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刺繍のアーティストって?作家の本は?作品についても

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この記事では、刺繍アーティストとはどんな人か?人気アーティストの本や作品についても紹介していきます。

 

刺繍って身近なハンドメイド分野なので、趣味だけのものだと思っていませんか?

実は、世界には色々なジャンルで刺繍作品を生み出しているアーティストがたくさんいるのです!

フランス刺繍の作品に限らず、立体刺繍や写真・絵などと組み合わせたオリジナルジャンルの作品など、世界ではたくさんの刺繍アーティストが活躍しています。

素敵な本もたくさんありますので、ぜひ刺繍をアートとして楽しんでみましょう。

あなたの作品にもきっとインスピレーションを与えてくれますよ♪

 

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刺繍のアーティストって?どういう人?

刺繍アーティストと一言で表してしまうと簡単ですが、そのジャンルや技法は世界に無数とあります。

ここでは、刺繍アーティストってどういう人か、どんな作品を作っているか等を紹介していきます。

 

刺繍アーティストとは文字通り、刺繍のアートを生み出す人のことです。

 

刺繍アートとは、刺繍の大作ばかりを想像するかもしれませんが、それだけではありません!

  • オリジナル図案で刺繍作品をつくる。
  • 刺繍を何らかの形で取り入れた作品をつくる。

こんなことも刺繍アートです。

 

リリー先生
リリー先生
つまり、刺繍好きのあなたも立派な刺繍アーティストだよ!

 

日本では、刺繍アーティストは刺繍作家とも呼ばれます。

 

 

国内の人気刺繍アーティストは?

 

では、日本国内で活躍している刺繍アーティスト・刺繍作家さんについて紹介していきます。

 

 

 

樋口愉美子

 

樋口愉美子さん(1975年生まれ)は、多摩美術大学を卒業後、ハンドメイドバッグデザイナーの経歴を経て、2008年より刺繍作家として活躍されています。

書籍もたくさん出版されていて、それらはまるで可愛らしいイラスト集や詩集を見ているようです。

海外ではyumiko higuchiのお名前で活動されていて、著書の多くは英語などに翻訳されて世界で販売されています。

 

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青木和子

 

青木和子さん(1953年生まれ)は、武蔵野美術大学を卒業後、スウェーデンでテキスタイルデザインを学ぶために留学されています。

その後、1983年にアトリエを開設され、刺繍作家としての活動を始めました。

ガーデナー(庭師)としても有名で、青木さんの作品のモチーフは庭先の野花などが中心となっています。

 

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川畑杏奈

 

川畑杏奈さん(1980年生まれ)は、刺繍作家としては変わった経歴をお持ちです。

短大卒業後、幼稚園教諭を務められ、その後刺繍作家としての活動を始められました。

主に、刺繍初心者向けの書籍や解説動画を発表されていて、オリジナル刺繍キットも人気です。

annas(アンナス)というアーティスト名でも活動されています。

 

 

 

堀内友紀

 

堀内友紀さん(1988年生まれ)は、2008年より独学で刺繍製作を始め、そこからイラストレーション作品も数多く手がけられています。

その活動は、刺繍作品に留まらず、書籍はもちろん広告デザイナーとしても活躍されています。

 

 

 

小林モー子

 

小林モー子さん(1977年生まれ)は、服飾メーカーでパタンナーとして働いた後に、フランスでオートクチュール刺繍の勉強をされました。

その後、フランス・パリで刺繍アーティストとしての活動を開始し、2010年から日本に拠点を移して「maison des perles」を設立されました。

刺繍アクセサリーの作品を多く発表されていて、オートクチュール刺繍の教室も開催されています。

 

 

 

世界の人気刺繍アーティストは?

日本国内で人気の刺繍作家さんを何人か紹介してきましたが、世界中にも素敵な作品を数多く発表しているアーティストの方がいます。

今話題のアーティストさんを紹介します。

 

 

 

Elin Petronella

スウェーデンの女性刺繍作家さんです。

風景をそのまま切り取ったような作品が特徴です。

使う色は決して華やかではありませんが、北欧らしい落ち着いた色合いが私も大好きです♪

 

 

 

Charles Henry

https://www.instagram.com/p/BoE8T6GhGF2/?utm_source=ig_web_button_share_sheet

スウェーデンの男性刺繍作家さんです。

なんとこの方、先ほど紹介したElin Petronellaさんとカップルなんです!

男性の刺繍作家さんは世界でも珍しくないですが、ストレートステッチをぎっしり刺した作品や細かいフレンチナッツ(ノット)ステッチ(※)を使った点描のような作品が特徴です。

※フレンチナッツ(ノット)ステッチ:結び目のステッチで、花の芯や木の実等を表現するときに用います。

 

 

 

Inge Jacobson

写真引用:INGE JACOBSON  PROJECTS

アイルランドの女性刺繍作家さんです。

元々は写真家として活躍していましたが、そこに刺繍技法を加えた作品も多く発表されています。

今では、刺繍作家としての活動を主としていて、その作品は世界中で数々の賞を受賞されています。

 

 

 

Mister Finch

写真引用:Mister Finch TEXTILE ART  PORTFOLIO

イギリスの男性刺繍作家さんです。

花・昆虫・動物のモチーフとイギリスの伝統的な刺繍技法を組み合わせた作品が特徴的です。

刺繍を施すのは、なんとぬいぐるみなどの立体物です!

優しい色合いは男性とは思えない繊細さを感じます。

 

 

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ここまで、国内外の刺繍アーティストについて簡単に紹介してきました。

皆さん、経歴も作品テイストも色々ですね!

その人の人生を刺繍で表現している…、そんな感想を持ちます。

今回紹介した人以外にも、世界を股にかけて活躍されている刺繍アーティストの方はたくさんいます。

SNSなどを活用して、みなさん作品を世界にアピールしているので、時間がある時はあなたの好みに合う刺繍アーティストを探してみるのも面白いですよ♪

 

桜(さくら)
桜(さくら)
刺繍アートって、こんなに色々な手法があるんですね!
リリー先生
リリー先生
皆んなにも真似できる刺繍アイデアが見つかるかもしれないね。

 

 

刺繍作家 作品は?それぞれの特徴は?

先ほどは、国内外の有名刺繍作家さんを紹介しましたが、では実際どんな作品を発表しているのでしょうか?

ここでは、先程紹介した日本の作家さんについて、それぞれの作品の特徴と代表的な作品を紹介していきます。

 

 

 

樋口愉美子 作品は?

モチーフは、生活に身近な雑貨や野花・小鳥等が多く、温かみのある作風です。

細い線で描くというよりも、存在感のあるステッチで力強くモチーフを表現します。

チェーンステッチをよく使うことも特徴の一つで、それにより手描きのイラストのような可愛らしさがあります。

また、色使いも落ち着いたトーンが多く、可愛いモチーフではあるもののどこか大人っぽくシックな印象も受けます。

 

 

 

青木和子 作品は?

写真引用:てのこと 青木和子~四季の風景を刺す魔法の手~ 「グリーンハンズ」

刺繍作家以外にもガーデナー(庭師)の顔を持つ青木さんならではの、植物や虫をモチーフにした作品が有名です。

その他にも、日常生活で身近な生活用品もモチーフにされます。

日々の生活や旅行先で見たシーンをスケッチし、そのスケッチを刺繍の図案にするのが青木さん流です。

色使いは可愛らしく落ち着いています。

使用されている刺繍糸は青木さんのオリジナル色も多いです。

 

 

 

川畑杏奈 作品は?

写真引用:annnas 2016年作品集 「おやゆび姫」

川畑さんの作品はとにかくメルヘンチックで可愛らしいことが特徴です。

まるで絵本を見ているかのようなキラキラした世界観は、大人はもちろん子供にも人気です。

モチーフは童話に出てくる登場人物や動植物がメインです。

その他、ディズニー等とのコラボ作品も発表されています。

 

 

 

堀内友紀 作品は?

緻密なステッチと、繊細な色使いが特徴です。

まるで色鉛筆で描かれた絵のような仕上がりです。

モチーフは動植物が多く、細い線のステッチを細かく刺して作られる作品ばかりです。

虫眼鏡で見たくなるような密度のある作品は、是非チャンスがあったら実物も見てみたいですよね。

 

 

 

小林モー子 作品は?

写真引用:maison des perles Môko Kobayashi

刺繍アクセサリーが代表作で、その作品には小さいビーズが用いられています。

オートクチュール刺繍のリュネビル技法(※)という技法を使っています。

※リュネビル技法:

クロシェという特殊なかぎ針を使って、たくさんのビーズやスパンコールを生地の裏側から刺繍する独特の手法(リュネヴィル刺繍)が用いられます。

このリュネヴィル刺繍という手法は、1800年代のフランス、リュネヴィルという街で発祥しました。
それ以来、通常の針を使ってビーズなどを刺繍するよりも速く・正確に刺すことが可能になり、素晴らしい刺繍が施されたドレスがたくさん生み出されています。

引用:小さな手芸屋さん オートクチュール刺繍って何?

ポップなモチーフと、フランスの古典的な技法をミックスさせた独特な作風は世界でも人気です。

 

 

 

 

今回はそれぞれ作風に特徴がある5人の刺繍作家さんについて紹介してきましたが、調べれば調べるほど、魅力的な刺繍作品を作っている作家さんがたくさんいます。

普通では思いつかないような素材や図案アイデアがたくさんありますので、是非みなさんも参考にしてみてください。

リリー先生
リリー先生
インスピレーションを受けること、間違い無しだよ!!

 

 

 

 

 

 

 

刺繍作家 本は?人気のものを紹介!

日本国内だけでも刺繍アーティスト、刺繍作家さんって本当にたくさんいて、皆さんそれぞれ特徴的な書籍を出版しています。

ここでは、刺繍作家さんの著書で人気のものを紹介していきます。

 

今回は、刺繍ステッチについて等の基礎知識がわかるというよりも、作品の特徴がよくわかる書籍を選びました。

 

桜(さくら)
桜(さくら)
画集や詩集を読むように、ゆっくりお茶でも飲みながら読みたくなりますね♪ 

 

 

 

著者:樋口愉美子

1月から12月まで、それぞれの月ごとのモチーフを刺繍で表現されている作品集です。

季節を感じる作品はどれも素敵で、北欧の雰囲気も伝わってきます。

 

 

著者:青木和子

「色づく木の葉」「特別でない、特別なもの」…等、まるで詩を読んでいるかのような作品タイトルの数々にうっとりしてしまいます。

身近にあるけど普段は気付かないちょっとしたシーンを切り取って刺された刺繍作品は、見ているだけで幸せな気分になります♪

 

 

著者:川畑杏奈

童話モチーフの作品をまとめた一冊です。

川畑杏奈さんらしい可愛い色合いが多く、大人も子供もワクワクするような本です。

 

 

著者:堀内友紀

ファンタジーの世界を多彩な刺繍糸で表現している作品集です。

緻密で繊細な作品の数々は、一見の価値ありです!

 

 

著者:マカベアリス

刺繍の作品集ではなく刺繍の絵本です!

刺繍作品ひとつひとつに、素敵な言葉が添えられています。

その言葉を読んでからまた作品を見直すと、また別の感想が湧いてきます。

刺繍好きでなくても読むとほっこりする一冊です。

 

 

 

 

今回紹介した以外にも、皆さんたくさんの書籍を出版されています。

モチーフのテーマごとにまとめられていたり、小物に刺す刺繍を取り上げていたり、様々なコンセプトの本があります。

是非、書店などでお気に入りの一冊を探してみてください!

 

 

 

今回のまとめ

今回は、刺繍アーティストとはどんな人か?人気アーティストの本や作品について紹介してきました。

刺繍は常に世界中で親しまれているカルチャーなので、どんどん新進気鋭のアーティストが出てきています。

調べれば調べるほど、驚く作品がたくさん出てきます。

綺麗な刺繍が好き、可愛らしい刺繍が好き、ポップで奇抜な刺繍が好き…etc、刺繍の好みは色々です。

好みに近い作家さんを見つけて、継続してフォローしてみてください!

皆さんの製作活動の参考にきっとなりますよ♪

 

ABOUT ME
ただいまアメリカにて子育て真っ最中の一児のママです。 手芸から日曜大工、部屋のリフォームまで…とにかくモノ作りが大好きで、家事の合間に家でハンドメイドを楽しんでいます。 ハンドメイドを始めたばかりの頃、私自身が困ったり悩んでいたことを少しでもシェアできればと思っています。