刺繍

刺繍枠とは?枠に布を巻くのは?枠なしについても

 

この記事では、刺繍枠の選び方や、刺繍枠がない場合はどうなるのかについて、刺繍枠に布を巻く理由についてなどを説明していきます。

刺繍をする時に用意するのが刺繍枠ですが、手芸店に行くと種類もサイズも色々あります。

刺繍を始めたばかりだと、一体どんな刺繍枠を買えばいいか分からないですよね。

刺繍枠に布を巻いたらいいとは聞くけど、どうして?そんな疑問にもお答えします!

 

これから刺繍を始めるあなたも、既に刺繍を楽しんでいるあなたも、一度持っている刺繍枠を見直してみましょう!

もしかしたら、刺繍枠を替えるだけでもっと楽にきれいに刺繍ができるようになるかもしれませんよ♪

 

 

刺繍のニードルって?使い方や作品についても紹介! この記事では、ニードルで楽しむ刺繍・フリーステッチングについて説明していきます。 使い方のポイントや素敵な作品も紹介します...

 

 

刺繍のフレームって?どう選ぶ?

刺繍枠は色々な材質やサイズがたくさん売られています。

桜(さくら)
桜(さくら)
手芸店に行くと、ずらーっと刺繍枠が並んでいますよね。
リリー先生
リリー先生
刺繍初心者だとどれを買えばいいかわかりづらいよね。

 

ここでは、刺繍フレームの基礎知識から、自分に合った刺繍枠の選び方について説明していきます。

 

 

刺繍枠ってどんなものがある?

 

国内外には色々な刺繍枠があります。

ここでは刺繍枠の種類やサイズについて紹介していきます。

それぞれの特徴を理解して、自分に合う刺繍枠を見つけましょう♪

 

素材の違いは?

 

一般的に、刺繍枠は下記の素材の物が売られています。

  • 木製(桧、竹など)
  • プラスチック製

それぞれに良い点はありますが、やはりオススメは木製の刺繍枠です。

 

木製刺繍枠の良い点
  • プラスチック素材に比べて、挟んだ布が滑りにくくしっかり固定される。
  • 使い込んでいくうちに、手によく馴染んでくる。
  • 経年劣化が少なく長持ちする。

 

プラスチックの刺繍枠は、素材の特性上、布が滑りやすく刺繍をしているうちに布がずれたりゆるんできてしまうことがあります。

それに比べると、木製の方が摩擦力があり布がずれにくいのです。

 

木製刺繍枠の内側に、さらに滑り止めのゴムが付いている商品もあります。

これだとさらに布はずれにくくなります。

 

また、木製は使い込んでいくうちにあなたの手のサイズや形、使い方のクセに合わせて変形していきます。

使えば使うほど、あなたの使いやすい刺繍枠になるのです。

 

プラスチック製の刺繍枠は、力の入れ加減で割れてしまうこともありますが、木製なら簡単には壊れません。

木製刺繍枠なら、ずっと愛着を持って刺繍を楽しむことができます。

 

ここまでは木製の刺繍枠についてオススメしてきましたが、もちろんプラスチック製刺繍枠にも良い点はあります!

 

プラスチック製刺繍枠の良い点
  • 木製に比べて軽いので、作業がしやすい
  • カラーが豊富なので、作品に合わせて色を選んで刺繍枠に入れたまま飾れる。

 

何よりも一番の特徴は、軽いことです。

刺繍はどうしても刺繍枠を長時間持ち続けなくてはなりません。

手の力が弱いお子さんやお年寄りは、それだけでも手首が疲れて作業効率が悪くなってしまいます。

そんな場合にこそ、プラスチック製刺繍枠はオススメです。

 

布をはめる時に強く締めすぎると、枠自体が割れてしまいます。

お子さんが作業をする時には、大人が注意してあげましょう。

軽くて刺繍枠を持っても疲れにくいのは良い点ですが、木製に比べて手汗などで滑りにくくなるのも事実です。

軽い刺繍枠が欲しい場合も、その点も頭に入れておきましょう!

 

プラスチック刺繍枠のもう一つの特徴が、豊富なカラー展開です。

最近は刺繍作品を刺繍枠に入れたまま壁などに飾るのが流行です。

写真引用:Folksy EMBROIDERY HOOP ART – CRAFT THAT ACCENTUATES THE PROCESS

 

こんな風に自分の作品を飾りたい時に、刺繍作品の色味と刺繍枠の色味を合わせると、よりまとまった印象になります。

手芸店ではもちろん、オンラインショッピングでもたくさんの色の刺繍枠が売られています。

 

https://handmeid.tokyo/embroidery-works-storage-decoration/

 

人気刺繍作家・annasさんも刺繍枠の飾り方について動画で解説しています。

 

 

刺繍枠の形にはどんなものがある?

 

刺繍枠は、形も色々あるのをご存知でしたか?

大抵の人が想像する刺繍枠はまん丸、つまり正円形ですよね。

 

正円形の刺繍枠はサイズが豊富なので、自分の手に馴染む刺繍枠を探しやすいです。

 

実は正円形以外にも、こんな形の刺繍枠があります。

  • 楕円形
  • 四角形

 

楕円形の刺繍枠は正円形の刺繍枠と使い方は大きく変わりませんが、手にうまく収まらないは場合は刺繍は少々やりづらくなってしまいます。

楕円形で、さらに小ぶりな刺繍枠なら、ワンポイント刺繍をする時などには使いやすいです。

楕円形刺繍枠は、どちらかというと飾る時に活躍する場合が多いです。

 

正円形の刺繍枠で飾るのも素敵ですが、楕円形の刺繍枠で飾ると、より絵を飾ったような印象になります。

また、縦長・横長の刺繍作品を飾りたい場合、正円の刺繍枠を使うと余白部分が広くなって、無駄に大きな刺繍枠を用意しなくてはいけません。

そんな時には楕円形刺繍枠をうまく活用しましょう♪

 

刺す図案や飾りたい図案が細長い場合は、楕円形刺繍枠を使ってみましょう。

 

刺繍枠アート(embroidery hoops decor)も流行っています!!

なんと、最近では刺繍枠は刺繍をするための道具としてだけではなく、アート作品の材料そのものとしても使われています!

写真引用:DIY: tu corona de Navidad

使わなくなった刺繍枠は、こんな風にも再利用できますね!

リリー先生
リリー先生
刺繍枠そのものもアートとして生まれ変わるんだね!
桜(さくら)
桜(さくら)
色々装飾を変えたらどんな季節にも飾れそうですね。

 

 

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では、四角形の刺繍枠はどんな時に使うのでしょうか?

基本的には、大きな作品を刺す時に使います。

円形の刺繍枠は、どうしても手に収まりやすい物になるので小さくなってしまいます。

大きな作品の場合はこまめに刺繍枠をはめ直す必要があり、それが作品の歪みなどにつながってしまいます。

また、布の端から端まで刺繍したい場合にもオススメです。

 

リリー先生
リリー先生
円形の刺繍枠に比べて、角がある分刺繍できる範囲が広くなるからね。
桜(さくら)
桜(さくら)
これなら布のロスも減りますね!

 

布の端から端まで刺繍したい場合や大きな作品を刺す場合は、四角形の刺繍枠を使うと作業効率がよくなり、きれいに仕上がります。

 

クロスステッチをする時などにはQスナップ枠を使ってみましょう!

Qスナップ (Q-snap)は、太さ1~2cmのプラスティックで出来た棒と、棒を止めるクリップのセット。

4本一組になっていて、つなぎ合わせると四角い形になります。

使用する際は、棒に刺繍する布を巻き付け、クリップで上から挟みます。

丸い刺繍枠は挟んだ跡が付きますが、Qスナップは挟んだ跡が残らず、しわも出来ないので、綺麗に仕上がります。

上下左右ともピンと張った状態で、ステッチもしやすく、緩みにくいので作業がしやすいです。

文章・写真引用:i♡Smart Q-Snap Frames /1set

 

 

ずばり☆使いやすい刺繍枠のサイズは?

 

多種多様な刺繍枠の中でも、特に正円形の刺繍枠はサイズがとても豊富です。

日本では、直径5cmから24cmくらいまでの刺繍枠が一般的に販売されていいます。

 

私が住んでいるアメリカでは、3Inch(7.62cm)から23Inch(58.42cm)の刺繍枠がよく売られています。

 

これだけサイズがあると、刺繍初心者は「作品の大きさによって刺繍枠をたくさん揃えなきゃいけないの?」と思いがちです。

 

まずは、自分の手に馴染むサイズの刺繍枠を一つだけ買いましょう。

 

始めのうちは、刺繍枠は一つあれば十分です。

大きい図案の場合は、布をずらしてはめ直しながら刺していけばいいだけです!

一般的に日本人女性の手に馴染みやすい(=使いやすい)とされている刺繍枠のサイズは、8cmです。

 

桜(さくら)
桜(さくら)
色々なサイトなどを見ても「8cm」というキーワードがよく出てきますよね。
リリー先生
リリー先生

確かによく目にするよね。

でも、それを信じてすぐ買うのか危険だよ!

 

8cmの刺繍枠を愛用する人は多いことは事実ですが、大切なのは自分の手に馴染むかどうかということです。

 

お店に行って、まずは8cmの刺繍枠を持ってみて、しっくりこなければ必ず他のサイズも試してみてください。

 

例えば、手が大きい人や男性は10cmの枠の方が使いやすい場合もあります。

また、手が小さい女性や子供は5cmの枠を試してもいいですね。

「8cm」の刺繍枠は、あくまで基準です。

刺繍枠を買う前に、一度手芸店などで実物を手にとってみましょう!

 

刺繍の道具は?基本は?便利なのは?選び方についても この記事では、刺繍に必要な道具について、基本の道具はどんなものか?便利でオススメの道具は何か?詳しく紹介していきます。 ...

 

 

刺繍枠より小さな布に刺繍するにはどうしたらいいの?

 

先ほど、「刺繍枠はとりあえず1つあればいい」とお話しました。

刺繍枠より大きい布に大きい図案を刺繍する時は、布をずらしながら刺繍します。

でも、刺繍枠にはめられないくらい小さい布にはどのように刺繍したらよいのでしょうか?

ここでは、刺繍枠より小さな布に刺繍する方法について紹介します。

 

桜(さくら)
桜(さくら)
これ!私もどうするのかなと思っていました。
リリー先生
リリー先生
刺繍の本にも意外と解説が載っていないからここで紹介しておくね♪

 

1.薄手の布を刺繍枠に十分はめられる大きさに切り取ります。

この布のことを「当て布」と呼びます。

 

 

2.刺繍する範囲の大きさに印をつけます。

写真では四角に穴を開けましたが、丸でも三角でもやりやすい形でOKです!

 

 

3.穴の部分を切り開いてアイロンをかけます。

 

 

4.裏返して刺繍をする布に縫い付けます。

 

 

5.これで刺繍枠にはめられます☆

刺繍が刺し終わったら当て布をはずして完成です。

 

この方法を知っておくと、小さい図案の時にも無駄に大きな布を用意する必要がなくなります。

ワンポイント刺繍の小物を作りたい時にはぜひこの方法を試してみてくださいね!

 

 

 

刺繍の枠なしは?ちゃんと縫えるの?

刺繍枠はあったら便利ですが、では刺繍枠なしでは刺繍はできないのでしょうか?

実は、そんなこともないんです!

ここでは、刺繍枠を使うメリットから、刺繍枠なしで刺す刺繍について説明していきます。

 

 

刺繍枠ってないと不便?

 

刺繍枠は刺繍を楽しむ上で、持っておくと便利なツールです。

では、具体的にどのようなメリットがあるのでしょうか?

 

刺繍枠を使うメリット
  • 刺繍をする時に布がたわみにくい。
  • ステッチの力加減が簡単になる。
  • 図案がゆがみにくい。

 

ステッチを刺す時は、どうしても布と針糸を引っ張ります。

その時の力加減にムラがあると、ステッチも乱れて作品がきれいに仕上がりません。

特に刺繍初心者は、刺繍枠を使うことによって、無駄な神経を使わずに刺繍が楽しめます。

なので、刺繍初心者はできれば刺繍枠を使うことをオススメします。

 

桜(さくら)
桜(さくら)
確かに、一針一針力加減を気にして刺すのは難しそうですね…。
リリー先生
リリー先生
慣れてくればそんなに難しくないけど、最初のうちはなかなかきれいにできないと思うよ。

 

 

刺繍枠なしで刺繍をするコツは?

 

どうしても刺繍枠を使いたくない、刺繍枠を買うのはもったいない…なんて思った場合でも、コツさえ抑えれば刺繍をすることはできます。

 

刺繍枠なしで刺繍する時のポイント
  • 図案ラインの上を正確に刺していく。
  • 布を常に引っ張りながら刺していく。
  • 刺繍針を抜いた後、布をテーブルなどにおいて布を抑えながら糸を引っ張る。

 

刺繍枠を使う時よりもさらに慎重に図案ラインをなぞるようにしましょう。

枠を使わない場合、少しのズレも図案の歪みにつながってしまいます。

また、糸を引っ張りすぎても図案の歪みやシワにつながります。

力加減が慣れないうちは、糸を引っ張る時に布のステッチを刺す部分を抑えると、引っ張りすぎてステッチが突っ張ったりシワが寄らないです。

少し面倒でも、ステッチを一つずつ丁寧に刺すことが一番のポイントです!

 

またまたannasさんの関連動画を紹介します♪

 

 

 

刺繍の枠に布を巻く?どんな効果があるの?

刺繍枠に興味を持って色々調べていくと、「刺繍枠_布を巻く」というキーワードが出てきます。

初めて聞いた場合は「??」と思うでしょう。

でも、刺繍上級者を目指すなら知っておくべきポイントです!

ここでは、どうして刺繍枠に布を巻くのか、どうやって巻くのかなどについて解説していきます。

 

 

刺繍枠にどうして布を巻くの?

 

そもそも、どうして刺繍枠に布を巻くといいのでしょうか?

そのメリットは次の通りです。

 

  • 布がずれにくくなる。
  • 枠で締め付けていた部分の布がテカらない。

 

木製もしくはプラスチック製の刺繍枠は、そのままでももちろん使えます。

しかし、刺繍をしているうちに布がたわんだり緩んだりしてきてしまいます。

そんなことが起こらないようにするための手段が、刺繍枠に布を巻くということです。

 

布を巻くことで摩擦が起こり、刺繍をする布がずれにくくなります。

 

もう一つ、布を巻くことで嬉しいことがあります。

そのままの刺繍枠で布をきつく締め付けると、どうしても枠に挟まっていた部分にテカったような跡が残ってしまいます。

洗濯しにくい布や色の濃い布の場合は、きれいに刺繍が仕上がったとしても、どうしても跡が気になってしまいます。

そんな時も、刺繍枠に布を巻きつけることで跡がつくことを防ぐことができます。

 

布を巻くことで布に刺繍枠の跡が残ることを防げます。

 

 

どんな布を巻きつけたらいいの?

 

具体的な布の巻きつけ方を紹介する前に、巻きつける布選びにもポイントがあります。

巻きつける布は、こんな布がオススメです!

 

  • 色移りしない薄い色
  • バイヤステープや、細長く切った端切れ布
  • 手ぬぐい程度の厚みで、木綿のように表面がある程度ざらついている布

 

濃い原色に近い色の布を巻きつけてしまうと、刺繍する布に色移りしてしまう恐れがあります。

せっかく刺繍枠の跡が残らなくても、色移りしてしまった元も子もありません…。

 

かといって、わざわざ巻きつけるための布を用意する必要はありません。

端切れ布を細長く切ったり、中途半端に余っているバイヤステープを使えば十分です。

素材は、ツルツルしたり薄手の布ではなく、手ぬぐい程度以上の厚さと、木綿生地のような表面のザラつきがある布が適しています。

その方が、刺繍枠に巻きつけやすいだけではなく、しっかりと摩擦が生まれて滑り止めの役割を果たしてくれるからです。

適当な布を巻きつけても意味がありません。

刺繍枠に適した布を選んで巻きつけるようにしましょう!

 

桜(さくら)
桜(さくら)
せっかく巻きつけるなら、かわいい色柄の布にしたいです♪
リリー先生
リリー先生
上のポイントさえ理解すれば、お気に入りの布を巻いて刺繍枠をデコレーションしてもいいよ。 

 

 

どうやって刺繍枠に巻きつけるの?

 

では、具体的な巻き方について説明していきます。

必要な物はこれだけです!

 

材料・道具
  • バイヤステープなどの布
  • 両面テープ
  • 刺繍枠
  • はさみ

 

1.刺繍枠の内枠の内側に両面テープを貼る。

巻き始めは必ず枠の内側にしてください。

外側にすると、枠を使うたびにだんだんはがれてきてしまいます。

 

 

2.少し斜めに布を巻きつけていきます。

1/8程度巻きつける毎に、枠の内側に両面テープで留めていきます。

布を巻きつける時は、2~3mm重なっていくようにします。

重ねすぎると全体に厚みが出てしまい、後で外枠にはまらなくなってしまいます。

 

 

3.巻き終わりも枠の内側に両面テープで留めます。

両面テープがはみでないようにしましょう。

テープがはみ出ると、接着剤が後からだんだん汚くなって布についてしまいます。

 

 

4.完成です。

あとからはがれないように!と接着剤などを使ってはいけません。

刺繍枠に巻きつける布は手垢などで汚れたら巻き替える物です。

後から取れるように両面テープを使いましょう。

止め金具の長さに余裕があれば、外枠にも布を巻きつけるとさらに布が滑りにくくなります。

私の使っている枠は金具の長さが足りなかったので、写真のように内枠にのみ布を巻きつけました。

 

 

 

今回のまとめ

今回は、刺繍枠の選び方や、刺繍枠がない場合はどうなるのかについて、刺繍枠に布を巻く理由についてなどを説明してきました。

刺繍枠は刺繍をする上であると便利な心強い味方です!

せっかく使うなら、あなたに合った刺繍枠を使いましょう。

そうすれば、もっときれいで素敵な作品が出来上がること間違いなしです。

長くお付き合いできる道具を見つけると、これからも楽しくなりますよ♪

 

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