この記事では、かぎ針編みの水筒カバーについて、さらに編み図や編み方についてもご紹介していきます。
マイボトルが主流となった現在、様々な水筒カバーを見かけますね。
数ある中、自分のボトルにピッタリなお気に入りのカバーを探すのはなかなか大変です。
そんな時は、自分でかぎ針編みの水筒カバーを作ってしまいましょう♪
既存の編み図をマイボトルサイズに合わせる工夫も載せているので必見ですよ!!
かぎ針編みの水筒カバーにはどんな作品がある?
かぎ針編みの水筒カバーはたくさんのデザインや形がありますが、タイプ別に大きく分けるとバックタイプ・巾着タイプの2種類になります。
筒状に編んだボトル入れに持ち手が付き、持ち運びしやすいタイプの水筒入れです。
持ち手を長くすればショルダーとしても使用できます。
水筒のジャストサイズで編みましょう。
どうしても緩めになってしまう場合は、使用するかぎ針の号数を小さい号数に変えて編みます。
ややきつめくらいがベストです☆
水筒は重みがあるので、使用しているうちにどうしても伸びてしまいます。
市販の持ち手やストラップを使用してカバーに付けるのがオススメです。
糸を編んで付ける場合は、スレットコードで編む・変り細編みで編む、など負荷がついても伸びにくい編み方で編むといいでしょう♫
筒状の入り口をひもなどで締め、水筒をしっかりとホールドするタイプです。
ひもは使用ぜず、水筒の形にそって編みボタンなどで留めるタイプもあります。
縛った部分がフリルのようになるので、ガーリーな模様編みが似合います♡
選りすぐり2点♪水筒カバーの編み図を紹介!
水筒カバーはデザイン・編み方がたくさんあるのでどれにしようか迷ってしまいますよね。
そこで今回は、一見複雑そうだけど編み方はシンプルな水筒カバーの編み図を2点ご紹介していきます!
水筒は基本立てて置くので底部分の糸は合細・中細などを使用し、きっちりと平らに編むのがベストです。
・全体図
・底部分
・側面-1
・側面-2
底直径6.5cm 高さ15cm
使用糸 合細ウール100%/紫・グレー 中細コットン100%/白
持ち手(パールビーズ/直径5mm・38個 カニカン2個 丸カン2個 テグス)
用具 かぎ針2号 とじ針 手芸用平ヤットコ・ピンセット・はさみ
・全体図
・底部分
・側面-1
・側面-2
底直径5.5cm 高さ18cm(巾着部分含め20cm)
使用糸 中細コットン100%/白 合細ウール100%/グレー・紫 合細ウールシェイプ/白
巾着ひも部分 (合細ウール100%/黒 パールビーズ/直径5mm・6個)
用具 かぎ針2号 とじ針
水筒カバーの編み方を解説!
ここでは前contentsで紹介したバックタイプの水筒カバーを、紹介した編み図を参照して編んでいきます♫
材料・用具の準備ができたら早速開始です!
“わ”の作り目で細編みを6目編みます。
↓
1目ずつ増やし目をし、細編み12目を編みます。
↓
↓
編み図に従い1段ごとに6目増やし目をしながら編みます。
↓
12段まで編みます。(72目)
細編みのすじ編みを編みます。
↓
細編みを編みます。
↓
細編みのすじ編みを10目編んだところです。
手前の半目がすじのように残っています。
↓
すじ編み1段が編み終わりました。
変り長編み8目の玉編みを編みます。
長編みの途中、かけた糸を2回引き抜いた状態です。(8目分)
↓
8目分糸を一気に引き抜き、その目とかぎ針に残っていた目を一緒にくさり編みをします。(変り玉編み)
↓
台の目をひと目空け、となりに細編みを1目編みます。
↓
続けて変り長編み8目の玉編みを編みます。
↓
側面2段目、変り長編み8目の玉編みが編み終わりました。
変り玉編みが18個できています。
↓
続けて3段目を編みます。
玉編みの頭に細編み1・くさり編み1・細編みの頭に細編み1・くさり編み1を編み終えたところです。
↓
↓
同じようにして編み、3段目を編み終えました。
↓
細編み1・くさり編み1・変り長編み8目の玉編み1を編みました。
編み図に従い同じように繰り返し9段目まで編みます。
↓
続けて細編みを3段編みます。(72目)
↓
変り長編み8目の玉編み1・細編み7を繰り返し編みます。
玉編みは9個できます。
細編み3段・変わり玉編みの段を1セットとし3セット編みます。(最終21段)
↓
その後も編み図に従い33段目まで編みます。
細編みを72目・10段編みます。
↓
糸をグレーに変えて6段細編みを編みます。
↓
糸を白に変えて1段細編みを編みます。
↓
変り細編みを編んでいきます。
1目は細編み・2目めは台の目の細編みの足に針を入れ細編みを編みます。
↓
変り細編みが編めました。
同じように繰り返し最終段まで編みます。(51段)
とじ針で糸処理をし、本体が出来上がったら持ち手を付けていきます。
今回はパールビーズを使用した持ち手を用意しました。
↓
持ち手の長さ 約20cm
パールビーズをつなげて20cmにし、両端にカニカンを付けています。
市販の持ち手を用意してもOKです。
↓
本体の両端・最終段から2目下の箇所に丸カンを1つずつ付けます。
↓
丸カン部分にカニカンを付けて完成です☆
既存の編み図をマイボトルサイズに微調整☆
既存の編み図のサイズとマイボトルサイズが違っているため、気に入ったデザインだけど作るのを諦めた・・・という経験をお持ちの方は少なくないですよね。
でも、かぎ針編みで作る水筒カバーは、若干のサイズ違いには対応できます。
上記タイトル写真で載せた水筒カバーは、今回ご紹介した編み図の水筒を入れ替えて使用した状態です。
素材が毛糸なので、このように若干サイズが変わっても伸縮性により使用可能になります。
①かぎ針の号数を1つ大きくして編んでみましょう。
②糸を2本どりにし、かぎ針の号数を1つ大きくして編んでみましょう。
どちらも底を編んでみてマイボトルの底サイズに近ければそのまま同じ方法で側面を編みます。
①高さが足りない時は、指定の段数を延長し同じ編み方で編み進め高さ調整をしましょう。
②高さがありすぎる時は、マイボトルの高さに近い段数で編むのをやめましょう。
模様編みの場合は、模様の途中ではなくなるべく1模様終わった段数で終わらせると綺麗に仕上がります。
作ってみたくなるかぎ針編みの水筒カバー♪マイボトルサイズに合わせよう☆
今回の記事では、かぎ針編みの水筒カバーについて、さらに編み図や編み方についてもご紹介していきました。
数ある編み図の中から選りすぐった2点の編み図を紹介し、そのうち1点の編み方も写真とともに詳しく解説してきました。
既存の編み図とマイボトルのサイズが違っていた場合の解決策もQ&Aでお答えしています。
かぎ針編みの水筒カバーを作る時の参考にし、お気に入りの水筒カバーを作ってくださいね☆
コメントを投稿するにはログインしてください。