今回の記事では、マフラーの編み方の中でも特にかぎ針で子供用に編む場合についての編み方、さらに編み図や手編みのマフラーの長さについてもご説明していきます。
もしあなたがかぎ針で編む子どものマフラーについて興味がある場合は、ぜひ読み進めてくださいね。
親の手作りの品は子どもにとっても嬉しい贈り物です。
寒い冬に首元を温めてくれるマフラーが手作りとなると、なお一層ぬくもりを感じますよね。
しかし子どものためのマフラーはファッション性だけではなく、安全性なども気になります。
子供用のマフラーを編む前に、手編みのマフラーに関する情報を知っておくと安心安全なマフラーを仕上げることができます。
ぜひかぎ針で子供用マフラーを編む参考にして下さい。
マフラーの編み方 かぎ針で子供用を編むには?
かぎ針で子供用のマフラーを編む場合、子どもと大人の首の太さや周囲の長さに注意する必要があります。
また子どもが自分でもマフラーを巻けるように、巻きやすさを想定した作品を編むことが重要です。
実際にどんな子ども向けマフラーがあるのか紹介するから参考にしてね。
子供用マフラーの作品例と編み方をご紹介します。
長編みでマフラーを編む
高さのある長編みは、マフラーにちょうど良い編み方です。
大人用マフラーに向いている編み目ですが、子供用マフラーにも向いています。
長編みを利用して編む子供用マフラーについて解説した動画がありますので、参考にご覧下さい。
- 簡単☆長編みでマフラー☆クッカを2本束ねて編みました☆ かぎ針編み☆crochet☆かぎ針入門
参考URL:長編みで編む子供用マフラーの解説動画はこちら
投稿者:happyknittingmama/ハピママ
再生時間:12分29秒
2本どり(糸を2本まとめて編む方法)で編んだマフラーは、短くても暖かいため子どもの首元をしっかりと温めてくれます。
初心者でも簡単に子供用のマフラーが編めるのでおすすめの編み方です。
細編みでマフラーを編む
かぎ針の基本の編み方の1つである細編みは、編み地がしっかりと詰まっているので保温性が高いマフラーを作れます。
長編みよりも高さがないため編み目の数が増えますが、子供用マフラーなら大人用マフラーより短いので編みやすいです。
細編みで編むマフラーについて解説した動画をご紹介します。
- 【簡単】細編みだけで編めるベビーマフラー(赤ちゃん~幼児用)/How to make a fluffy baby scarf (crochet /beginner)
参考URL:細編みで編む子供用マフラーの解説動画はこちら
投稿者:w.yumyam/ゆむやむ
再生時間:13分53秒
細編みだけで編める赤ちゃん用マフラーです。
ファーを使用しているので、もこもこした感触で肌触りもなめらかです。
マフラーに穴を作る方法
自分で上手くマフラーを巻けない子どもには、片方にマフラーの端を引き出す穴を開けておくと簡単に巻けるようになります。
穴の作り方について解説したサイトがありますので、参考にご覧下さい。
- 早く編めてシンプル可愛く♪かぎ針編みのマフラー
参考URL:穴の作り方解説サイトはこちら
かぎ針の子供マフラー 編み図は?
子供用に編むかぎ針のマフラーについてポイントを解説しました。
ここからは実際に今すぐ編める簡単な編み図を厳選して3点ご紹介します。
細編みのマフラー
子供用のマフラーとして、一重に巻いてもしっかり暖かいファーのマフラーがおすすめです。
写真のように100鈞で購入できるファーでも簡単にもこもこの毛糸マフラーができます。
編み図はこちらです。
細編みだけだと目が詰まってしまいますが、鎖目を加えることで伸縮性が生まれるので首に柔らかくフィットします。
10号のかぎ針を使って、毛糸一玉から1時間以内に編める初心者向けのマフラーです。
今回は1玉を使って30段編み、全長90㎝、幅15㎝のマフラーが編めました。
簡単ですが、ファーの毛糸は編み目が見えにくいという短所があります。
中心となる毛糸をよく見て編み進めていきましょう。
写真のように、もこもことして他の糸より編み目が分かりづらいです。
中心はこのようになっていますので、周囲の毛糸をかき分けてチェックしましょう。
通し口のあるマフラー
マフラーの片方に通し口を付け、もう片方を通すようにとめると小さな子どもでも簡単にマフラーを巻けます。
通し口の上をお花などのモチーフで飾っておくと、ワンポイントの飾りになります。
凝った編み目のマフラーではなくても、初心者が編んだとは思えない出来映えのマフラーの出来上がりです。
写真のマフラーは左がアルパカの毛糸、右がオーガニックコットンをそれぞれ1玉使用して編んだものです。
どちらも優しい肌触りの毛糸ですので、赤ちゃんから使用できます。
通し口の編み方と編み図についてはこちらを参考にどうぞ。
参考URL:通し口のアイデアについてくわしくはこちら
パフステッチのマフラー
毛糸の種類や配色などで可愛らしさを出すこともできますが、玉のように膨らみのある模様編みを利用すると、単色でも可愛らしいマフラーになります。
パフステッチで編むマフラーの編み方をご紹介します。
編み図はこちらです。
- キッズ用パフステッチのネックウォーマー
参考URL:パフステッチの編み方はこちら
編み図では編み方が分かりにくいという場合は、パフステッチの編み方について解説した動画がありますのでこちらを参考にして下さい。
- 中長編みの交差パフステッチ編み/Crochet Cross Puff Stitch
参考URL:パフステッチ解説動画はこちら
投稿者:Ayaka Amoro
再生時間:15分7秒
子供用マフラーの手編み 長さはどうする?
子どもの身長は年齢はもちろん、個性があるので本の通りに編んでみても「我が子には小さすぎた」「我が子には大きすぎた」となることがよくあります。
我が子にぴったりの色やデザイン、長さにカスタムできるのが手編みのマフラーの良い点ですので、長さにもこだわりたいところですよね。
子どものマフラーは身長にプラスマイナス10センチメートルほどが理想です。
たとえば身長120㎝の子どもだと、マフラーは110~130㎝ほどあればぴったりになります。
もし首にぐるぐると巻かず、端につけたベルトなどでとめるタイプのマフラーを編む場合は、100㎝未満でも足ります。
幅は市販のマフラーだと、子供用は20㎝くらいが主流です。
子供服ブランドとして有名なミキハウスはもっと細く、10~11㎝ほどです。
デザインによっても細さは変わりますが、10~20㎝の間であれば子供用マフラーに丁度いい幅となります。
今回のまとめ
今回の記事では、マフラーの編み方の中でも特にかぎ針で子供用に編む場合についての編み方、さらに編み図や手編みのマフラーの長さについてもご説明しました。
子供用にマフラーを編む場合は次の点に注意が必要です。
- マフラーの幅や長さを子どもに合わせる
- 子どもが自分一人で巻けるデザインのマフラーにする
また子供用マフラーの編み図についても厳選して3点ご紹介しました。
さらに子供用マフラーの長さについても解説しました。
デザインや毛糸の種類によっても左右されますが、子供用マフラーの長さは次のようなサイズが理想的です。
- 長さ:身長のプラスマイナス10㎝
- 幅:20㎝
ぜひかぎ針で子供用マフラーを編む参考にして下さい。
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