この記事では、マスクが不足しているので手作りでマスクを作りたい!という要望にお答えし、簡単に作れる手作りマスクの作り方をご紹介します。
- 立体型マスクを家にあるもので手作りできる
- 型紙をダウンロードしてすぐにとりかかれる
- ミシンがなくても作れるように手縫いでの作り方
と外出自粛をしている中で手軽に作れるマスクです。
その他に、作る過程を細かく画像で説明しているので裁縫に自信がなくても大丈夫です!
是非参考にして作ってみてください☆
手作りマスクの立体を作る時に必要なポイントはただ1つ!!
手作りマスクには大きく分けて、平面マスク・立体マスク・プリーツマスクがあります。
今回は市販の使い捨てマスクでも使われている立体マスクの作り方をご紹介していきます。
[jin_icon_info color=”#e9546b” size=”18px”]プリーツマスクの作り方についてはこちらを参照してください。
立体マスクと聞くと一見作り方が複雑で難しそう。。。と思ってしまいがちですが、実は簡単に作れます♪
作る際に必要なポイントはただ1つだけ!
それは布地の選び方です!!
マスクの布地選び
マスクの布地として一番必要とされるのは「通気性」です。
一日中マスクをしていても息苦しくならないというのが大切になってきます。
市販されているマスクで代表的な布地といえば、ガーゼと不織布ですね。
不織布は一般家庭に常時あるというわけではないですが、ガーゼはハンカチ・ふきん・タオルなどに用いられることが多く身近な布地といえます。
そしてガーゼの素材として代表的なものは「コットン」ついで「リネン」「シルク」となっています。
ガーゼの素材までに広げると材料として使える範囲が身近なもので増えてきますよ。
身近なものでマスクに適した布地
- ハンカチ・バンダナ・スカーフ
- ふきん・タオル
- 晒・手ぬぐい
- シーツ
- 春夏用ストール・マフラー
- Yシャツ・ブラウス
ガーゼ素材の他にも通気性のある素材であれば使用できますが、ポリエステルなどの静電気がおきやすい素材は、花粉がつきやすいので注意が必要です。
また、同じ素材でも糸の撚り方によって通気性が変わってきます。
例えば、ガーゼの場合は糸の撚り方が甘めです。
糸の撚り方が強くなるほど布地は密度を増していくので、撚り方が甘めの通気性のいいものを選びましょう。
通気性がいいかどうか今ひとつわからない時は、生地を二重に重ね口元にあてて見ましょう。
息苦しく感じなければ大丈夫です♪
立体マスクの作り方☆手順は簡単4ステップ!
さて、手作りマスクに適している布地がわかったところでマスクの作り方手順に移りましょう☆
マスク布地 大人用15☓22cm(2枚) 子供用12.5☓20cm(2枚)
あて布用布地 大人用14☓15cm 子供用12☓13cm
タイツ・ストッキング(ひも部分に使用)
型紙(この記事からダウンロード可能)
縫い糸・縫い針・まち針
裁ちばさみ・糸切りはさみ
とじ針
ダウンロードした型紙を布地にのせカットします。
布地の下準備として新品や真新しいものは水通しを行っておきます。
何度も使用してある布地の場合はその必要はありません。
おもて布とうら布を中表に合わせ両端を縫います。
↓
表に返し上下の縫い代を内側に折り、上下左右を縫います。
布地をカットします。
↓
布地を引っ張りひも状にします。
↓
ゴムひもを左右にとおします。
簡単4ステップで完成です♪
マスクの立体 型紙ダウンロードを今すぐ!ステップ1・ステップ2と進みます☆
では、簡単に作り方の手順を確認したところでいよいよマスク作りに入りましょう!
ここでは大人用のマスクを例に作り方をご紹介していきます。
- ステップ1-材料をそろえる
マスク布地 15☓22cm(2枚)
・・・ハギレ、おもて地/コットン うら地/シングルガーゼ 使用
あて布用布地
・・・ハギレ、シングルガーゼ 使用
タイツ・ストッキング(ひも部分に使用)
・・・カラータイツ(60デニール)
型紙(この記事からダウンロード可能)
縫い糸・縫い針・まち針
裁ちばさみ・糸切りはさみ
とじ針
何度も使用している布地の場合は水通しの必要がありません。
リネンやコットンには、水分を含むと縮みやすいという性質があります。
裁断前に水通しをしておくと、洗濯して大幅に縮んでしまったなどの失敗を防ぐことが出来ますよ。
必要な布地のサイズ(タテ☓ヨコ)を準備します。
↓
布地がすっぽり入るたらいや洗面器に水をはり、布地を優しく押しながら水を浸透させます。
↓
そのまま1時間ほど水にひたしておきましょう。
↓
てのひらでたたくように水気を抜き、布地を均等にピンと張るように伸ばし陰干しをします。
↓
半乾きの状態で布地のうら面から軽くアイロンをかけます。
型紙
ダウンロードした型紙を線に合わせてカットしておきましょう。
[jin_icon_info color=”#e9546b” size=”18px”]型紙ダウンロード
- ステップ2-布地を裁断する
今回はハギレを使用したため、おもて・うらと同じ布地の分量がとれなかったので型紙にある“わ”にはしないで作る方法で進めていきます。
あえて、おもて面とうら面を別の布地で作る時にもこの方法で作っていきます。
作り方
おもて面(コットン白)の布地とうら面(シングルガーゼ水玉)の布地を中表に合わせます。
型紙をのせ、まち針で順番にとめていきます。
この時、まち針の頭や針先が型紙からはみ出ないように注意しましょう。
おもて面とうら面の布地が違うため”わ”の状態にはなっていないので、側面を縫い“わ”にします。
ミシンで縫う場合はそのまま型紙側面に沿って縫いましょう。
今回はミシンがなくても作れるように手縫いで作る過程を詳しくご紹介しています。
側面を返し縫いで縫っていきましょう。
側面スタート位置から2~3mm離した箇所に針を入れ(1入)、2~3mm離れた箇所から針を出します(2出)。
初めに針を入れた箇所(1入)に戻り針を入れます(3入)。
側面のスタート位置から針を出し(4出)、直前に針を入れた箇所(3入)に再度針をいれます(5入)。
2~3mm離れた箇所から針を出します(6出)。
直前に針を入れた箇所(5入)に再度針をいれ(1入)、2~3mm離れた箇所から針を出します(2出)。
同じように直前に針を入れた箇所(1入)に再度針をいれる(3入)を繰り返し型紙の側面最後まで縫います。
最後まで縫ったら直前に針を入れた箇所に再度針をいれ、返し縫い処理をしていきます(1入)。
隣の縫い目に引き返し針を出します(2出)。
手前の縫い目に戻り針を入れ(3入)、2つ縫い目を引き返し針を出します(4出)。
糸をカットし側面が縫い終わりました。
返し縫いをうら側からみた状態です。
側面の返し縫いが終わったら縫い代5mm程度を残し側面側をカットします。
型紙は縫い代込のサイズとなっているので、型紙の線に沿ってカットします。
通常はチャコペンシルやチャコペーパーを使用して布地に写してからカットしますが、今回は型紙サイズが小さめでシンプルなので手間をはぶいて型紙をそのまま使用しカットしましょう。
まち針をはずし開くと、”わ”の型紙で裁断したのと同じ状態の形になっています。
もう一枚も同じように準備しましょう。
布地を中表に合わせるのは同じですが、型紙をのせる際は型紙をうら面にしてのせます。
後は全く同じように側面を返し縫いし、カットします。
マスクの元となる布地が2枚出来上がりました☆
ステップ3コツをしっかりつかもう!手作り苦手な場合もきれいに仕上がる☆
裁断したマスクの布地2枚ができたらマスクの形にしていきます。
- ステップ3-布地を縫う
ポイントとしてコツを把握しておくと仕上がりが綺麗になるので縫う前に確認しておきましょう♪
・左右の縫い代線はマスクの立体部分にあたります。
少し面倒ですが、縫い目を2~3mmに保ちながらしっかりと縫うことを心がけましょう。
・上下の端縫いはステッチとして表に現れる縫い目になります。
縫い目が4~5mm程度になっても構いませんが、等間隔の縫い目になるように心がけましょう。
布地に対して垂直に針を出し入れするとおもて側・うら側のずれがなくきれいな等間隔の縫い目になりますよ☆
作り方
布地を中表に合わせます。
布地を2枚きちんと合わせ、まち針で順番にとめていきます。
左側(おもて面)から縫い代5mmの幅をとり、返し縫いしていきます。
写真は縫い代線を描いていませんが、同じ幅で縫えるかどうか心配な場合は5mm幅であらかじめ縫い代線をチャコペンシルで描いておくといいですね。
布地のスタート地点から5~6mm・縫い代幅5mmの箇所に針を入れます(1入)
↓
2~3mm戻り、縫い代幅5mmの箇所に針を出します(2出)
↓
1入箇所に再度針を入れます(3入)
↓
布地のスタート地点へ戻り針を出します(4出)
2出箇所に針を入れ、3入箇所から2~3mm先から針を出します。
↓
3入箇所に針を入れ・・・と繰り返し、返し縫いをしていきます。
詳しい縫い方は前項目のステップ2「側面の手縫いの仕方」参照
左側(おもて面)を縫い終えたら、右側(うら面)も同じように返し縫いをします。
両側を縫い終えたら引きつり防止のために切り込みをいれましょう。
縫ったところを切らないように注意し切り込みをいれます。
布地をおもてに返し中心部分を両サイドに広げます。
先程縫ったラインが中心となりました。
うら面をしっかりとおもて面に合わせ、立体型にします。
上下の縫い代5mmを内側に折りアイロンを折り目にかけます。
中央部分の縫った縫い代をうら面は右側・おもて面は左側というように矢印の方向に倒しておきます。
上の端にまち針を順番にうち、並縫いをしていきます。
上から2mm・サイドから1cmの箇所から針を出します(1出)
↓
2~3mm(4~5mmでも可)先に針を入れます(2入)
同じように繰り返し布地に対して垂直に針を出し入れし、等間隔に縫い目がなるように心がけて並縫いをします。
逆サイドまで縫い終えたらうら面に返し、等間隔であけたスペースを埋めるように針を刺し並縫いをして戻ります。
縫い始めに戻ったらそのまま続けてサイド側を1cmあけ並縫いします。
下まで縫ったら同じように等間隔であいているスペースを埋めるように針を刺し並縫いをして戻ります。
終わりのあきスペースまで針を刺し入れました。
うら面に返し、返し縫い処理をします。
終出(おもて面からは終入)から1目の箇所に針を入れます(1入)
↓
1目先の箇所から針を出し(2出)、1入に戻って針を入れます(3入)
↓
1目戻って針を出し(4出)糸をカットして縫い終わりです。
同じように下の端と逆サイドを並縫いし返し縫い処理をし糸をカットしたらマスクの縫い終わりです。
並縫いを戻り縫いすることによって端ミシンのようなステッチの仕上がりになります☆
ステップ4耳が痛くならないゴムひも♪一気に立体マスク完成へ!!
マスクが縫い終わったらいよいよ完成間近です!!
- ステップ4-ゴムひもをとおす
今回はマスクのゴムも不足がちということも踏まえ、代用品としてカラータイツ(60デニール)を使用します。
何デニールのタイツでも可能ですし、ストッキングでももちろんOKです。
代用品といえども、タイツを使用したゴムひもはとても優れものです♪
長時間耳にかけていても痛みがあまり感じられません!
それでいてとても簡単にひも状にできるのでかなりのおすすめです☆
作り方
タイツを用意します(若干くたびれていてもかまいません)。
つま先・かかと部分をカットします。
タイツを履き口からカットして片足ずつに分けます。
片足をさらに股下から下までカットし平面の布地にし、片側をまっすぐになるよう余分な部分をカットします。
まっすぐになっている側を幅1cmにカットします。
1cmにカットした布地を両端を持ち、引っ張ります。
引っ張ると布地の両脇が丸まり自然にひも状になるので、45cmにカットしたひもを2本用意します。
カットしたひもをとじ針を使用してマスクの両サイドに通し、自分に合うサイズに調整します。
今回は可愛らしくリボン結びにしてみました。
固結びに結んで結び目をサイドの中に隠すことも可能です。
ポコっとした結び目が気になる時は、ひもの端と端を数ミリ重ね糸で縫い合わせましょう。
タイツを利用しているので程よい伸縮性もあり、耳が痛くなりにくい立体マスクの完成です☆
家にある適した布地を使って簡単に作れるので早速とりかかりましょう!
子供用立体マスクの型紙も!明日からすぐにつけて学校にいける!
大人と同じ作り方で子供用立体マスクも作れます。
型紙は小学生くらいを対象にしたサイズとなっているので、未就学児用の場合は一回り小さくするなどしてお子様に合わせたサイズにしましょう。
作り方
- ステップ1-材料をそろえる
マスク布地 12.5☓20cm(2枚)
・・・ハギレ、おもて・うら地/コットン 使用
あて布用布地
・・・ハギレ、ガーゼ 使用
タイツ・ストッキング(ひも部分に使用)
・・・カラータイツ(60デニール)
型紙(この記事からダウンロード可能)
縫い糸・縫い針・まち針
裁ちばさみ・糸切りはさみ
とじ針
子供用もハギレを使用するので下準備として水通しをしておきます。
水通しの仕方や詳細については、項目【立体マスクの型紙ダウンロードを今すぐ!ステップ1・ステップ2と進みます☆】を参考にしてください。
型紙
ダウンロードした型紙を線に合わせてカットしておきましょう。
[jin_icon_info color=”#e9546b” size=”18px”]型紙ダウンロード
- ステップ2-布地を裁断する
今回もハギレを使用しましたが、おもて・うらの布地分量があったので型紙通り“わ”にし裁断していきます。
布地を半分に折り、型紙の”わ”の直線側を布地の”わ”になっているほうにあてのせます。
まち針を順番にうち、カットします。(型紙は縫い代5mm込)
通常はチャコペンシルやチャコペーパーを使用して布地に写してからカットしますが、今回は型紙サイズが小さめでシンプルなので手間をはぶいて型紙をそのまま使用しカットしましょう。
型紙をとりはずし、同じようにしてもう一枚用意しましょう。
マスクの元となる布地が2枚出来上がりました☆
裁断したマスクの布地2枚ができたらマスクの形にしていきます。
- ステップ3-布地を縫う
大人用マスクの項目【ステップ3コツをしっかりつかもう!手作り苦手な場合もきれいに仕上がる☆】で紹介したコツを確認して綺麗な仕上がりを目指しましょう♪
布地を中表に合わせ、まち針を順番にうっていきます。
項目【ステップ3コツをしっかりつかもう!手作り苦手な場合もきれいに仕上がる☆】参照
縫い代幅5mm・端から2~3mmの箇所に針を入れ、返し縫いをしていきます(1入)
↓
2~3mm先の箇所に針を出します(2出)
↓
1入に戻り針を入れます(3入)
↓
2出から2~3mm先の箇所に針を出します(4出)
↓
2出に戻り針を入れます(5入)
↓
4出から2~3mm先の箇所に針を出します(6出)
↓
4出に戻り針を入れます(7入)
同じように繰り返し最後まで縫い、反対側も同じく縫います。
詳しい縫い方は、項目ステップ2にある「側面の手縫いの仕方」参照
両側を縫い終えたら引きつり防止のために切り込みをいれましょう。
縫ったところを切らないように注意し切り込みをいれます。
おもてに返し、”わ”の部分を持ち両サイドに広げます。
縫ったラインが中心にきました。
上下縫い代5mmを内側に折りアイロンをかけます。
その際、縫った中心部分の縫い代は右側・左側とそれぞれ分けて倒しておきます。
サイドから1cm・上から2mmの箇所に針を入れ、上の端に等間隔で並縫いをしていきます。
項目【ステップ3コツをしっかりつかもう!手作り苦手な場合もきれいに仕上がる☆】参照
端まで縫ったら折返し戻りながら並縫いしステッチをかけていきます。
縫い始めまで縫い終わりました(終入)。
ここからサイド側を続けて縫っていきます。
終入から2~3mm(4~5mmでも可)隣の箇所から針を出します(1出)。
↓
2~3mm(4~5mmでも可)先の箇所に針を入れます(2入)。
↓
同じように繰り返し最後まで等間隔で並縫いをします。
最後まで縫ったらあいているスペースを埋めながら並縫いをし戻ります。
最終目まで縫い終わり(終入)、返し縫い処理をしていきます。
1目戻り針を出します(1出)
↓
1目進み針を入れます(2入)
↓
1出に戻り針を出します(3出)
↓
最終目に戻り針を入れます(終入)
糸をカットし、返し縫い処理が終わりました。
下の端も同じように並縫いしステッチをかけていきます。
マスクが縫い終わりました☆
ここからは一気に仕上げていきます!
- ステップ4-ゴムひもをとおす
タイツ(60デニール)を1cm幅にカットし、両端を引っ張りひも状にします。
35cmにカットし2本用意します。
ひも状の仕方の詳細は項目【ステップ4耳が痛くならないゴムひも♪一気に立体マスク完成へ!!】参照
とじ針を使用してマスクの両サイドの通し口にひもを通します。
子供のサイズに合わせひもを調整したら完成です☆
女の子ならそのままリボン結びで、男の子なら固結びを通し口に隠しましょう♫
ポコっとした結び目が気になる時は、ひもの端と端を数ミリ重ね糸で縫い合わせましょう。
あると便利!手作りマスクにはあて布も一緒に☆
少しの時間しか使用していないのに手作りマスクを毎日洗うのは面倒。。。一日中マスクをしていてマスクの中が飛沫だらけで不快。。。
などという欠点が手作りマスクにはあげられますが、これを解消してくれるのがマスクの内側に入れるあて布です!
このあて布があればとても便利・快適に手作りマスクを使用することができますよ♪
- 少しの時間しか使用しなかった場合
・・・マスクは影干し・あて布のみをササッと手洗い
- 長時間使用して不快感がある場合
・・・あて布を数枚携帯しておき、不快を感じたら交換
そんなあると便利なあて布はとても簡単に作れるので、手作りマスクを作ったら一緒にセットで作ることをおすすめします☆
作り方
布地はマスクと同じで通気性のあるものを使用し、口元に直接あたることを考えて肌触りのいいものを選ぶと良いですね☆
材料
ハギレ布地・・・シングルガーゼ 大人用14☓15cm 子供用12☓13cm
(どちらも縫い代込みのサイズ)
縫い糸・縫い針・まち針
裁ちばさみ・糸切りはさみ
手芸用ピンセット(もしくは目打ち)
今回はシングルガーゼのハギレを使用し、シングルガーゼを大人用はダブルガーゼにして作ります。
あて布の厚さは、通気性と自分の好みに合わせて調整しましょう。
ミシン縫いしても構いませんが、ここでは手縫いで縫う方法をご紹介していきます。
まず、ハギレを使用するので裁断する前に水通ししておきます。
水通しの仕方や詳細については、項目【立体マスクの型紙ダウンロードを今すぐ!ステップ1・ステップ2と進みます☆】を参照
布地を27☓15cmにカットします。
カットした布地27cm側を半分に折りアイロンをかけます。
シングルガーゼがダブルガーゼになりました。
15cm側を半分に折り、まち針を順番にうっていきます。
“わ”になっている部分を上にした状態で、左側サイドから縫っていきます。
幅5mmの縫い代をとり、返し縫いをしていきます。
“わ”から2~3mmあけ針を出します(1出)
↓
2~3mm先に針を入れます(2入)
↓
1出箇所より2~3mm戻り針を出します(3出)
↓
1出箇所に針を入れます(4入)
↓
2入箇所から2~3mm先iに針を出します(5出)
これを繰り返し縫っていきます。
左側サイドが縫い終わったら続けて下部分を5mmの縫い代で返し縫いをしていきます。
下部分が縫い終わったら糸はつけたまま表に返し、手芸用ピンセットなどで角部分の形を整え全体にアイロンをかけます。
つながっている糸を使用して右側サイドを並縫いしていきます。
(始めに折っているのでそのまま縫うことができます)
上2~3mm・端2~3mmの箇所から針を出します(1出)
↓
2~3mm先に針を入れます(2入)
↓
2~3mm先から針を出します(3出)
同じように繰り返し並縫いをします。
右側サイドが縫い終わったら、折り返して並縫いをしステッチをかけていきます。
うら面にし、1目先に針を入れます(1入)
あいているスペースを埋めるように針を出します(2出)
同じように繰り返し並縫いをします。
縫い終わりは返し縫い処理をします。
表に返し1目戻り針を出します(1出)
↓
1目先に針を入れます(2入)
↓
1目先から針を出します(3出)
↓
1目戻り針を入れます(4入)
1目戻り針を出し(5出)、糸をカットして縫い終わります。
ダブルガーゼとして使用するため布地はヨコサイズを2倍にしています
布地を12☓13cmにカットします。
13cm側を中表になるように半分に折り、まち針を順番にうっていきます。
“わ”になっている部分を上にした状態で、左側サイドから縫っていきます。
幅5mmの縫い代をとり、返し縫いをしていきます。
“わ”から2~3mmあけ針を出します(1出)
↓
2~3mm先に針を入れます(2入)
↓
1出箇所より2~3mm戻り針を出します(3出)
↓
1出箇所に針を入れます(4入)
↓
2入箇所から2~3mm先iに針を出します(5出)
これを繰り返し縫っていきます。
左側サイドが縫い終わったら続けて下部分を5mmの縫い代で返し縫いをしていきます。
下部分が縫い終わったら糸はつけたまま表に返し、手芸用ピンセットなどで角部分の形を整えます。
右側サイドの縫い代5mmを内側に折り全体にアイロンをかけ、つながっている糸を使用して右側サイドを並縫いしていきます。
上2~3mm・端2~3mmの箇所から針を出します(1出)
↓
2~3mm先に針を入れます(2入)
↓
2~3mm先から針を出します(3出)
同じように繰り返し並縫いをします。
右側サイドが縫い終わったら、折り返して並縫いをしステッチをかけていきます。
うら面にし、1目戻り針を出します(1出)
1目先に針を入ります(2入)
↓
1目先に針を出します(3出)
↓
同じようにあいているスペースを埋めるように繰り返し並縫いをします。
縫い終わりは返し縫い処理をします。
表に返し1目先に針を入れます(1入)
↓
1目先から針を出します(2出)
↓
1目戻り針を入れます(3入)
1目戻り針を出し(4出)、糸をカットして縫い終わります。
出来上がりサイズ 11☓6
大人用・子供用のあて布が完成しました☆
少しの布地で簡単に作ることができるので多めに作っておきましょう。
お役に立つこと間違いなしです♪
家にあるもので簡単に手作り立体マスク♪これでマスク不足解消に
今回は、マスクが不足しているので手作りでマスクを作りたい!という要望にお答えし、簡単に作れる手作りマスクの作り方をご紹介しました。
型紙はダウンロードして用意できましたし、ミシンがなくても作れるように手縫いでの作り方を画像とともに詳しく説明してきたので、家にあるもので簡単に立体マスクが作れましたね。
子供はマスクを嫌がるという話を聞きますが、このマスクであれば子供にあわせた通気性の布地にしたり、あて布で通気性を調節できますね。
またゴムで耳が痛くなるという悩みも解消されます。
あて布はたくさんあると便利なので、布地に余裕がある時は多めに作っておきましょう☆
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