この記事では、刺繍の縫い方に関する動画について、初心者が見るポイントについて紹介していきます。
刺繍を始めたばかりだと、本やインターネットでステッチの技法を見ても分かりづらいですよね。
そんな時はぜひ動画を見てみてください。
静止画や文章では分かりづらいところも、動画だとすんなり理解することができるはずです!
刺繍の動画は?うまく活用するには?
最近では手芸に関する動画は簡単に数多く視聴することができます。
刺繍作家さんから手芸用品メーカーまで、色々な人が分かりやすい動画をたくさんアップロードしています。
ここでは、刺繍をする時の動画活用方法について詳しく紹介していきます。
忙しい時は動画で学ぼう!
刺繍って、揃える道具も少なく作業スペースも必要ないので、手軽に始めやすい手芸です。
でも始めてみると、ステッチの種類は数多く、綺麗に仕上げるのはか簡単ではありません。
上達するためには、刺繍教室に通うのが一番間違いないです!
でも、その時間を確保できない…そんなあなたにこそ動画を見る事をオススメします。
初心者向けから、凝った刺繍作品の解説動画まで、レベル毎に関連動画がたくさんあります。
是非、自分のスキルに合った動画を見てみましょう!
本とリンクしている動画は分かりやすい!
ただ動画だけを見てるだけでももちろん良いです。
でも、是非「動画付き書籍」を買ってみましょう。
どうしても動画だけだと図案を参考にして写し取る時に不便です。
動画を大きな画面で見て、真似したい図案のところで一時停止して、紙を重ねて写し取る…
そんな強者もいますが、この方法だと図案を綺麗にトレースするのは難しいです。
何よりパソコン等の画面に優しくないです!
ステッチ技法についても知りたい、可愛い図案も真似したい、そんな時に動画付き書籍はオススメです。
オススメは、ずばりこれです!
DeAGOSTINI かわいい刺しゅう
隔週刊『かわいい刺しゅう』は、毎号キットとして
フランスの老舗刺しゅう糸メーカー『DMC』の刺しゅう糸をはじめ、
必要な材料が付いた、刺しゅうのハンドメイドシリーズです。
童話モチーフのタペストリーと、雑貨小物を刺し進めながら、
さまざまなステッチの技法に出会う、温かな時間を楽しんでください。
- 作品作りに必要な材料(刺繍糸・布地・ボタン等)は全て同梱されている。
- 作品作りに必要な道具(刺繍針・刺繍枠・目打ち等)は全て同梱されている。
- ステッチは、本では拡大写真で、注意点や綺麗に仕上げるコツは動画で学べる。
つまり、刺繍を本で学ぶ利点と動画で学ぶ利点をミックスした雑誌なのです!
本だけも動画だけでも体験できないこの勉強法はかなりオススメです。
お気に入りの刺繍作家の技術を盗み取り!
刺繍を刺し始めると、お気に入りの刺繍作家さんが見つかります。
直接その人から刺繍を学びたくても、タイミングよく教室を開催しているとも限りません。
そこで、その作家さんが動画をYoutubeなどでアップしていないか調べてみましょう。
本とリンクして技法について紹介していたり、本などでは紹介していない作品を紹介している場合があります。
お気に入りの作家さんの動画をチェックしてみると、新たな発見があるかもしれません!
刺繍の縫い方動画でおすすめはコレ!
刺繍ステッチについての動画はたくさんあります。
ここでは特に分かりやすい刺繍動画をいくつか紹介していきます。
同じステッチに関する動画でも、撮影のアングルやスピートに違いがあります。
色々見て試してみてください。
あなたが見やすくてわかりやすい動画サイトが必ず見つかるはずです。
まずはここから!刺しゅうの基本ステッチ
by. 手作りタウン(日本ヴォーグ社)
色々なサイトを見てもわかりやすさはピカイチです!
練習したいステッチの写真をクリックすると、そのまま動画ページにいくことができます。
サイトも動画もシンプルな作りなので、まずはステッチのやり方のみを知りたい時にオススメです。
ただ、それぞれのステッチが作品になるとどんな雰囲気に仕上がるかはわかりません。
あくまでステッチを淡々と繰り返す動画です。
基本ステッチのご紹介
by. 戸塚刺しゅう協会
戸塚刺しゅうで良く使われる基礎のステッチ53種類を図・動画でわかりやすくご紹介しています。
刺しゅうの糸や針の使い方の基本から丁寧に説明してありますので、初心者さんも安心して刺しゅうをスタートすることができますよ!
ついつい忘れがちなステッチも、動画があるので安心です。
また、ご紹介しているステッチはステッチBOOK1(基礎編)を掲載しています。
引用:戸塚刺しゅう協会
ステッチ53種類のうち、解説動画付きのステッチは36種類です!
他のサイトではなかなか動画になっていないステッチも数多くあります。
動画自体はとてもシンプルで、関連書籍も文庫サイズでちょっとわからなくなった時に確認しやすいです。
是非、書籍も合わせて読んでみてください!
Hand Embroidery for Beginners
by. HandiWorks
海外のハンドメイド解説サイトです。
サイト内のHand Embroidery for Beginnersという動画シリーズでは道具やステッチについて詳しく解説されています。
各ステッチの進化系も紹介されているので、基本編から応用編まで続けて見ることができます。
基本のステッチを復習したい時や、基本のステッチだけでは物足りなくなった時にオススメです!
※ちなみに、動画は音楽とステッチの映像のみです。
刺繍の初心者が動画を見るときのポイントはこの3つ!
刺繍を始めたばかりで教室に通う時間が取れない時こそ、動画に頼りましょう!
ただ闇雲に動画を見ても思うようにスキルアップできません。
ここでは、刺繍初心者の方が動画を見る時のポイントについて紹介します。
もちろん刺繍に慣れてからでも、基本のステッチを復習したり、知らないステッチを練習したり、作品製作の参考にしたり…
動画を見るといいことがたくさんありますよ!
道具の持ち方にも注目する
刺繍の動画を見る時、ついつい刺繍糸や刺繍針の先を目で追ってしまいます。
もちろんそこも動画を見る時のポイントですが、一度視線を変えて見ましょう。
刺繍枠の押さえ方や刺繍針の持ち方、指ぬきのつけ方など、参考になるポイントはたくさんあります。
刺繍枠や刺繍針の正しい持ち方って、自己流では分かりづらいものです。
ぜひ、刺繍作家さんたちの手元に注目してみましょう!
道具を正しく持つことで、作品の仕上がりも綺麗になりますし、何より効率良く刺していくことができます。
ステッチの途中では動画を停めない
ステッチのひと目は一連の動作として連続しています。
新しいステッチを動画で勉強する時、出来ればステッチのひと刺しを停めずに見ましょう。
途中で停めながら動画を見ても、ステッチの仕組みが理解できません。
動画をひと作業ごとに停めて真似をすれば、その時は同じようにステッチが刺せるかもしれませんが、自分のものにするまでに時間がかかります。
動画を何度も繰り返し見ていくと、ステッチの構成がわかってきます。
構成を理解した上で練習をすると、すぐに何も見ずに同じステッチを刺せるようになりますよ!
動画を見ながら連続してステッチを刺す
動画でステッチの動作を理解したら、動画と同じスピードで何度も同じステッチを刺してみましょう。
動画は比較的ゆっくりとしたスピードで刺していきます。
急がず動画と同じスピードで繰り返し同じステッチを刺していくことで、ステッチ動作の確認にもなります。
うまく刺せない時も、動画と一緒にステッチを刺していくことでその原因がわかります。
一連の作業の中で、どこが苦手か、どこが問題かかが分かります。
それってとても大事なことで、本を読んでも分からないことです。
今回のまとめ
今回は、刺繍の縫い方に関する動画について、初心者が見るポイントについて紹介してきました。
最近、少し検索すれば関連動画がすぐに見つかります。
たくさんある関連動画から分かりやすいものを選ぶのはなかなか大変な作業です。
そんな時にこの記事があなたのお役に立てれば嬉しいです。
見るポイントを毎回変えて何度も同じ動画を見直して見ましょう。
そうすることで技法が早く身について、より素敵な刺繍作品を作ることができるようになるはずです!
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