ここでは、最近身近になってきた刺繍ミシンについてオススメ商品を詳しく紹介していきます。
手刺繍もゆっくりとリラックスした時間を過ごすことができて素敵ですが、最近ではお求め安い刺繍ミシンもどんどん発売されていてきています。
手刺繍では表現しきれない細かいモチーフや、刺繍しにくい小物への刺繍入れなどに大活躍します♪
手刺繍に少し疲れてきたあなたや、クオリティーの高い布小物をたくさん作りたいあなたにも刺繍ミシンはオススメです。
ぜひ参考にしてくださいね♪
刺繍ミシンのおすすめ5選!
ここでは、刺繍ミシンのオススメ機種だけではなく、各ミシンメーカーの特徴も合わせて紹介していきます。
刺繍ミシンの購入を考えているあなただけではなく、そもそも刺繍ミシンとはどんなものなのかを知りたい刺繍初心者のあなたもどうぞ参考にしてくださいね!
刺繍ミシンのメーカーってどんなところがあるの?
そもそも、刺繍機能を搭載していないミシンでも多数のメーカーが製造販売しています。
そういったミシンメーカーが、それぞれ特徴のある刺繍ミシンを発表していて、ミシンについて詳しくないとどこのメーカーのミシンを買っていいかわかりませんよね?
それぞれのメーカーサイトを見ても、自社商品のことしか書かないからね。
じゃあ!ここでは、簡単に各ミシンメーカーについて紹介していくよ♪
brother(ブラザー工業株式会社)
言わずと知れた有名な電気機器メーカーで、本社は愛知県名古屋にあります。
ミシンの他にもプリンターなども製造していて、海外でもその商品は親しまれています。
意外と知られていませんが、ブラザーが創業当時1908年に製造していたのはミシンの部品で、ブラザーの歴史はミシンから始まっていたのです。
ミシンメーカーの老舗ということもあり、その特徴は時代の流行りに合わせて素早く製品を開発するというところです。
トレンドや最新技術をすぐに取り入れた商品が次々と発売されているので、「ブラザーの発表するミシン=世界の最新技術がわかる」と言っても過言ではありません。
刺繍ミシンに関しても、早い段階からスマホと連動させたソフトを作ったりしていて、それをさらに比較的安価で発表してくれるのも嬉しいですよね♪
こういった点から、ブラザーのミシン(刺繍ミシン)は世界中で親しまれているのです。
JUKI(ジューキ)
こちらも日本国内、東京都に本社を構えるミシンメーカーです。
ブラザーとは異なり、ジューキは工業用・家庭用ミシンの専門メーカーとして1938年から活躍しています。
といっても、始めは武器製造をしていた会社だったのですが、第二次戦争後は家庭用ミシンの製造を中心とし、その後工業用ミシンの販売を始めました。
今では、工業用ミシンは世界でもシェアNo.1をほこり、有名ブランド企業でも使われています。
ジューキのミシンの特徴は、工業用ミシンのノウハウを生かした機能性の高さや強度の高さです。
ジューキの家庭用ミシンは、機能としてはシンプルですが、誰でも操作しやすいデザインで、部品まで丈夫で長く付き合っていくことができます。
刺繍ミシンだと、どうしても操作方法が複雑になりがちですが、ジューキの刺繍ミシンはその中でも使いやすいので、機械が苦手なあなたや、刺繍ミシン初心者のあなたでも楽しく使うことができます。
JANOME(蛇の目ミシン工業)
ジャノメもこれまた日本、東京都に本社を構えるミシンメーカーです。
実は、世界で初めて家庭用ミシンを製造販売したのもジャノメなんです!
創業は1921年で、創業当時から家庭用ミシンの開発をしていました。
ジャノメミシンの特徴は、やはりそのブランド力と品質の高さにあります。
特に、細かいパーツ製造の技術は高く、クオリティーは間違いありません。
耐久性でいうと、どこのメーカーにも負けないです。
とにかく、ミシン製造の歴史が長いので、メーカーへの安心感も高く、ファンが多いです。
私も実は今使っているミシンは母のお下がりです。
かなり年季が入っていますが、修理しながら使っています。
SINGER(シンガー)
ここで海外メーカーも紹介しておきましょう♪
シンガーは1851年に創業したアメリカのミシンメーカーです。
戦争中はジューキと同じく武器製造をしていましたが、終戦後は戦前に主力であったミシン製造に戻りました。
その後、買収されたりと色々辛い歴史もありましたが、現在でもミシン製造を続けている世界の老舗です。
シンガーミシンの特徴は、歴史の長さに伴った品質の良さはもちろん、本体自体のデザイン性です。
また、コンピューターミシンをどこよりもいち早く製造して、タッチパネル搭載のミシンを初めて販売したのもシンガーです。
高機能のミシンに定評があるシンガーミシンですが、注目するのはその本体の可愛いデザインです。
シンプルなのにおしゃれなシンガーのミシンは、お部屋に置きっ放しにしても気になりません。
BERNINA(ベルニナ)
今までは手芸好きなら一度は耳にしたことのある有名ミシンメーカーを紹介してきましたが、ここで一つマニアックなメーカーも紹介します。
それがベルニナです!
ベルニナはスイスに本社があるミシンメーカーで、1893年に設立されました。
今では当たり前ですが、100針/分という縫製を世界で初めて実現されました。
ベルニナミシンの特徴は、最高の品質を追求し続けているという点です。
また、縫製のクオリティーも高く、家庭用ミシンでも職業用ミシンと比べてもそれほど差はありません。
お値段は高いですが、部品一つ一つが精密で北欧企業ならではの洗練されたデザインも素敵です。
私も今使っているミシンも愛着がありますが、スタイリッシュなデザインのベルニナミシンはいつか手にしたい憧れのミシンです♪
ミシン初心者というよりも、もっとミシンを極めたい!マニアックな製品が好き!というあなたにオススメです。
オススメの刺繍ミシンはずばりこれ!!
たくさんあるミシンメーカーについて簡単に説明してきましたが、ここでは各社オススメの刺繍ミシンを紹介します。
それぞれ各メーカーの特徴が出ていてどれも欲しくなってしまう商品ばかりです!!
ぜひ、あなたの好みに合う刺繍ミシン選びの参考にしてください♪
Brother Family Marker FM1100 EMV8101
画像引用:brother
とにかく多数の図案を刺繍できるコンピューターミシンです。
本体サイズもコンパクトで(刺しゅう機能付きで27.8cm×55.0cm×21.5cm)、準備も簡単なのも嬉しいですよね。
タッチパネル搭載モデルなので、操作や図案の選択もわかりやすくて簡単なので、機械操作が苦手なあなたも気兼ねなく使えます。
また、USBメモリ接続が可能なので、パソコンを近くに置いておく必要もなく、作業スペースもコンパクトにできます。
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JUKI HZL-G110M-B
こちらは「自動糸調整機能」や「下糸クイックセット機能」など、ミシンを使う時に「めんどくさいなー」と思う部分をサポートしてくれる機能が搭載されています。
また、ミシン専業メーカーだからこそ、一針一針を丁寧に刺してくれたり、糸の調子も自動で調整してくれるので、刺繍の仕上がりは滑らかと定評があります。
薄い生地から革素材まで様々な厚さの生地に対応できる優れものです!
本体に搭載されている縫い模様は20種類のみで、専用の図案カードなどもないので、オリジナル刺繍をしたい場合はフリーハンド刺繍をする必要があります。
フリーハンド(フリーモーション)刺繍とは、手刺繍のように図案を布に写してその下絵に合わせてミシンで刺繍をすることです。
JANOME Hyper Craft 900
こちらは大型タッチパネル付きの刺繍ミシンで、操作はわかりやすく初級者から上級者まで使うことができます。
また、タッチパネル上で「刺しゅう縫い」モードと「通常縫い」モードを簡単に切り替えることができるので、刺繍と小物作りの両方をバリバリこなしたいあなたにオススメの商品です。
本体のコンパクトな大きさの割に、可能刺繍サイズが大きいのも魅力的です。
基本搭載されているフォントの多さも魅力的ですよね♪
●13ヵ国語対応(日・英・仏・独・伊・オランダ・スペイン・スウェーデン・フィンランド・ロシア・ポルトガル・ポーランド・トルコ)
●文字書体:通常縫い『ひらがな、カタカナ』明朝体・まるもじ/『アルファベット』ブロック・スクリプト、刺しゅう『ひらがな、カタカナ』明朝体・まるもじ/『漢字』明朝体/『アルファベット』ゴシック・スクリプト・チェルトナム
引用:JANOME Hyper Craft 900 主な性能
SINGER VIVACE S TRX3000
画像引用:SINGER
こちらはシンプルなタッチセンサが付いているデザイン的にも洗練された刺繍ミシンです。
一番の特徴は、縫製可能スペースが32cmと広く、テーブルクロスなどの大物も広げて縫えることです。
このミシンは、あくまで「刺しゅう機対応ミシン」です!
別途で刺しゅう機を購入する必要があります。
別途の部品が必要だということで、「えっ…そうなの…」と思われるかもしれません。
でも、逆に言えば通常縫いの際には余計な部品が少なくスッキリした状態で作業ができるので、メリットとして考えることもできますよね!
ちなみに、オススメの刺しゅう機はこちらです。
chou chou DX EU5
画像引用:SINGER
取り付けもワンタッチなので、全然面倒臭くありません!
さらに、追加で刺しゅうパターンをダウンロードすることもできますし、漢字も豊富に内蔵されているので、名前入れの時にも大活躍します!
BERNINA 540
画像引用:BERNINA
LEDソーイングライト搭載で近未来的なデザインのこのミシンは、お値段は高めですが刺繍ミシンとしてはトップクラスの機能と性能です!
キルト刺繍やクロスステッチにも対応していて、どれも正確で繊細に仕上がります。
いつでも適正なテンションを得られます
- どんな素材でも簡単に縫えます
- 薄い素材ではテンションを強めます
- 厚い素材ではテンションを弱めます
選ばれたステッチに対して、常に理想的なテンションが使われるようにします。基本設定は、個別調整することができます。
完璧なステッチを生み出す、完璧なテンション
- 正確でパワフルなソーイング
- 気を遣うことなくただソーイングするだけ
- 美しいステッチの出来映えが得られます
スレッドテンション調整機能により、生地の両面で完璧なステッチの質を得るために、最適なスレッドテンションを使うことができます。
自由に創造性を発揮できる、より大きなスペース
- 大きな物も簡単に扱えます
- あなたの創作のための十分なスペース
- 最適な刺しゅうモジュール
拡張型フリーアームにより、針の右側の長さは8.5インチになっています 従って、大きなアイデアに対して、余裕のあるソーイング・エリアを使用できます。
引用:BERNINA B540
残念ながらベルニナ公式オンラインショップでは一部の機種のみしか販売されていません。
とことん本格的にミシン刺繍にチャレンジしたい人には本当にオススメの商品です。
決して安くはないですが、ソフトウエアも充実していますし、プロ仕様と言ってもいいぐらいのクオリティの商品です!
今回のまとめ
今回は、最近身近になってきた刺繍ミシンについて各社メーカーの特徴からオススメ商品を詳しく紹介してきました。
それぞれのメーカーで特徴が少しずつ違うので、あなたの好みや希望にあったミシンを見つけてみましょう!
また、機械の操作が苦手という人のために各社操作をシンプルでわかりやすくしてきていますので、思い切って刺繍ミシンに挑戦してみましょう!
手刺繍の時とはまた違った魅力が必ず見つかるはずです。
あなたもプロ顔負けの刺繍入り作品をどんどん作ってみてください♪
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