長編みをマスターしたら、色々な作品作りにチャレンジしてみたいですよね。
冬に大活躍するマフラーも長編みで編むことができます。
自分の好きな手触りの毛糸や配色を考えて作るのは楽しいものです。
それに自分で作った作品を身につけて外出するという楽しみもあります。
親子でおそろいのマフラーを身につけてもいいですよね。
今回は長編みで作るマフラーの編み方や、簡単な方法についてご紹介します。
長編みが編めるようになったらぜひチャレンジしてみて下さい。
長編みでマフラーを編む時のポイントは?
長編みは1目に高さがあるのでマフラーを編むには最適な編み方でもあります。
また同じ編み方を繰り返すことになるので、編み物の初心者の練習用にもちょうどいいアイテムです。
長編みができるようになったらぜひチャレンジしたいマフラーですが、きれいに編むために気をつけたいポイントについてご紹介します。
長編みでマフラーを編むときは次の2点に注意しながら編んでいきましょう。
高さをそろえる
同じ編み目が続くので、それぞれの編み方にばらつきがあると全体の高さが凸凹になってしまうので仕上がりがキレイになりません。
全ての編み目の高さが一定になるように気をつけましょう。
全ての編み目の高さをそろえるためには、次の点に注意しておくとそろえやすくなります。
姿勢と力加減を均一に保つ
引き出す毛糸の長さは立ち上がりの鎖目と同じ長さにする
足(柱)はふんわりと編み、頭は絞るように意識する
編み目をきちんと数える
マフラーの形をきれいな長方形に整えるためにも、編み目の数の管理が大切です。
たとえば一段目が15目あるのに、次の段が16目、次は17目と増えていくと台形に仕上がってしまいます。
少なすぎても多すぎても形がいびつになってしまうので、編み目をしっかり数えておくことが重要です。
一段仕上げるごとに編み目を数えるようにしておくと、
「仕上がったと思ったら形が悪い、数えたら編み目が違った。ほどいてやり直しだ。」
ということになりません。
長編みのマフラー 編み方はどんなのがある?
長編みで編むマフラーの方法には大きく分けて2種類あります。
どんな編み方があるのかご紹介します。
鎖編み+長編みで編むマフラー
鎖編みで基本を作ったら、あとは好みの長さに合わせて長編みを編んでいくだけでマフラーが出来上がります。
まずは編みたいと考えるマフラーの幅を決め、その長さに合わせて鎖編みを編みます。
立ち上がりの3目を編んだら、2段目からは長編みを編んでいきます。
↓
立ち上がりの鎖目を編んだら、一段目の鎖目の裏山をひろって長編みを編んでいきます。
↓
これで一段目が出来上がりました。
あとは好みの長さになるまで長編みを編めば完成です。
段ごとに毛糸の色を変えれば、ストライプ模様のマフラーが出来上がります。
モチーフを組み合わせて編むマフラー
長いマフラーを編むのには、それなりの時間がかかります。
一気に仕上げられない場合は何日かにわけてコツコツと編んでいくことになります。
しかし「昨日までに何目編んだっけ?」「どこまで仕上げたのかよく分からなくなってきた」という問題もありますよね。
毎日コツコツ頑張りたい人におすすめなのが、モチーフ編みをつなげて編むマフラーです。
毎日コツコツと編んだモチーフを、時間があるときに鎖編みでつなぐと好きな長さのマフラーを編むことができます。
モチーフ編みを組み合わせて編めるマフラーの作り方についてくわしく解説した動画の中からおすすめをご紹介します。
2色で編む四角モチーフ(グラニースクエア)の編み方
投稿者:happyknittingmama
再生時間:27:56
長編みと鎖編みを活用して編める四角いモチーフの編み方です。
長編みの円を編む方法の応用ですが、2色の毛糸を使用しているため初心者でも色鮮やかなモチーフを完成させられます。
モチーフ編みは空いた時間にちょこっと作ることができます。
毎日コツコツと編んでいって、枚数が貯まったらつないでいきましょう。
マフラーの他にもひざ掛けなど、大作でも気軽にチャレンジできます。
モチーフは鎖編みと引き抜き編みの組み合わせでつないでいけます。
モチーフつなぎ
投稿者:happyknittingmama
再生時間:21:16
四角いモチーフを引き抜き編みでつないでいく方法について解説した動画です。
4枚のモチーフを編むときに付き合わせることになる、4つの角をきれいにつなぐ方法について解説してくれていますのできれいに仕上げられます。
また動画の導入部分では、四角いモチーフをスチームアイロンの蒸気で形を整える方法についても解説しています。
長編みだけでマフラーを編む方法は2つあります。
自分に合った方法を選んで編んでみましょう。
長編みマフラーで簡単なものは?
長編みでマフラーを編む一番簡単なものは、鎖編みと長編みの組み合わせで編むマフラーです。
一段目から最後の房飾りの付け方まで紹介した動画がありますので、参考にご覧下さい。
かぎ針で編むマフラーの編み方 How to crochet a muffler
投稿者:meetang &co.
再生時間:24:37
極太の毛糸を6玉使用して作るストライプカラーがかわいいマフラーの編み方です。
動画を見ながら実際に自分で編んでみるのにちょうどいいスピードの動画です。
ぜひ毛糸とかぎ針を用意して編んでみて下さい。
編み方は単純だけど、毛糸の種類の選び方や色の組み合わせで様々なパターンに挑戦できるから自分だけのマフラー作りにぴったりなんだ。
フリンジを簡単につける方法
出来上がった長編みのマフラーにフリンジを付けると、また違ったニュアンスが楽しめます。
1.同じ長さの毛糸を3本用意する
2.かぎ針を端に差し込む
3.二つ折りにした毛糸3本の真ん中をかぎ針で引き出す
↓
4.ループに端を通す
5.絞って形を整える
6.最後に長さを揃えてカットする
↓
フリンジがあると端っこの仕上がりがきれいに見えるようになります。
今回のまとめ
今回は長編みで作るマフラーの編み方や、簡単な方法についてご紹介しました。
長編みでマフラーを編む場合は次の2点に注意しましょう。
高さをそろえる
編み目をきちんと数える
長編みで編むマフラーには次の2つの方法があります。
鎖編み+長編みで編むマフラー
モチーフを組み合わせて編むマフラー
簡単に編めるのは鎖編みと長編みを組み合わせて編むマフラーです。
長編みの練習にもちょうどいいですので、長編みが編めるようになったらぜひチャレンジしてみて下さい。
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