毎年クリスマスになると飾り付けを楽しみにしているという人は多いようです。
小さい子どもがいてもいなくても、クリスマスツリーを用意している時間はワクワクしますよね。
市販品のクリスマスツリーもいいものですが、どうせなら今年はかぎ針編みのクリスマスツリーを用意してみませんか?
今回はかぎ針で作るクリスマスツリーの編み方についてくわしくご紹介します。
すぐに編みたくなる編み図はもちろん、初心者でもすぐに実践できる簡単な編み物アイデアについてもお伝えします。
クリスマスツリーに興味がある方、必見です。
かぎ針でクリスマスツリーの編み方は?
かぎ針で編むクリスマスツリーには様々な編み方があります。
どんな編み方があるのかご紹介します。
三角錐のクリスマスツリー
立体の三角錐をかぎ針で編み、オーナメントやオーナメント代わりにボタンやビーズを飾るタイプのクリスマスツリーです。
オーソドックスな緑と茶色の配色でクリスマスツリーを表現するほか、白で編めばホワイトツリーを、青と白の組み合わせて北欧風になるなど配色の工夫で様々な編み方にチャレンジできます。
複数のパーツを組み合わせて作るクリスマスツリー
大中小と大きさの違う三角錐を積み上げて作るクリスマスツリーです。
中心に綿を詰め、とじ針を縫い針のように使って編みつなげていきます。
ドイリー編みのクリスマスツリー
ドイリー編みで作るクリスマスツリーです。3段に分かれているように見えますが、実は全てつながっています。
ポイントは次の段に移る際、前の段の編み目に表引き上げ編みを入れて立体感を出すことです。
後ほど編み図をご紹介します。
かぎ針のクリスマスツリーの編み図は?
クリスマスツリーを編むときの参考になる編み図についてご紹介します。
シンプルなクリスマスツリーの編み図
三角錐で表現するシンプルなフォルムのクリスマスツリーです。
写真のようなクリスマスツリーを編む場合、編み図はこのようになります。
編み図を解説すると次のようになります。
1段目 ×(細編み)6目
2段目 ×(細編み)6目
3段目 ×(細編み)1目+V(細編み2目編み入れる)を3回繰り返す
4段目 ×(細編み)9目
5段目 ×(細編み)2目+V(細編み2目編み入れる)を3回繰り返す
6段目 ×(細編み)12目
7段目 ×(細編み)3目+V(細編み2目編み入れる)を3回繰り返す
8段目 ×(細編み)15目
9段目 ×(細編み)4目+V(細編み2目編み入れる)を3回繰り返す
10段目 ×(細編み)18目
11段目 ×(細編み)5目+V(細編み2目編み入れる)を3回繰り返す
12段目 ×(細編み)21目
13段目 ×(細編み)6目+V(細編み2目編み入れる)を3回繰り返す
14段目 ×(細編み)24目
15段目 ×(細編み)7目+V(細編み2目編み入れる)を3回繰り返す
16段目 ×(細編み)27目
17段目 ×(細編み)8目+V(細編み2目編み入れる)を3回繰り返す
18段目 ×(細編み)30目
二段目ごとに三の倍数の総数の目の数になるように編んでいくと、どこまでも大きな三角錐を編んでいくことができます。
たとえば19段目を編む場合は「×(細編み)9目+V(細編み2目編み入れる)を3回繰り返す」となり、20段目は「×(細編み)33目」です。
好きな大きさになったところで糸の端を始末し、内部にワタを詰めれば完成です。
好みでオーナメントやビーズなどを使ってデコレーションしましょう。
円の糸端の始末についてはこちらを参考にどうぞ。
参考URL:「かぎ針の編み終わりって?最後の段は?巻きかがりの始末についても」の記事はこちら
クリスマスツリーに飾る星の編み図はこちらの記事でくわしく解説しています。
参考URL:かぎ針編みで星!編み図や編み方についても紹介!
ドイリー編みのクリスマスツリー
先ほどご紹介した、ドイリーで編み進めるタイプのクリスマスツリーです。
段に分かれているように見えますが、全てつながっています。
写真はてっぺんと次の段の境目をアップにしたところです。
前の段に対して表引き上げ編みを入れることでてっぺんから順に下へとつり下がる形になっています。
引き上げ編みについて、くわしくはこちらを参考にどうぞ。
参考URL:「長編みの表引き上げ編みって?編み目は?交差の編み方についても」の記事はこちら
こちらのサイトで編み図が無料公開されています。
参考にご覧下さい。
White tree, Green tree&編み図☆
参考URL:「White tree, Green tree&編み図☆
」の解説サイトはこちら
編み図では5段あるクリスマスツリーとなっていますが、好きな大きさの段で終わることもできます。
ビーズを編み込んでいく編み図ですが、ビーズの代わりにピコット編みを入れたり、自分で編んだオーナメントを飾ることもできます。
手のひらサイズのクリスマスツリー
細編みの他、すじ編みなどを用いてフリルが重なったような形のクリスマスツリーが編めます。
編み図が無料で公開されていますので、参考にどうぞ。
使用する毛糸はアクリル毛糸がおすすめです。
参考URL:「手のひらサイズのクリスマスツリー」の編み図と編み方はこちらで解説
クリスマスツリーの簡単な編み物にはどんなものがある?
クリスマスツリーツリーの編み方について解説しましたが、他にもたくさんの作り方があります。
できれば一番簡単な方法が知りたいのですが、どんな編み方がありますか。
でも、編み目を揃えるのが苦手な場合は、実は裾がフリルのように波打つ編み方の方が失敗しても平気なこともあるんだ。
おすすめの簡単な編み方を紹介するね。
クリスマスツリーの簡単な編み方をご紹介しますので、チャレンジしてみて下さい。
かぎばり編みのクリスマスツリー
参考URL:「かぎばり編みのクリスマスツリー」の編み方はこちら
細編みと長編みの組み合わせで作るクリスマスツリーです。
葉っぱがフリルのように重なるので、多少編み目が曲がってもそれが味わいになるので初心者向けです。
幹にはしっかりワタを詰めた方が安定します。
かぎ針編みのシンプルなクリスマスツリー
参考URL:「かぎ針編みのシンプルなクリスマスツリー」の編み方はこちら
細編みだけで葉っぱも幹も編むことができます。
三角錐だけで編むシンプルなクリスマスツリーと似ていますが、大きさを大・中・小と変えて3つの三角錐を作って重ねることでより立体的なクリスマスツリーになります。
最後に自分なりの飾り付けを施せば、オリジナルのクリスマスツリーの完成です。
今回のまとめ
今回はかぎ針で作るクリスマスツリーの編み方についてくわしくご紹介しました。
かぎ針で編むクリスマスツリーには、次のような種類があります。
- 三角錐のクリスマスツリー
- 複数のパーツを組み合わせて作るクリスマスツリー
- ドイリー編みのクリスマスツリー
またすぐに編みたくなる編み図もお伝えしました。
その他にも、初心者でもすぐに実践できる簡単な編み物アイデアについても解説しました。
今年のクリスマスに向けて、ぜひチャレンジしてみて下さい。
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