目のやり方をそれぞれ表目、裏目で写真画像を付けてわかりやすくご紹介しました。
この記事では初心者や見直したい場合に読んでほしくて書きました。
減らし目の細かな部分を画像にしてみましたがいかがでしたでしょうか。
私も子供のために編み物を始めましたが、最初は表目編みも裏目編みが何なのかも知りませんでした。
わたしもかなり初心者でした(笑)
しかしながら今では少なからず基本は編めるようになり、靴下も編めるようになりました。
まだまだ初心者ではありますが、これからもあなたと「できた!」を共有できるように私自身も頑張りたいと思いますので、この減らし目を覚えて実践してみてください。
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