この記事では、かぎ針編みのリースにはどんなものがあるのか、代表的な作り方をもとに編み図とともに編み方をご紹介しています。
玄関や壁を季節ごとに素敵に彩るリースですが、そのリースをかぎ針編みで作ってみるととても暖かみのあるキュートなリースが出来上がります♪
ここでご紹介する作り方は手軽にできるので、ぜひマスターしてオリジナルリースにもチャレンジしてみてください☆
かぎ針編みのリースにはどんなものがある?
リースとは、花や葉・実などで作られた装飾用の輪のことを言います。
クリスマスリース・結婚式のウェルカムリース・季節の行事で飾るリース・インテリアとして通年用いられるリースなど様々ですね。
そしてこれらのリースはかぎ針編みでも作ることができるんです♪
作り方としてはリースの種類に問わず、大きく2つに分ける事ができます。
土台となる輪を編み、その上にモチーフなどを配置し仕上げる作り方
モチーフを直接つなぎ合わせ輪にして仕上げる作り方
どちらの作り方も、かぎ針編みならではのぬくもりと繊細さが感じられるリースになりますよ☆
かぎ針編みのリース☆気になる編み図は?
今回は前contentsで取り上げた2つの作り方を使用し、リースの定番!しめ縄飾りとクリスマスリース、それぞれの編み図をご紹介していきます。
しめ縄・編み図
~土台となる輪を編み、その上にモチーフなどを配置し仕上げる作り方
スレッドコードを140cm編み、しめ縄の形を作ります。
↓
中央の重なり部分を3回巻いて締め、仕上げます。
各モチーフは編み終わりの糸を約30cm残し、その糸を使用して本体に取り付けます。
つばき小 1個/ ウール100%中細2本どり(5号)・橙色
つばき大 1個/ ウール100%並太(6号)・アイボリー
ナンテン白 2個/ ウールシェイプ(2号)・枝=緑・実=白、ベージュ
実大 1個/ ウールシェイプ(3号)・オフホワイト
実小 3個/ ウールシェイプ(2号)・オフホワイト
しめ縄にモチーフを配置し取り付けます。
番号順に、モチーフの残しておいた糸でとりつけましょう。
~モチーフを直接つなぎ合わせ輪にして仕上げる作り方
バラ 1個/ ウール100%並太(6号)・アイボリー
ミニバラ
○大1個/ コットンウール合太(4号)・白
○小2個/ レース糸#60 2本どり(2号)・エンジ
アネモネ
○大1個/ 1~4段=ウールシェイプ2本どり(6号)・アイボリー 5~7段=ウール100%並太(6号)・アイボリー
○小1個/ 1~4段=ウール100%並太(6号)・アイボリー 5~7段=コットンウール合太(4号)・ベージュ
小花A
4個/ 1.2段=ウールシェイプ2本どり(6号)・ベージュ 3段=ウール100%並太(6号)・アイボリー
小花B
7個/ 1段=ウール100%並太(6号)・アイボリー 2段=ウールシェイプ2本どり(6号)・アイボリー
実
大3個/ ウールシェイプ(3号)・ベージュ
小11個/ ウールシェイプ(2号)・サックスブルー
各モチーフの編み図はこちらに載っています。
https://handmeid.tokyo/crocheted-lace-small-flower-solid-flower/
出来上がりサイズ 直径22cm
各モチーフの残しておいた編み終わり糸で、まとめ図を参考につなぎ合わせていきます。
↓
手芸用ワイヤー(30cm)をモチーフの裏側に要所要所で通していきます。
きれいに形を整え、残りのワイヤー部分で吊るし部分を作ります。
また、モチーフを季節に合わせたものに変えると季節感倍増です!
かぎ針のリース☆定番しめ縄飾りの作り方は?
ここでは前contentsのしめ縄飾りのリースの作り方を具体的にご紹介していきましょう♫
出来上リサイズ14cm
編み図を参考にスレッドコードを140cm編みます。
140cm編んだら糸を50cm残して切ります。
↓
編み始め・終わりを中心とし反時計周りに2回巻きし、しめ縄の形を作ります。
↓
編み終わりに残していた糸を編み始めの糸の長さにそろえ、折っておきます。
↓
先端部分は1巻めの下をくぐらせておきます。
↓
中心部分を上からひと巻きし、続けて2回巻き、合計3回巻きます。
↓
先端部分を1巻きめに入れ、3巻めから出します。
この時、1巻めのコードと先端部分を同時に引き、結び目を引き締めます。
↓
ウラ側から残った糸の糸処理をします。
糸を1本だけ残して、コードの編み目に紛れ込ませます。
残した1本をとじ針でしめ縄の中心まで移動させ輪にします。
↓
束ねた糸を好みの長さで切りそろえ、1本1本の撚りをほどきふさふさにします。
ふさに中温でアイロンをあて真っ直ぐに伸ばします。
しめ縄飾り本体の完成です☆
つばき小 出来上がりサイズ4cm
1段め ”わ”の作り目から細編み5目を編みます。
↓
2段め くさり編み1目で立ち上がり細編み2目を編み入れます。
編み図の指示に従い、細編み2目を編み入れるを繰り返し編みます。
↓
3段め くさり編み2目で立ち上がり中長編みを編みます。
編み図の指示に従い、中長編みを繰り返し編みます。
↓
4段め(編み図オレンジ色) くさり編み2目を編み、前段の中長編みの足に引き抜き編みをしくさり編み2目を編みます。
↓
1目とばし、前段の中長編みの足に引き抜き編みをしくさり編み2目を編みます。
↓
繰り返し編み、5ループが出来上がります。
↓
5段め ループに引き抜き編みをし、くさり編み1目で立ち上がり細編みを3目編みます。
残りのループも細編み3目を編みます。
↓
6段め 編み図に従い細編みを編みます。
細編み15目出来上がります。
↓
7段め(編み図水色) くさり編み1目を編み、前段の細編みの足に引き抜き編みをしくさり編み3目を編みます。
2目とばし、前段の細編みの足に引き抜き編みをしくさり編み3目を編む を繰り返し編みます。
↓
8段め くさり編み2目で立ち上がり中長編み1・くさり編み1を編みます。
↓
続けて中長編み2目・くさり編み1を編み、1ループに中長編み2・くさり編み1・中長編み2・くさり編み1と入ります。
つばき小の完成です。
同じようにつばき大(出来上がりサイズ5.5cm)も編み図を参考にして編みます。
出来上がりサイズ7cm
・ウールシェイプ緑で枝部分を編みます
くさり編み19目を編みます。
・ウールシェイプベージュで実を編みます
19目のくさり編みの目に、くさり編み3目・長々編み1目を編みます。
緑糸は切らずにそのままにしておきます。
↓
続けて長々編みを2目・くさり編み3目を編み、同じ目に引き抜き編みをします。
↓
糸を切り、編み始めの糸としっかりと結んでから糸処理をします。
その時、実がふっくらするように形を整えます。
・ウールシェイプ緑に替えて枝を編みます
編み図に従い引き抜き編みで3目戻ります。
↓
そのままくさり編み5目を編みます。
・ウールシェイプベージュで実を編みます
1つ目の実と同じように編みます。
↓
その後も枝・実を編み図に従い編んでいきます。
↓
ウールシェイプ白でもう1個編み、ナンテン2個が出来上がりました。
出来上がりサイズ 小2cm・大2.5cm
・ウールシェイプオフホワイトで実・小大を編みます
大1個 小3個
実・小大の編み方はこちらを参照してください。
https://handmeid.tokyo/crocheted-lace-small-flower-solid-flower/
しめ縄本体にモチーフを配置していきます
モチーフの編み終わりに残しておいた糸で本体に取り付けます。
まとめ図を確認しながら、順番にバランスよくモチーフを配置していきましょう♪
ほっこりと癒やされるしめ縄飾りの完成です☆
季節に合わせたモチーフを取り付けていろいろなバージョンのリースを楽しみましょう♫
おさえておきたい定番かぎ針編みのリース!オリジナルリースにもチャレンジ☆
今回は、かぎ針編みのリースにはどんなものがあるのか、代表的な作り方をもとに編み図とともに編み方をご紹介しました。
定番のかぎ針編みリースの作り方2つをご紹介しましたが、どちらも基本の土台をもとにモチーフなどを変えるだけで季節や目的にあったリースを作ることができます。
さぁ、この作り方を覚えて、自分だけのオリジナルリースを作ってみましょう♫
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