この記事では、棒編みでどんな道具が必要なのかを、編み方についてもご説明していきます。
また、「道具は揃えたけれど、簡単な編み物はないのかな?」ということで、簡単に編める作品もご紹介していきます。
最初って何をどうしたらいいのかわかりませんよね。
わたしも道具はどんなものが必要なのか、わからずとにかく簡単なセットを頼みました。
それから編み始めたのはいいけれど、糸がかからない、きれいに編めない…など四苦八苦したしました。(笑)
そんな私だからこそ初心者目線でご説明していきますので、初心者や「ちょっと見直したいな」という場合でも、ぜひ参考にしてくださいね。
棒編み初心者 基本って?どういう編み物なの?
ここでは棒編みとは何なのか、棒編みをするにあたって使う用語をそれぞれご説明します。棒編みを知って、楽しく編んでいきましょう。
棒編みってそもそもなに?
棒編みとは、棒針という棒を2本以上使って、毛糸などの糸でセーターやマフラーなどの編み物を作ることをいいます。
なので棒針編みとも言い、平らな面を編むことに適しています。
4本針や5本針、輪針を使ってセーターの袖や手袋の指など、輪っかを編むこともできます。
また、棒編みの持ち方や糸の掛け方には二通りありますので、これからご紹介していきます。
フランス式
左手に糸を持ち、小指と人差し指に糸をかけて編む方法です。
人それぞれではありますが、一般的に編み方でご紹介されているのはこのフランス式が多いです。
ちなみにわたしもフランス式で作業をしています。
アメリカ式
糸を右手に持ち、人差し指に糸をかけて編んでいく方法です。
アメリカ式にも人差し指にかけて編むのとかけないで編む方法も2つあります。
どちらがいいの?というわけではありません。
自分がやりやすい方で編むことが大事です。
編み目ってどう数える?
編み目は横方向の列を目と数え、縦の列の段と数えます。
この一目と一段が10㎝×10㎝の中でいくつあるかによってどのくらいの大きさに出来上がるのかを測ることができます。
これをゲージといいます。
棒編み初心者 道具って?まず必要なものは?
ここでは、編むときに必要な道具や棒針の大きさ、種類、これがあると便利!なものをご紹介していきます。
さあ、道具を揃えて編み物を楽しみましょう。
棒針
棒針は0号から15号のサイズがあり、糸の大きさによって異なります。
それ以上の号もあり、ジャンボ7mm~12mmなどがあります。
また、先ほど説明にもあった4本針や5本針、プラスチックのチューブがついた輪針があります。
短針、長針もそれぞれあり、小さい作品を作るとき、細かいところを作るときは短針が適しています。反対に大きい作品などを作るときは長針が適しています。
毛糸
毛糸にも素材は様々あります。
毛、ウール、シルク、綿や麻などが一般的で、今でも人気のアクリルたわしに使われるアクリルもあります。
他にもテープタイプや、いろいろな糸を混ぜ合わせた引き揃えの糸などがあります。
糸の太さによって棒針の大きさも変わりますので必ずチェックしましょう。
とじ針
とじ針は、作成が完成した後に、糸がちょろんと出ているところを糸処理(ほつれないように作品に丸め込めること)をするために必ず必要になります。
はさみ
作品をつくり終えた時は糸を切りますので、必ず置いておきましょう。
普通のハサミでも構いませんが、できるだけ糸きりのハサミ、裁縫用にハサミを使うときれいに切ることができます。
最低限この4つがあれば編めます!
必ず揃えておきましょう。
毛糸の太さと棒針の大きさは大事?
毛糸の太さと棒針の大きさはとっても大事!きれいに編むには知っておきましょう。
「この糸で編んでみたいな!」と決めた時、棒針はどのサイズをつかえばいいの?と考えた時、毛糸に必ずついている帯を必ず確認してください!
そこには必ずこの毛糸に合った棒針の号数が必ず記載されています。
毛糸が気に入った場合などから棒針を買う場合は、参考にするとよいでしょう。
YouTuberさんで、きつく編みたいやゆるく編みたい場合で別の号数を使うこともあります。
その場合は作品をそのまま作りたいのであれば、YouTuberさんにならって号数をきめてもOKです。
ただ、基本は毛糸の帯に記載されている号数を使いましょう。
では、ここまでわかったところで、いろいろな作品を編むにはほかに揃えておきたい道具がたくさんあります。
これがあると便利という道具はどんなものがあるのでしょうか。
1.なわ編み針
なわ編みという編み方をするときに使います。
2.ほつれ止め
セーターなどの作品を作るときに一度目を休めることがあります。
その場合に用いられます。
3.目数リング・段数リング
目や段が多い時に使うと、ここ何目目?何段目?と忘れた時に位置から数えなくて済みます。
4.段数マーカー
段数リングと同様に使うもので、段数の目印になります。
リングと違うのは外れないようにロック式になっているところです。
5.棒針キャップ
編み物を一時休むときに棒針の先にキャップをしておくと、何かの拍子で外れて編み直し!というリスクを回避できるので便利です。
6.目数・段数カウンター
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これもセーターや目や段が多いセーターを編むときなどにあると便利です。
わたしはアプリを使って段数と目を数えています。
参考にしてみてください。
7.メジャー・ものさし・定規
定規などでも構いませんが、メジャーの方がしなやかですし、長さもありますので㎝などを見ながら作る作品であればあると便利です。
8.棒針収納入れ
編んでいくとこれもこれも欲しい!となって収納する場所が必要になってきます。
セットで買うのが一番お得ですが、バラバラに買う場合なら収納する場所がありませんので収納袋があると整理整頓されてわかりやすいので、あると便利です。
棒編みの編み方 初心者では?はじめやすいものを紹介!
道具もそろってきたところで、初心者にも編みやすいものとして、わたしが初心者で編んだときに作品を参考にご紹介させていただきます。
また、基本の編み方、表目編みや裏目編みを確認したい方はこちらをクリック
作品を編む前に確認してみてくださいね。
では、ここまで説明したことを踏まえて、初心者でも簡単に編める作品をご紹介します。
ネックウォーマー
わたしはこの腹巻を輪針で、練習だと思い表編みを一玉全部使って編みました。
表編みを永遠とやり続けるのが大変ではありましたが、やった達成感やSNSなどにも投稿していいねがついたときは作ってよかったなと思いました。
ネックウォーマーなので、一玉でなくても長さは調節して大丈夫です。
マフラー
こちらは子供用に作り、子供が使うことを想像して作成しました。
子供用なので、大きく作らなくてもいいですし、初心者だった私でも2日あれば簡単にできました。
道具を揃えて、たくさん編み物をしましょう!
今回は棒編みでどんな道具が必要なのかを、編み方についてご説明しましたがいかがでしたでしょうか。
道具は一気にセットを買った方が収納袋もついてきてお得です。
しかし、セットだと7000円~2万円することがありますので、編みたいものを決めて100円ショップなどで揃えるのもいいでしょう。
100円ショップでも一部の号数であれば100円でも売ってますし、毛糸もたくさんあります。
今回の記事で道具がそろったらぜひ、簡単な編み物を参考にたくさん編んでみてください!
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