この記事ではかぎ針編みの輪で作れるものについて、また輪の編み方の基本やコツも解説しています。
かぎ針編みの輪編みは平面・立体的と編むことができるので作品のバリエーションを広げることが出来ます。
この機会に是非マスターしてください☆
かぎ針編みの輪でどんなものが作れる?
かぎ針編みの輪編みでは、平面・立体的とどちらの作品も作ることができます。
ここでは一例をご紹介しましょう。
輪編み作品一例
モチーフ | つなぎあわせてリースにしています モチーフはピアス・髪留めなどのアクセサリーにも用いられます |
コースター | サイズを大きくするとドイリーになります |
シュシュ | 初めに輪編みで編み後からゴム入れ・ゴムに直接輪編みしていくなど何種類かの方法があります |
ケープ | こちらはレース糸で襟元から輪編みで編んでいます 毛糸で編むとあったかケープになります |
この他の輪編み作品例としてこちらも参照してください
かぎ針の編み方の基本 輪はどう編む?
輪編みには3つの作り目があります。
“わ”の作り目
くさり編みからの作り目
ニット用リングを使った作り目
ここではもっとも多く使われる”わ”の作り目をご紹介していきます。
○今回は細編みで”わ”の作り目をします
糸を指に2回巻き、もう片方の手で糸の重なり合う部分をつまみ、巻いてある指からはずします。
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編む時の要領で糸を手にかけ指を持ち替え”わ”の下部分を持ちます。
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かぎ針を”わ”に入れ、糸の下をくぐらせ糸の上からかぎ針をかけ引き抜きます。
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同じように糸をかけ再度引き抜きます。
作り目となるので立ち上がり目には数えません。
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○次に細編みを6目編んでいきます
そのままくさり編み1目を編み、立上り目を作ります。
始めの編み目には立上り目があり細編み=1目・中長編み=2目・長編み=3目となっています。
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“わ”の作り目を束にとり(2巻になっている糸をまとめてすくう)細編みを編みます。
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続けて細編みを編み6目編み終えました。
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○”わ”を引き締めます
2本の糸どちらかをすこしだけ引っ張ってみます。
糸が伸びてきたらそのまま引き、動かない場合はもう一方の糸を引っ張ります。
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中心部分が引き締まり”わ”が小さくなったら糸端を引っ張り、始めに引いた糸を引き締めます。
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立上り目の細編みの頭に引き抜き編みをします。
“わ”の作り目で細編み6目から編み始める準備ができました。
他2つの作り目の詳細はこちらを参照してください
かぎ針の輪のコツはコレ!
ここでは輪編みを編む時に抑えておきたいコツをご紹介します。
前contentsで例にあげた”わ”の作り目から始まる輪編みのコツを取り上げていきましょう☆
“わ”の作り目を完成させる時、少しきつめに引き締め、次に編む立ち上がり目のくさり編みと区別をつける
立ち上がり目のくさり編みと同じくらいの大きさにした場合、立ち上がり2目のようになってしまい細編みとのバランスが悪くなり、きれいな編地になりません。 |
目(ここでは細編み)を編む時、”わ”を必ず2巻一緒にまとめてすくい編む
1目でも間違えて1巻だけすくって編んでしまうと”わ”を引き締める時にきれいに引き締めることができなくなるためです。 |
引き抜き編みをする時は1目めの頭に引き抜き編みをする
細編みの場合は立ち上がり目が1目なので頭と間違えやすいため注意が必要です。 間違えてしまうと目数が増えてしまいます。 |
輪編みをマスターしてもっとかぎ針編みを楽しもう♫
今回はかぎ針編みの輪で作れるものについて、また輪の編み方の基本やコツも解説してきました。
輪編みでは平面・立体的なものとバラエティに富んだ作品を作ることができましたね。
底がある輪編みでは、編み図とともに写真画像で分かりやすく編み方を解説しました。
輪編みの基本・コツをマスターし、新しい作品作りにお役立てください☆
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