北欧テイストの雑貨や家具が人気を集めています。
寒い冬でも明るい気分で過ごせるヒントが詰まった北欧柄は、心を癒やしてくれるパワーにあふれています。
そんな北欧の味わいを取り入れた雑貨が自分でも作れると嬉しいですよね。
今回はかぎ針編みのコースターの中から北欧柄をご紹介します。
作品や編み方、初心者でも簡単に編める雪の結晶やトナカイのアイデアをくわしくお伝えします。
ぜひチャレンジしてみて下さい。
かぎ針編みのコースターで北欧の作品は?
北欧柄と一口に言っても、実に様々なモチーフがあります。
北欧柄は主にスウェーデンやフィンランド、デンマークなど、北ヨーロッパの国々で生まれた海外雑貨を指します。
寒さの厳しい地域では家の中で過ごすことが多いため、心地よい場所にしようと家具や雑貨の文化が発達しました。
花や動物など自然のモチーフをシンプルに、そして暖かみのある色彩で描かれているのが特徴です。
実際にどのような北欧モチーフのコースターがあるのかご紹介します。
マリメッコ風お花のコースター
北欧柄を知らない人でも、マリメッコのブランド名やテキスタイルを目にしたことがあるというケースは多いです。
フィンランド生まれのブランドで、鮮やかな色使いや大胆な意匠が特徴です。
そんなマリメッコの有名な柄と言えば、「ウニッコ(Unikko)」と呼ばれるポピー柄です。
大人気のポピー柄をモチーフにしたのがこちらのコースターです。
ポイントはやはり色使いです。
明るいグラデーションのお花は、色違いで何枚も作ってみたくなりますよね。
無料の編み図はこちらを参考にどうぞ。
参考URL:https://kurashi-note00.com/archives/19312
マリメッコ風お花のアクリルたわし
編み図の他、編み方についても一段ずつ丁寧に解説されています。
動画での解説もありますので、編み図だけでは分かりにくいという場合はこちらを参考にどうぞ。
参考URL:マリメッコ風お花のアクリルたわし|花弁1枚ずつ編む方法と減らし目
投稿者:ahmiosho
再生時間:20分5秒
クロスモチーフ
北欧の国々の国旗を見てみると分かるように、クロスが多用されていますよね。
こちらは中長編みや長編みを組み合わせて作る四角いコースターです。
途中で毛糸の色を変えるだけで簡単にクロスモチーフのできあがりです。
ドット模様
大胆な意匠と鮮やかな色使いが印象的な北欧柄は、ドット模様も人気があります。
細編みだけで編んでいきますが、途中で色を変えるだけで模様が作れます。
慣れると自分のオリジナル模様も編めるようになります。
ドット模様の編み方についてくわしくはこちらを参考にどうぞ。
アニマルモチーフ
トナカイや羊など、自然に囲まれた北欧ならではのテイストに動物は欠かせません。
動物の顔の形はもちろん、シルエットなどもコースターにしてみるとステキですよね。
トナカイモチーフについてはのちほどくわしく解説しますので、編み方を参考にしてチャレンジしてみて下さい。
かぎ針編みで雪の結晶 簡単な編み方は?
北欧と聞いて、雪の景色を思い浮かべることも多いのではないでしょうか。
雪の結晶モチーフはとても人気が高いです。
とはいえ、編み図をみて「こんなに複雑な編み図を読み解くのは無理」と挫折していませんか。
雪の結晶独特の高低差のある編み目は、仕上がりはきれいに見えるものの初心者には読み解きにくいというデメリットがあります。
そこで初心者でも簡単に取り組める編み方をご紹介しますので、参考にして下さい。
まずこちらが編み図です。
3段構成の編み図です。
文字で編み図を説明すると、次のようになります。
- 一段目
鎖編み4目で輪を作る
→立ち上がりの鎖目3目+鎖目1目→長編み1目を編んで鎖目1目×11回→立ちあがりの鎖目の3目めに引き抜き編みをする
- 二段目
立ち上がりの鎖目1目を編んで細編み1目
→鎖目5目編んで、一段目の鎖目を1目飛ばしてとなりの鎖目に細編みを1目編み入れる×5回
→鎖目2目編んで、二段目最初の立ち上がりの鎖目に対して長編みを1目編み入れ、引き抜き編み
- 三段目
二段目の立ち上がりの鎖目1目に長編み1目、鎖目1目、鎖目3目編んで引き抜き編み、鎖目5目編んで引き抜き編み、鎖目3目編んで引き抜き編み、鎖目1目、長編み1目×6回
- 糸端の始末
次に写真付きで工程を解説します。
一段目
1.鎖編み4目で輪を作る
2.立ち上がりの鎖目3目と続けて鎖目1目編む
3.長編み1目を編んで鎖目1目編む
4.2~3の工程を11回繰り返す
5.立ちあがりの鎖目の3目めに引き抜き編みをする
二段目
1.立ち上がりの鎖目を1目を編んでから、細編みを1目編む
2.鎖目5目編む
3.一段目の鎖目を1目飛ばしてとなりの鎖目に細編みを1目編み入れる
4.1~3の工程を5回繰り返す
5.鎖目を2目編む
6.二段目最初の立ち上がりの鎖目に対して長編みを1目編み入れる
三段目
1.二段目の立ち上がりの鎖目1目に長編み1目、鎖目1目を編む
↓
長編みを編む
2.鎖目を3目編んで引き抜き編みをする
3.鎖目5目を編んで引き抜き編みにする
このとき、2の工程で引き抜いた場所と同じ位置に毛糸は引き抜き編みをする
4.鎖目3目を編んで引き抜き編みにする
5.鎖目1目を編んでから長編み1目編む
6.1~5の工程を6回繰り返す
↓
繰り返したところ
糸端の始末
1.毛糸を適度な長さをとってから切る
2.とじ針に毛糸の端をくぐらせる
3.裏面にひっくり返し、表に響かないように他の毛糸の裏面に糸端をくぐらせる
↓
形を整える
かぎ針 でトナカイの編み方は?
ドット絵の要領で編める北欧風トナカイの編み方について解説します。
まず編み図はこちらです。
□=細編み1目となっています。
編み図に従って細編みを往復編みしていくと、こちらのようなコースターに仕上がります。
色がついている部分の毛糸の色を変えて細編みを編み進めるだけなので、初心者向けです。
ポイントは2色の毛糸を使用するので途中で「編みくるむ」という点です。
編みくるみ方について解説します。
1.表から編んで行くところ
2.編まない糸を奥、編む糸を手前に配置する
3.編まない糸を表から見えないように編む糸でくるみながら細編みを編む
↓
毛糸を編みくるみながら細編みを編む
4.裏から見たところ
毛糸が途中で出ていないことが分かる
今回のまとめ
今回はかぎ針編みのコースターの中から北欧柄をご紹介しました。
北欧柄のコースター作品には次のようなものがあります。
- マリメッコ風お花のコースター
- クロスモチーフ
- ドット模様
- アニマルモチーフ
また初心者でも簡単に編める雪の結晶やトナカイのアイデアをくわしくお伝えしました。
編み図や編み方について解説しましたので、ぜひチャレンジしてみて下さい。
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