この記事では、自分で作れるレース編みでのビーズのアクセサリー・ビーズクロッシェについて取り上げていきます。
人気のアイテムレシピを2つご紹介するとともに、作り方を画像を交えて詳しく説明もしています。
ビーズクロッシェといえば、とても素敵だけれどかなりの根気が必要・・・と考えているかもしれませんが、ここで取り上げるレシピは気軽にチャレンジできるレシピとなっています♪
また、ビーズクロッシェを作るにあたって専用の用具がありますが、今回はレース糸・レース針を使用して編んでいくので必要最低限の準備で作れます。
ではビーズクロッシェに挑戦してみましよう☆
レース編みでビーズのアクセサリー!ビーズクロッシェといえば!!
ビーズクロッシェとは、ビーズを予め糸に通して編んでいく方法で、アクサセリーの他に小物やストール・ウエアと様々な物があります。
なかでもビーズクロッシェの代表的なアクセサリーといえば、ブレスレット(チューブクロッシェ)ですね。
写真のブレスレットはとても繊細で大人な雰囲気が漂う素敵なアイテムとなっています。
写真引用:技術体験ラボラトリー#1 FALBE:光受けて輝く、ビーズのクロッシェ
編み方の過程も載せてあるので参考にしてみてください。
この人気のブレスレット(チューブクロッシェ)は、「作り目をしそれを元に螺旋状に編んでいく」という単純な編み方ですが、慣れるまでは目を拾うのがとても大変です。
上記の写真のブレスレットは、特小ビーズ(外径1.5mm)・同色を使用しているため、レース編み上級者向けと言えます。
通常ハンドメイドとして紹介されているブレスレット(チューブクロッシェ)は、丸小ビーズ(外径2.0~2.2mm)・多色使い(ストライプ柄)で作りやすく工夫されているのが大半です。
ただ、作りやすく工夫はされていますが、やはり慣れていないと目を拾うのには多少苦労しますし、ブレスレットとして必要な長さまで編み進めるのにはかなりの根気が必要になります。
そこで今回は、気軽に作れるようなアクセサリーアイテム、ピアスとネックレスのレシピをご紹介していきましょう☆
気軽に作ろう♪レース編みビーズクロッシェ大人可愛いピアスのレシピ大公開☆
まず初めにご紹介するのは、ビーズクロッシェのピアスです。
今回ビーズはクリア(中染シルバー)色を使用して作るので、出来上がりはちょっと大人な雰囲気です♫
もちろん使用色はお好みの色を選択して頂いてかまいません。
編み図
- レース針8号
- レース糸#40
- 丸大ビーズ クリア(中染シルバー) 90個(1セット)
- ビーズ通し
- 樹脂ノンホールピアス 8mm平皿付き
- 糸切りばさみ
編み方・作り方
では準備ができたら、ピアスのもとになるビーズクロッシェにとりかかりましょう☆
レース糸にビーズ通しをセットし、丸大ビーズを45個レース糸に通します。
ビーズを45個通し終わりました。
ビーズ5個を糸の手前に移動させ”わ”にし結びます。
ビーズの形を整えたらさらに結びます。
作り目ができあがりました。
固結びした箇所からビーズをまたいだところに引き抜き編みをします。
この時、糸は手前を通してまたぎます。
くさり編み1目で立ち上がり細編み1目を編みます。
同じ箇所に細編みを編み、ビーズとビーズの間に細編み2目が編み終わりました。
同じように繰り返しビーズの間に細編み2目を編んでいき、全部で10目の細編みを編みます。
立ち上がり目の頭に引き抜き編みをします。
1段めが編み終わりました。
↓
うら面からみた状態です。
きちんとビーズが細編みの間から出ています。
くさり編み1目で立ち上がります。
↓
ビーズを1個立ち上がり目まで引き寄せます。
↓
台の目に細編みを編みます。
台の目とは前段の目のことを言います。
↓
糸を針にかけて新たに糸を引き抜く時、しっかりと糸を引き締めビーズを固定させます。
↓ビーズはうら面に出ています。
隣の台の目に移り、ビーズを1個引き寄せ同じように細編みを編みます。
繰り返し編み、細編み10目が編み終わりました。
立ち上がり目に引き抜き編みをします。
↓
うら面からみた状態です。
ビーズもしっかりと固定され、形が整っています。
くさり編み1目で立ち上がり台の目に細編みを編みます。
ビーズを編み込んだことにより、台の目が内向きになっていて探しにくいのでよく見て台の目を拾いましょう。
↓
次の台の目には細編み2目一度を編みます。
これを繰り返し(編み図わ参考)最終目まで編み、立ち上がり目に引き抜き編みをします。
細編み15目ができました。
くさり編み1目で立ち上がります。
↓
ビーズを1個立ち上がり目まで引き寄せます。
↓
台の目に細編みを編みます。
糸を引き抜く時、しっかりと引き締めビーズを固定することを忘れないようにします!
編み図の指示に従い同じように繰り返し最終目まで編み、立ち上がり目に引き抜き編みをします。
うら面の状態です。
ビーズが15個、綺麗に並んでいます。
くさり編み1目で立ち上がり、編み図の指示に従い台の目に細編みを編みます。
細編み15目編んだら、立ち上がり目に引き抜き編みをします。
くさり編み1目で立ち上がり、4段めと同じようにビーズを引き寄せ細編みを編んでいきます。
↓
最終目まで編んだら、立ち上がり目に引き抜き編みをします。
横からみた状態です。
マカロンのような形になりました。
ピアスのパーツ(樹脂ノンホールピアス・8mm平皿付き)を用意し、作り目の残糸を7段めの位置付近でカットしておきます。
↓
平皿部分を空洞に入れます。
作り目の残糸は空洞の中にあらかじめ入れておき、平皿でふたをする感じになります。
くさり編み1目で立ち上がり、台の目に細編みを編みます。
編む時は、ピアスのパーツが邪魔にならないようにパーツを回転させながら編むと編みやすくなります!
↓
編み図の指示に従い、台の目を1つ飛ばしながら最終目まで編みます。
細編み8目を編んだら、立ち上がり目に引き抜き編みをし糸を20cm残してカットします。
↓
とじ針で糸処理をしていきます。
同じようにもう1個作り、大人可愛いビーズクロッシェピアスの完成です☆
レース編みアクセサリー☆簡単なのにワンランクUPするアイテム・ビーズクロッシェのブレスレット
次にビーズクロッシェのブレスレットをご紹介していきます。
編み方はチューブクロッシェと比べると格段に編みやすくなっている上に、シンプルな装いにプラスするだけでグッとオシャレ感を引き立ててくれるブレスレットです☆
編み図
全体図
- レース針8号
- レース糸#40
- 丸大ビーズ /クリア(中染シルバー) 70個
- チェコファイアポリッシュビーズ 5mm /ガーネット 3個
- ビーズ通し
- マンテル(留め具) 1組
・リング 直径約12mm ・バー 長さ約17mm ・穴径 約2mm |
- Cカン 4個 0.55☓3.5☓2.5mm
- 平ヤットコ
- 丸ヤットコ
- 糸切りばさみ
編み方・作り方
ビーズを通す順番や個数を間違えると編み直しになるので、きちんと確認しながらビーズを通していきましょう。
レース糸にビーズ通しをセットし、指定通りの数のビーズを通します。
[jin_icon_info color=”#e9546b” size=”18px”]ビーズ指定数
丸大ビーズ=○
チェコファイアポリッシュビーズ=⭕
○31個
↓
⭕1個
↓
○4個
↓
⭕1個
↓
○4個
↓
⭕1個
↓
○31個
ビーズをレース糸に通し終わりました。
作り目をし、くさり編み1目を編みます。
この時、編み始め側の糸を20cmほど残るように作り目をします。
↓
丸大ビーズ1個を編み目の根本まで引き寄せた後、くさり編みを編みます。
くさり編みを編み終えたら、糸を引き締めビーズを固定させましょう。
↓
くさり編みのうら側にビーズが編み込まれています。
↓
同じように、繰り返し編んでいきます。
↓
1目編むごとに糸を引き締め、ビーズを固定させることを忘れないように気をつけます。
↓
全部で丸大ビーズ10個をくさり編みに編み込みます。
くさり編み1目を編み、丸大ビーズ5個を根本まで引き寄せます。
↓
ビーズ5個をまたいだ状態でくさり編みを編みます。
↓
ピコット編みのようなループができます。
ここでもくさり編みの後には必ず糸を編み引き締めてビーズを固定させましょう!
↓
くさり編み1目を編み、ビーズ1個引き寄せます。
↓
くさり編みを編み、ビーズを一緒に編み込みます。
↓
同じようにビーズを全部で5個編み込みます。
↓
くさり編み1目を編みビーズ5個引き寄せます。
↓
先ほどと同じようにループを作り、その後ビーズを5個くさり編みに編み込みます。
くさり編み2目を編み、丸大ビーズ1個・チェコファイアポリッシュビーズ1個・丸大ビーズ1個を引き寄せます。
↓
3個のビーズをまとめてはさみ込みくさり編みを編みます。
↓
くさり編みを編んだらしっかりと引き締めビーズを固定させます。
↓
くさり編み2目を編み、丸大ビーズ2個をそれぞれ編み込みながらくさり編みを編みます。
↓
くさり編み2目を編み、同じように丸大ビーズ・チェコファイアポリッシュビーズをくさり編みで編み込みます。
↓
もう1回同じ要領で繰り返し編み、3個のチェコファイアポリッシュビーズがつきました。
くさり編み2目を編み、丸大ビーズ5個をそれぞれ編み込みながらくさり編みを編みます。
↓
くさり編み1目を編み、丸大ビーズ5個を引き寄せます。
ステップ2と同じ要領で編み図の指示に従い編み、丸大ビーズのループを2個作ります。
↓
10個目の丸大ビーズが編み込み終えたらくさり編み1目を編み、糸を20cmほど残してカットし引き抜きます。
ブレスレット部分が編み終わりました。
バーの穴部分にCカンを1個つけます。(平ヤットコ・丸ヤットコ使用)
↓
1個目のCカンを閉じたら2個目のCカンをつづけて取り付けます。
↓
ブレスレット本体の編み始め側、ビーズを編み込んだ1つ目のくさり編みの目に2個目のCカンを取り付けます。
↓
同じ要領でリングの穴部分にもCカンを2個取り付け、編み終わりのビーズを編み込んだくさり編みの目に取り付けます。
↓
編み終わりの残糸をビーズ通しに通します。
↓
1つ目のビーズの中に糸を通します。
↓
そのまま10個目のビーズまで糸を通し、ループ部分の1個目のビーズだけに糸を通します。
↓
糸をカットし、糸処理が終わりました。
残りの、編み始め側の残糸も同じ要領で糸処理をしブレスレット本体にマンテルがつきました。
シンプルな装いがワンランクUPするビーズクロッシェブレスレットの完成です!!
サイズ調整は、両端10個のビーズの増減や、Cカンの数を増やすなどして自分の手首に合わせて作りましょう☆
ポイントをしっかりおさえて素敵なレース編みのアクセサリー・ビーズクロッシェ
今回は、自分で作れるレース編みでのビーズのアクセサリー・ビーズクロッシェについて取り上げました。
人気のアイテムレシピを2つご紹介するとともに、作り方を画像を交えて詳しく説明もしてきました。
簡単で気軽に挑戦できるレシピの上に、大人可愛い繊細なビーズクロッシェのアクセサリーでしたね。
作り方のポイントをしっかりおさえることで、ビーズが揃ったきれいなビーズクロッシェを編むことができました。
気軽に作れるので、色違いで数個持ちたくなるアクセサリーですね!!
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