この記事では、刺繍ミシンで名前を刺繍する時のポイントについてや、アルファベット・漢字で刺繍した名前刺繍の素敵な例を紹介していきます。
ミシン刺繍のメリットの一つに、手作り小物や既製品の小物に簡単に名前を刺繍できることがあります。
お子さんを持っている人は名前刺繍をする機会が多いですし、お子さん用でなくても自分用やプレゼント用にイニシャルなどを刺繍するのも素敵です。
手刺繍だと細かい名前や凝ったフォントで刺繍するのは難しいです。
そんな時こそ刺繍ミシンの出番です!!
あなたも素敵に名前刺繍を入れて、作品に個性をプラスしてみましょう♪
刺繍ミシンで名前は?縫うときの注意点は?
刺繍ミシンって細かくて色とりどりの刺繍をしたい時に役立ちますが、実は名前刺繍でも大活躍するんです!!
ここでは、刺繍ミシンで名前を入れる時のポイントや注意点について解説していきます。
あなたもポイントを押さえて、可愛く小物に名前を入れてみましょう♪
名前刺繍をするメリットは?
そもそも名前刺繍をするとどんなメリットがあるのでしょうか?
ここでは、名前刺繍の魅力について紹介していきます。
- はがれたり消えたりしない。
- 他の人とは違う名前を入れられて、オリジナリティを出しやすい。
- シンプルな小物のアクセントになる。
名前刺繍はその名の通り、名前を直接布地に縫い付けます。
つまり、多少ほつれることはあっても、全部がとれてなくなるということはありません。
名前刺繍は消えたり取れる心配はありません!!
それに比べると、アイロンでつける名前シールは、洗濯を繰り替えすと段々はがれてきてしまいます。
また、サインペンで直接布に名前を書いても同じく洗濯を繰り返すと段々薄れてきてしまいます。
名前を入れるということは、使う本人はもちろん、他の人の目にも留まりやすいということです。
ならば!!絶対!!おしゃれにしたいですよね!!
ミシン刺繍なら、ペンで書くのとは違って多彩な色を使えますし、デザインも無限にあるので、名前をお気に入りのデザインに仕上げられます。
また、「使うための小物」を「おしゃれアイテム」に変えられるのも名前刺繍のメリットです。
シンプルな小物にワンポイントアクセントで名前を刺繍するのもいいですし、大きく目立つようにデザインしたイニシャルを刺繍するのも素敵です。
ミシン刺繍なら、ペンで書くのとは違って多彩な色を使えますし、デザインも無限にあるので、名前をお気に入りのデザインに仕上げられます。
例えば、ハンカチやミニトートなど、そのままでは少し味気ないなと感じる小物も、名前刺繍を入れるだけでおしゃれな小物に変身します。
ハンカチや巾着袋など、手作りしやすい生活小物に名前刺繍を入れるだけで、ぐんと売り物のような作品になります。
このように、名前刺繍には実用的なメリットだけではなく、手芸が楽しくなるメリットがあります。
「名前がわかればいいよね」なんて妥協しないで、おしゃれなフォントと素敵な刺繍糸で、かわいく名前を刺繍しましょう♪
名前刺繍をする時の注意点は?
「おしゃれに」「かわいく」ということばかりを考えていると、出来上がってみて後悔する仕上がりになる可能性があります。
ここでは、刺繍ミシンで名前刺繍を入れる時に注意点について解説していきます。
- 小さな布小物に後から刺繍を入れられない場合もある
- 名前のフォントやデザインを懲りすぎると見え辛くなる
- 目立つ色を選ぶ
刺繍ミシンで名前を入れたい物って、細かい小物が多くないですか?
そんな時は要注意です!!
袋物や小さな物は、刺繍ミシンにセットできないものが多いのです。
手作り品の場合は、仕上げる前の段階で名前刺繍を入れましょう。
小さな既製品に名前刺繍をしたい場合は、手刺繍で名前を入れましょう。
また、小さい物に名前刺繍を入れる時にもう一つ気をつけておきたいことがあります。
それは、名前のフォントやデザイン選びです。
どうしても素敵に名前刺繍したいという気持ちが先行してしまうと、デザインをこりすぎてしまったり、珍しいフォントを使いたくなってしまいます。
小さなスペースに名前刺繍をする時には、そんな気持ちをぐっと抑えましょう。
小さな名前刺繍を入れる時は、できるだけデザインやフォントはシンプルにまとめると読みやすくなります。
フォントやデザインの選定の他に気をつけておきたいのが、刺繍糸の色選びです。
好きな色ばかりを選んでいると、刺繍を入れる布と名前刺繍の色が似通ってしまって、せっかくの名前刺繍が見えにくくなってしまいます。
刺繍を入れる布の色と名前刺繍の色は、「補色」または「反対色」に近い色を選ぶと目立ちやすくなります。
私たちが良く知っている虹色は、赤→橙→黄→緑→青→藍→紫の七色です。
(中略)
「赤→橙→黄→緑→青→藍→紫」に赤紫を加えて、リング状にならべると下のようになります。
これを色相環と言います。
黄色を中心に考えると、(中略) 最も離れている色相は「青紫」であり、ちょうど黄色の対向に位置しています。
このように色相環の反対側に位置する二色を補色と言います。
反対色という言葉がありますが、意味はほぼ同じです。
文章・画像引用:色相環
「補色」はあくまで見やすさに重点を置いた場合に使いましょう。
作品全体の雰囲気を見て、できるだけ刺繍が際立つ色選びをすることが大切です!
同じ色味・トーンの刺繍糸でも、濃さを変えるだけでその印象や見やすさはだいぶ変わります。
名前刺繍を入れる時、好きな色で好きなデザインで刺繍してしまうと仕上がりに大きく影響してしまいます。
注意点を踏まえて、名前を読む人の気持ちも考えてデザインを考えましょう。
名前刺繍だけなら安い刺繍ミシンでもOK?
ここでは、少し視点を変えて名前刺繍をする時に活躍するミシンをいくつか紹介しましょう。
名前刺繍だけを楽しむのなら、高価な刺繍ミシンを買わなくてもいいのです。
刺繍ミシンには文字刺繍をするための機能はついていて、さらに高性能のミシンになると、便利で使いやすい工夫がされています。
でも、刺繍ミシンはどれも値段が高くて、なかなかポンとは買えませんよね。
名前刺繍だけをしたい場合には、最低限の機能を搭載したお求め安いミシンもあるので、そちらを検討してみてはどうでしょうか?
ここでいくつかのミシンを紹介しますね♪
brother A4500-MM
画像引用:ミシンのオズ
こちらのミシンは、いわゆるコンピューターミシンと呼ばれるミシンです。
刺繍デザインが搭載されていたり、刺繍デザインデータを取り込むことはできませんが、内蔵されているフォントデータであれば名前刺繍を入れることができます。
また、こちらの同類機種でミニーモデルはコストコで購入することもできます。
詳しくは下の記事に書きましたので、よかったらご覧ください♪
SINGER SN877
画像引用:ミシンのオズ
こちらも先ほど紹介した brother A4500-MM と同じく、内蔵されたフォントであれば名前刺繍をすることができます。
brotherのミシンと比べてもよりシンプルなコンピューターミシンなので、機械操作が苦手な場合でも使いやすいミシンです。
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ベルメゾン 文字縫い・刺繍・絵文字まで縫える最強コンピュータミシン
画像引用:ベルメゾン
通販のベルメゾンは、千趣会 ベルメゾンの通販カタログ商品のオンラインショップです。ファッション・コスメ・ブランド・インテリア・ディズニーグッズなどのカタログ販売・ 通信販売サイトです。
引用:ベルメゾンネット
こちらのコンピューターミシンは、内蔵されたフォントでの名前刺繍に加えて、絵文字まで刺繍できます。
また、前後左右に布を移動できるので、お絵かきをしているように、フリーラインの刺繍もできます。
今回紹介した3点はほんの一例です。
本格的な刺繍ミシンはもちろんいいですが、お値段とやりたい刺繍の種類のバランスを考えると、買いやすい安いコンピューターミシンでも十分な可能性もあります。
刺繍ミシンを買う前に、コンピューターミシンについても検討してみてもいいですね♪
刺繍ミシンでアルファベットは?どんなデザインがある?
では、実際に名前刺繍の先輩たちはどんなデザインで名前刺繍を楽しんでいるのでしょうか?
ここでは、アルファベットの名前刺繍について、特徴的な作品をInstagramからセレクトして紹介します。
おしゃれな手書き風アルファベット♡
手書き風のフォントはは、文字だけでもおしゃれに仕上がるので私もよく使います。
でも、細かい風合いは手刺繍だとなかなか表現できません。
リアルに手書き風フォントを表現するのにも刺繍ミシンは大活躍です!!
細かいインク溜まりや、留め・はらいを細かく表現できるのは、刺繍ミシンの強みです。
似顔絵と一緒に刺繍すれば目印にも!
最近の流行でもある子供の絵を刺繍にして表現する方法は、名前刺繍の時にも役立ちます。
パソコンで似顔絵データを作るのは大変ですが、手書きの似顔絵をスキャンで取り込むことはコツさえわかれば簡単です。
似顔絵と名前刺繍を組み合わせることで、文字の読めないお子さんでも自分の物と認識できます。
イニシャルそのものをデザインに♪
https://www.instagram.com/p/BytNmnOFBeu/?utm_source=ig_web_copy_link
普通にイニシャルを入れるだけでは物足りない場合には、アルファベットをデフォルメ(変形・装飾)してみましょう。
細かいデザインを表現するのはミシン刺繍の得意分野です!
アルファベットに好きなモチーフを加えてデザインすると、世界で一つだけのイニシャル刺繍になるます。
ミシン刺繍と手刺繍の素敵なコラボ⭐︎
コンピューターミシンなど使えるフォントが限られている場合には、手刺繍でワンポイント加えていてはいかがでしょう。
少しの手間で、素敵な作品に大変身します!
使っているミシンで表現しきれない部分は、手刺繍で追加するというのも便利な方法です。
刺繍ミシンで漢字やひらがなは?どんなデザインがある?
どうしてもデザイン重視の場合はアルファベットを使いがちですが、実用性を考えるとどうしても漢字やひらがなを使わなくてはいけません。
でも、せっかくならおしゃれに仕上げたいですよね。
少しの工夫で、ひらがなや漢字を使っていてもかわいくおしゃれに仕上げることができます。
ここでも、ひらがなや漢字を使った特徴的な作品をInstagramからセレクトして紹介します。
フォントを変えるだけでシックな和柄に!
シックな大人っぽいデザインが好きなあなたにオススメなのが、和風デザインです。
普段使っているフォントから和風フォントに変えるだけで、雰囲気が変わります。
和風のフォントで有名なのが、これらのフォントです。
さらに、色を伝統色に近づけるとより和風に仕上がります。
白抜き文字をアレンジしよう!
白抜き文字の中を好きな色や模様で埋めるだけでかなり個性的に仕上がります。
大きく漢字などで名前を入れたい場合には、単色よりも白抜き文字を使った方がオリジナリティを出すことができます。
あえてシンプルなフォントを使っておしゃれに♪
漢字やひらがなの場合、はらい・ハネのあるフォントを使うと、どこか強い男らしい雰囲気になりがちです。
かわいくシックにまとめたい場合は、あえてシンプルなフォントを使いましょう。
シンプルな文字の周りを好きなモチーフでアレンジすることにより、全体にまとまりのある落ち着いた印象になります。
色が盛りだくさんの文字がかわいい!!
https://www.instagram.com/p/BvQKHWhHdG7/?utm_source=ig_web_copy_link
一文字の中に、色々な線・色をいれると、ポップな印象になります。
文字自体がまるでイラストのような雰囲気ですよね!!
同系統の色を3〜4色盛り込んで文字を仕上げると、ポップなのにまとまりのある仕上がりになります。
漢字やひらがなのフォントを手書き風にすると、優しい雰囲気に仕上がります。
アルファベットはフリーのフォントデータがたくさんありますが、日本語のフリーフォントは限られてきます。
こちらのサイトにはたくさんのフリー手書き風日本語フォントが紹介されています。
今回のまとめ
今回は、刺繍ミシンで名前を刺繍する時のポイントについてや、アルファベット・漢字で刺繍した名前刺繍の素敵な例を紹介してきました。
名前刺繍を、誰の持ち物かわかるようにする実用的な目的だけで終わらせてしまってはもったいないです!
デザイン次第で、アクセントにもなりますし、個性を出せる便利なものです。
野暮ったくなりそう…おしゃれに仕上がらなさそう…と思っているあなたこそ、この記事を読んで名前刺繍を楽しんでください♪
ポイントを抑えれば、アルファベットだけではなくひらがなや漢字でもおしゃれにまとまります。
お子さんも大人も大満足の名前刺繍がきっとみつかりますよ☆
ぜひあなたもどんどんハンドメイド作品に名前刺繍を入れてみてください。
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