この記事では、棒編みの初心者が編み物の練習するときにするべきことや、毛糸のはどんなものがいいのかなどの選び方をご紹介いたします。
初心者でいきなり大きな作品(例えばセーターなど)に挑むといろんな記号などが出てきてしまって、私なら挫折しています。
なので、基本を覚えるためにも編み方の練習をおすすめします。
また、毛糸って何が違うの?どれでもいいの?という初心者がいます。(わたしです(笑))
編んでみると全然違ったり、この作品を作るならこの毛糸がいいなど、わたしなりに学びました。
それを踏まえて今回ご紹介していきますので、参考にしてみてくださいね。
棒編みの初心者って?楽しむポイントは?
練習を始める前に、ここでは初心者でも楽しむポイントをご紹介いたします。
わたしは最初棒編みって難しいからなぁ。と考えて敬遠していました。
そんなわたしが棒編みをやってみようと思ってから楽しめるようになったポイントをお伝えします。
作ってみたい作品を見つける!
始めのきっかけは作ってみたい作品に出合ったことです。
わたしの場合はモチーフ編みをつなげてブランケットになるという作品を見て、子供にそれを使ってもらいたい!と思って始めました。
初心者から始められるというフレーズが気になり、今でも作り続けています。
他にもいろいろな編み方を覚えたいと、他の物も作るようになりました。
家族や友人に使ってもらう
靴下を編んだり、ネックウォーマーを編んだときは夫のために作ったので、使ってもらったらとても喜んでくれて、とくに靴下はあったかくて寒い時はよく履いてくれました。
実用として自分の作ったものが使えるんだと実感すると、とてもうれしくなりました。
なので、使ってくれる人、使うところを想像して編むと楽しく編めますよ。
SNS・ブログに作品を投稿する
できた作品を、SNSやブログに投稿することによってみている方にいいね!などがもらえるととてもうれしくなり、また作ってみようと思うようになりました。
1人でもくもくやることも好きですが、いいね!やコメントをもらうことによって、認めてもらえているようでこれは楽しめるポイントで一番効果的です。
さらに、ここがわからない!となったときにSNSで編み物仲間を作っておくと教えてもらえたり、教えたり!一人で編んでるようでみんなで編んでるような感覚で楽しめます。
棒編みの初心者 練習は?上達するには?
さあやる気も出てきたし編んでみようかな!と思ったとき何から始めればいいの?と考えたときに、まずは練習で基本を編みましょう。
いきなり作品を作ってしまうと、きれいに編めていない。。と後悔します。(わたしがそうです。)
なので、きれいに編むためには、作品を編む前に記号の読み方や編み方を覚えるためにも練習をしておきましょう。
ゲージを作ろう!
ゲージとは一定で編んだときに10㎝×10㎝の中に何目何段できるかを示すために必要なことです。
これは、その毛糸の太さ、棒針の号数、その時の編む力、そして模様編みによって目数や段数は異なります。
練習と思って糸は余分に買って、ぜひゲージを測るために10㎝×10㎝以上の平らな編み物のをしておきましょう。
作り目の作り方の練習をしよう!
突然ですが、作り目の作り方は一つではありません。
他の記事では、指でつくる作り目を画像付きでご紹介しています。(→「URLをここに貼る」
他にも一般的な作り目の作り方がありますので、ご紹介させていただきます。
わたしの場合は、最初に覚えたのが指で作る作り目でしたので、そちらをとしてご紹介しましたが、どちらがいいのかというと、あなたのやりやすい方を選ぶことをおすすめします。
一般的な作り目の作り方
初めに左手に糸を図のように掛けます。
このとき、糸端側は下、糸玉側は上なります。
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糸端がわを中指、薬指、小指で押え、糸玉側の糸を右手で持って親指にかけます。
↓
次は人差し指に画像のように糸をかけます。
↓
掛けたら、中指、薬指、小指で押えます。
↓
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次に、左手に棒針を開く2本もち、親指の画像部分に針を入れます。
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棒針の上に引っかかった糸をそのまま引っ張り、次は人差し指と親指にかかっている糸の下に右からく棒針をぐらせます。
↓
そして、そのまま親指の輪っかになっているあいだにくぐらせていきます。
↓
上に持ってきて画像のようになります。
↓
そのまま親指にひっかかっている糸を親指から外します。
↓
糸端の糸を再度親指で押えて、輪っかをしめていきます。
↓
しめ終わると、作り目の1目目が完成しました。
↓
作り目は編む最初の一歩です。
このときにうまくいかないときれいになりませんので、作っては、解いて、また作ってみるなど繰り返すとだんだんとコツがわかっていきます。
やればやるほど自分の力加減もわかりますので練習してみてください。
基本を編むことが大事!
最終的に私が練習をこなしたのは基本を編むことでした。
本来、練習が嫌いなわたし(笑)。
そんな私がこんなに練習が必要とお伝えするのは、最初から難しい模様編みに挑戦しようとして全然わからず、挫折しそうになったからです。
棒針は難しいとその時思ってしまって最初なかなか進みませんでした…。
ですが、子供のためにと奮闘して再度挑戦し始めた時にまず、基本の簡単な模様編みを練習することにしました。
他の記事にメリヤス編みやかのこ編みなどの基本の編み方をご紹介していますので、そちらをご参考に、ぜひいろんな糸、いろんな棒針で基本を編んでみてください。
「https://handmeid.tokyo/bouami-basic-knitting/」
毛糸 棒編み初心者には?どう選べばいいの?
現在毛糸にはいろいろな種類があり、選ぶのって大変ですよね。
初心者になると、この糸ってどんな作品に合うの?という疑問が出てきます。
ここでは簡単に毛糸についてご紹介させていただきます。
綿
綿は一年中使えるぐらい肌に肌になじみやすく、オーガニックコットンなど赤ちゃんや肌が荒れやすい方にはチクチクしなくてとてもおすすめです。
また、選択してもあまり縮まないので、ハンカチや赤ちゃんの洋服に使われることが多い素材です。
麻
こちらも春夏用の糸として、メジャーな糸で、麻の呼び方にはリネン、ラミーやヘンプなどがあります。
それぞれ麻ではありますが、素材が異なりますので確認していきましょう。
リネン(亜麻)は西洋で使われており、この人はとてもしなやかでとても肌触りがいいので、肌に身に着けるものにおすすめします。
ラミー(苧麻)はアジアで使われており、丈夫でチクチクしますので、小物などに向いています。
ヘンプ(麻、大麻)は、乾きやすさとともに保温性があり温かくなるので冬用に向いています。
毛糸の裏側に麻だけでなく、カタカナで表記されていますので、きちんと確認しましょう。
毛
ウールはもちろん、高級のカシミヤ、アルパカなどの動物性の毛でできた糸は、保温性に優れており、吸湿性も優れているので冬にはおすすめです。
ただ、チクチクすることもありますので、その場合はコットンが入っていたり、チクチクしないとうたっているものがおすすめです。
防縮性の毛糸もあるのでネットに入れて洗濯できるものもあります。
アクリル
アクリルは羊毛に似た合成繊維で、保温性や耐久性などに優れています。
アクリルたわしは、アクリル100%の糸で作って水だけで汚れが落とすことができ、たわしの汚れを落とすのも洗剤を使わないというエコなたわしです。
シルク
蚕の繭からとった繊維で、光沢があり、柔らかな素材になっています。
保温性と通気性が備わっており、冬のセーターなどにもおすすめです。
好きな毛糸を選んで練習をたくさんしよう!
今回は初心者のために練習の仕方や、毛糸の選び方についてご紹介いたしました。
わたし自身、最初に糸を選ぶときは必ず作りたい作品が掲載されている本の毛糸をまず探すようにしています。
そうすれば、まず間違いないからです。
それが作れるようになったら、この毛糸でも編めそうだなと練習がてら編んでみたら、ちょっと柔らかすぎだったり、硬すぎてつかえない!と失敗もしています。
逆にこの毛糸でもかわいくできた!や、柔らかいけどこのぐらいが使い勝手がいい!などの発見にもつながり、それまた編み物の楽しみになっています。
こんな発見があった!を皆さんと共有しながら記事を書いていきたいと思いますので一緒に編み物を楽しんでいきましょう。
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